RunRunTako

takoのラン日記

100度目の正直

2017年02月05日 15時12分35秒 | ランニング
このところ、たいへん状態もよく、
また、ストレッチの効果もぐんぐんあらわれて、
からだのあちこちがずいぶん動かせるようになってきて、
きのう、ついにほぼ全快と思われる状態になったので、
その状態を確かなものにすべく、きょうも練習をしようと思いました。
早朝ランをしようかとも思いましたが、
けっこうな雨で、ちょっと悩みました。
結局、雨でも森の中ならあんまり濡れないし、
いろんな動きをする山のほうがいいかと思い、山に行ってきました。

家を出るのが遅かったので、三日月山だけにしとこうと
水もなにも持たずにスタートしました。

少し進んだあたりで、
左の肩甲骨の下あたりがずいぶんフリーになっていて、
左肩がとてもスムーズに動かせるようになって、
連動して右足がとても動かしやすくなってました。

きのう、すごくラクに走れると言ってましたが、
さらに自由にラクに走れるようになってました〜ヽ(・∀・)ノ

改めて、肩や背中ってこんなに動かして走るんだな
と思いました。

もう、走りはだいじょうぶみたいだなと思いましたが、
段差の動きはじっくり観察しながら進みました。
段差や坂での左右への重心移動は
まだぎくしゃくしています。
でも、動かし方はもうわかりました。
あとは慣れじゃないかなと思います。

三日月山までは階段でじっくりいったので24分超えました。
いい感じだったので、もう少し練習したくなり、
立花山へも向いました。

すごく走りやすくなっていたので、
自然と平坦では走り出していました。
こんなことは、いままでありませんでした。
なんせ、走りにくかったんですから。
いつも「さあ走ろう」と意識しないと走り出せませんでした。

立花山への途中で喉が渇いてきて、
水がないので、ここは無理すまいと
急登の手前で折り返しました。
歩きの動きもじっくりやって、
ちゃんと動かせているか確認しながら進みました。

残る問題は、骨盤内の筋肉にまだしこりが残っていて
左右の重心移動がスムーズでないことかな。
でも、これはさきほども書いたように、
慣らしていけばだいじょうぶのように思います。

三日月山分岐からは、ホイホイと気持ちよく走りました。
霊園分岐手前の最後の平坦でウィンドスプリント的に走ってみました。
腰がスーーーっと流れるように進みました。
おお〜。
この感覚はいいぞぉ〜!

そのあとはクールダウンとしてのんびり進みました。
平坦ではほぐすようにへらへらとスロージョグしました。
これも、ぜんぜん自由ヽ(・∀・)ノ
もうランはまったくのフリーダム!
これは、完璧にもとに戻ったということじゃないか?
10年前の走りに戻れたんだと思います。
ま、10歳年取ったから、
まんま10年前とはいかないだろうけどΣ(;・∀・)

とにかく、やっと普通に走れるようになったようです。
とにかく、きょうはほっっっんとに気持ちよく走れました。
そして、これからは、
もうずっと気持ちよく走れるんだと思いました。

こうして完治したとか全快したとかって
いままで何回言ってきたでしょうね〜。
もうみなさんうんざりでしょうね。
でも、しかたないよね、だまそうと思った訳でもなく、
その都度本気で治ったと思ってたんだから。
そして今回も本気で思ってます。
今度こそ、
もう3度目のどころでなく、100度目の正直ってところでしょうかね。

さて、この100度目の正直までの経緯ですが、
9年前に右足が自分の意思でちゃんと動かせなくなりました。
動かせなくなった足を動かそうと思って
筋肉に力を入れるということをしていました。
何年かたって、むしろ動かそうと思えば、
力を抜かないといけないんだということに気がつきました。
それから、無用な力が入らないように意識してきました。
そして、そのうちに意識することで力が入ってしまうことにも気がつきました。
そして、無意識に力が入っているところがあることにも気がつきました。
それと、力が入っているいないにかかわらず、
筋肉が固まって動かなくなっているところを動かすために
ストレッチやエクササイズをいろいろやりました。
なんだかんだと試行錯誤してきました。

ひどいコリがたくさんありました。
それこそ、まともに動かせないくらいのコリがあちこちに。
でも、それらを徐々に解消させて行くことができました。

要約すると、からだが固まるだの固いだのといったことに対して
あーでもないこーでもないとやってきた年月だったように思います。

からだってじっとしてたら固くなります。
だから、むしろ動いた方がいいはずだと思っていました。
だから、ずっと走って治そうと奮闘していました。
整骨院でおよそ半年運動制限させられていて、
これはちがうんじゃないかと感じました。

必要なことは、ほぐすことだと思ってやってきました。
ほぐすために、からだを柔軟に動かす山で走りました。
山は土なので、着地が優しいというのもありました。
歩きも速歩ではなく、ゆっくりほぐすような歩きにするようにしていました。
速歩だと、からだを緊張させる動きになり、
着地もかつんかつんと固い着地になり、
それはスピード練習とおんなじだと思っていたので。
とにかく、固くなるのは厳禁だと思って、
そうならないように、からだがやわらかくなるように、
というのを最優先でやってきました。

いま、こうしてよくなってきて、
わたしの考えは間違ってなかったんじゃないかと思っています。
柔らかくすること、固くならないようにすること、
これが基本で、その状態が保てて
はじめて鍛えることができるんだろうと思います。
わたしの場合は、柔軟に動かせる山でなら、筋トレや心肺強化ができました。
また、山で動いて、からだの柔軟性を取り戻すこともできました。
普通にやわらかく走れるようになったら、
LSDで持久力系を鍛えていきたいと考えています。

今度こそ、正直者になれるかな?