ただいま〜!
長崎から帰ってきました〜。
大会前3日間禁酒し、
ブロガーなのに走りに専念しようと写真は1枚も撮らず
いつもに増してシリアスに臨んだ
橘湾岸スーパーマラニック173kmは、
奇跡は起こらず、順当にリタイアとなりました(- -;)
いまの力から、また、いまの故障の状況からしたら、
70km行ければ良しかなと思っていました。
ただ、せっかく173kmにエントリーしたからには
ほかの80km、55km部門よりは長く走りたいもんだと思っていました。
不安のある右ひざと左アキレス腱は、
厳重なテーピングでサポートし、
両足指にはマメ防止のために全部絆創膏を巻いて馬油を塗り、
ほかの擦れそうなところにも馬油を塗りました。
そして、5月4日6:00スタート。
やっぱり、うまく動けずちゃんと走れない状態( ̄◆ ̄;)
で、でも、まあ、想定内。
こんなもん、と思って、走り歩きで進みました。
スタートして2.5kmで稲佐山ののぼりです。
ほぼ歩き。
稲佐山公園内の階段、展望台の階段は、
立花山の急登で鍛えたおかげで
全部1段飛ばしでガシガシ登れました。
展望台の一番上が7km地点稲佐山チェックポイント(CP)。
7:06'37"到着。9'30"/kmペースで着けました。
ここからくだり。
右ひざはテーピングのおかげでまったく問題ない状態でしたが、
左のアキレス腱の問題はかなりカバーできているとはいえ、ゼロにはならず、
少し響いてました。
もともとはくだりは得意なので、走りが遅くともくだりで挽回できていたんです。
でも、こうくだりでも走れないと挽回できるところがないな〜( ´・ω・`)
でも、長く走るためには、ムリはできません。
くだりきって10kmにエイド。給水。
そこから1.5kmのぼり。
5kmくだって、電車通りに出てゆるやかなのぼりを北上。
横道交差点を左へ。
滑石からあぐりの丘めざして、またも坂5km。
少し頭が痛くなってきました。
熱中症ぎみ?
25.3kmあぐりの丘CP、10:07到着。9'45"/kmペース。
顔見知りのボラスタッフがたくさん出迎えてくれました。
「車あるよ、乗ってく?」とか
ろくなこと言わないスタッフがうじゃうじゃ( ̄▽ ̄;)
おにぎりとフルーツをいただいて出発しました。
ここからくだり。
くだって海岸線まで下りて30.7km。
2kmほど進んだたら小さなエイドで飴と飲料を補給。
また急なのぼり。
ここで抜かれたひとをひとり追い越しました。
どうやらのぼりの歩きは速いようです。
のぼりきったら36.8km。
福田霊園エイドがあってバナナと飲料補給、トイレ。
そこから急なくだり。
くだりきって1.5kmほどは平坦で、福田の町をぬけると
今度は女神大橋に向けてまたのぼりです(;・ω・)
女神大橋を渡りきったら45km地点エイド。
北海道から来たOさんがボラをしていました。
つぎは樺島のエイドにいるというので
じゃあ樺島まではがんばろうかなと言いました。
おいしいうどんとお稲荷さんをいただいて出発しました。
13:57'50"出発。10'37"/kmペースに落ちてました。
もうアキレス腱の痛みが増しつつありました。
走りの割合がかなり減ってきました。
女神大橋をくだるとしばらくはほぼ平坦で
ゆるいアップダウンがあるくらい。
このあたりでNさんが故障の調子が悪化してきたとのことでペースダウンし、
このあと前後しながら進むことになりました。
52km地点に小さいエイド。飲料補給。
55km地点の栄上交差点を道なりに右へのぼり。
のぼりきると海が見えて、軍艦島が見えました。
ここから海岸線をアップダウンを繰り返し約5km進みます。
黒浜の集落におりてからは平坦になります。
60.8km地点に小さいエイド。飲料補給とトイレ。
キロ10分台を越えてきました。
う〜ん、もう少し先で越えたかった。
65km地点の分岐を海側へ。野母崎漁港へ向います。
野母崎の集落を進むうちに薄暗くなってきました。
抜けたら権現山ののぼりです。
のぼりの途中でヘッドライトを点灯しました。
またのぼりでひとり追い抜きました。
70km権現山CP。19:44'57"到着。11'47"/kmペース。
CPからおりて公園の駐車場のエイドで
あったかいミネストローネをいただきました。
とりあえずの最低限の目標だった70kmに届いたので
「心が折れてきた」とエイドにいるkimiさんに言うと
