ブラームス
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…オソリオ
指揮…バティス
演奏…ロイヤルフィル
好み度…4(5点満点)
オソリオもバティスもメキシコ出身というコンビによるブラームス。
勝手なイメージだが、メキシコというイメージに合った、明るめの熱いエネルギーを感じる演奏。
ただ、エネルギーを感じるのはどちらかといえばオケのほうで、はじけそうなオケを、エネルギーは感じるけど透明感のあるピアノの響きがうまいことバランスをとっているようなところを感じる。
なので、エネルギーは感じつつもどこか清涼な感じもあって、結構特有の魅力を備えた盤になっているように思う。
ロイヤルフィルも音色は華やかなほうだし。バティスのオケは元気だけど、ある意味元気以上でも以下でもなく、この盤は素朴なエネルギー感と透明感と情を感じさせるピアノの音色が魅力の盤のように思う。
所謂ドイツ的でないこの曲を聴きたいときにはよい盤だと思う。
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