「折れない折れない」と叱咤激励されました( ̄▽ ̄;)
しかたがない、先に行くか。
Oさんにも樺島まではがんばると言ったし。
ペース的にはまだじゅうぶん先に行けるペースでしたが
アキレス腱がちょっとやばくなってきてました。
頭痛も続いてます。
疲れもたまってきてからだがぎしぎしになってました。
やめる理由はいくつもできあがってました。
もうほとんど走らず歩いてました。
そのうち完走できないペースにまで落ちるのは目に見えてました。
でも、ペースうんぬんよりも
こうも走りができず、ウォーキング大会になりさがっていることが
辛かったです。
なんのために進んでるんだか・・・
ウォーカーとして鍛えてるみたいじゃないか(;・ω・)
「やめる=根性なし」との図式が頭にあるんですが、
「あしたのためを考えろ」との考えもあり、
そんないろいろな思いを
「いま、なにが大事なのか?」というふるいにかけていました。
権現山からの激しいくだりを約2kmくだったら野母新港の集落。
そこから平坦な海岸線を約3km進むと脇岬。
港町を進み76km地点の樺島大橋へののぼりをのぼると
Hさんが私設エイドをしてくれてました。
もうかなり疲れてきていたので
とてもうれしかったです。
だいぶ心が折れかかっていたので
少し椅子に座って休ませてもらいました。
それで先へ進む気力が少し出てきました。
樺島の町を抜けると、樺島灯台へとまたのぼりです。
のぼりだしてしばらくして雨が降りだしました。
3kmの真っ暗な森の道を進むと
頭上に樺島灯台の火が回ってます。
灯台のふもとが80.7km地点CP。
チェックがおわると樺島の町へと折り返します。
もう、このへんでは7時や10時13時スタートの人たちが入り乱れて
真っ暗な森の中でもこわくありませんでした。
真っ暗でヘッドライトもつけてるので
だれがだれだかわからないけど、
「お疲れさまです」と声をかけあいながらすれ違って
やっぱり大会っていいなあと思いました。
が、樺島を過ぎたら次のエイドまで
また真っ暗なアップダウンの寂しい道を進まなければなりません。
走れていれば、まだいいけれど、
のろのろと歩きで一人きりで進むのは辛いです。
樺島の町にはカレーエイドがあり、ここが83km地点です。
ここでやめることにしました。
23:43'14"。
17時間43分14秒で大会を終えました。
12'48"/kmペースでした。
完走ペースを越えました。
エイドにはNさんが先に到着してて
リタイアするかどうか迷ってると言いました。
N御大がいました。
力強く「俺は行くよ!」と言って出発して行きました。
心を揺さぶられました。
でも、わたしは次につなげるために
リタイアを決めました。
「リタイアします」と高らかに宣言したら
Nさんはじめ、まわりで休んでた人たちが何人か連鎖反応みたいに
「俺も」「俺も」と言いました。
悩んでいたのが吹っ切れたというか、つられたというか・・・
なんだか気持ち、わかります(;・∀・)
スタッフの車で115km地点の茂木エイドまで行きました。
そこで朝まで仮眠しました。
起きて行くとやまげんさんやらあずきさんやらH瀬さんといった
強い人たちがリタイアしていました。
ゴール会場へはマイクロバスで行きましたが
1台で乗り切れないほどリタイア者がいました。
バスの中にも「あ!」とびっくりするくらい
知り合いが乗ってました。
バスに揺られながらみんなぐっすり寝てました。
口開けて「ゴゴ・・・」といびきをかいてる人もいましたが
いいよ、ぜんぜんいいよ。
がんばったんだからね、と思いました。
ゴールの小浜についたら、ボラのお手伝いをしました。
思い返してみたら、ああ、自分も選手だったと忘れるくらい
ボラの時間も長かったなあ。
今回も、あしたのためにと思ってムリせず走らずリタイアを決めました。
いい判断だったと思っています。
でも、ほんっと走れないのが辛かった。
絶対治す!と思いました。
だから、秋に273kmに出るのはやめます。
じっくり完治に向おうと思います。
それから、今回、のぼりの歩きが速かったことと
階段をガシガシのぼれるようになっていたのはうれしかったです。
ハイカーとして成長している模様です。
いや、ランナーとして復活したいのよ、わたし。
今後はもっと走りをじっくり練習しようと思います。
今回進んだ道です。
たくさん、いろんなことがありました。
おもしろいこともてんこ盛りにありました。
つどってくる人たちは素敵な人がいっぱいです。
やっぱり橘湾岸は大好きな大会です。
秋は走るかどうかまだわかりませんが
参加はかならずしようと思います。
長崎から帰ってきました〜。
大会前3日間禁酒し、
ブロガーなのに走りに専念しようと写真は1枚も撮らず
いつもに増してシリアスに臨んだ
橘湾岸スーパーマラニック173kmは、
奇跡は起こらず、順当にリタイアとなりました(- -;)
いまの力から、また、いまの故障の状況からしたら、
70km行ければ良しかなと思っていました。
ただ、せっかく173kmにエントリーしたからには
ほかの80km、55km部門よりは長く走りたいもんだと思っていました。
不安のある右ひざと左アキレス腱は、
厳重なテーピングでサポートし、
両足指にはマメ防止のために全部絆創膏を巻いて馬油を塗り、
ほかの擦れそうなところにも馬油を塗りました。
そして、5月4日6:00スタート。
やっぱり、うまく動けずちゃんと走れない状態( ̄◆ ̄;)
で、でも、まあ、想定内。
こんなもん、と思って、走り歩きで進みました。
スタートして2.5kmで稲佐山ののぼりです。
ほぼ歩き。
稲佐山公園内の階段、展望台の階段は、
立花山の急登で鍛えたおかげで
全部1段飛ばしでガシガシ登れました。
展望台の一番上が7km地点稲佐山チェックポイント(CP)。
7:06'37"到着。9'30"/kmペースで着けました。
ここからくだり。
右ひざはテーピングのおかげでまったく問題ない状態でしたが、
左のアキレス腱の問題はかなりカバーできているとはいえ、ゼロにはならず、
少し響いてました。
もともとはくだりは得意なので、走りが遅くともくだりで挽回できていたんです。
でも、こうくだりでも走れないと挽回できるところがないな〜( ´・ω・`)
でも、長く走るためには、ムリはできません。
くだりきって10kmにエイド。給水。
そこから1.5kmのぼり。
5kmくだって、電車通りに出てゆるやかなのぼりを北上。
横道交差点を左へ。
滑石からあぐりの丘めざして、またも坂5km。
少し頭が痛くなってきました。
熱中症ぎみ?
25.3kmあぐりの丘CP、10:07到着。9'45"/kmペース。
顔見知りのボラスタッフがたくさん出迎えてくれました。
「車あるよ、乗ってく?」とか
ろくなこと言わないスタッフがうじゃうじゃ( ̄▽ ̄;)
おにぎりとフルーツをいただいて出発しました。
ここからくだり。
くだって海岸線まで下りて30.7km。
2kmほど進んだたら小さなエイドで飴と飲料を補給。
また急なのぼり。
ここで抜かれたひとをひとり追い越しました。
どうやらのぼりの歩きは速いようです。
のぼりきったら36.8km。
福田霊園エイドがあってバナナと飲料補給、トイレ。
そこから急なくだり。
くだりきって1.5kmほどは平坦で、福田の町をぬけると
今度は女神大橋に向けてまたのぼりです(;・ω・)
女神大橋を渡りきったら45km地点エイド。
北海道から来たOさんがボラをしていました。
つぎは樺島のエイドにいるというので
じゃあ樺島まではがんばろうかなと言いました。
おいしいうどんとお稲荷さんをいただいて出発しました。
13:57'50"出発。10'37"/kmペースに落ちてました。
もうアキレス腱の痛みが増しつつありました。
走りの割合がかなり減ってきました。
女神大橋をくだるとしばらくはほぼ平坦で
ゆるいアップダウンがあるくらい。
このあたりでNさんが故障の調子が悪化してきたとのことでペースダウンし、
このあと前後しながら進むことになりました。
52km地点に小さいエイド。飲料補給。
55km地点の栄上交差点を道なりに右へのぼり。
のぼりきると海が見えて、軍艦島が見えました。
ここから海岸線をアップダウンを繰り返し約5km進みます。
黒浜の集落におりてからは平坦になります。
60.8km地点に小さいエイド。飲料補給とトイレ。
キロ10分台を越えてきました。
う〜ん、もう少し先で越えたかった。
65km地点の分岐を海側へ。野母崎漁港へ向います。
野母崎の集落を進むうちに薄暗くなってきました。
抜けたら権現山ののぼりです。
のぼりの途中でヘッドライトを点灯しました。
またのぼりでひとり追い抜きました。
70km権現山CP。19:44'57"到着。11'47"/kmペース。
CPからおりて公園の駐車場のエイドで
あったかいミネストローネをいただきました。
とりあえずの最低限の目標だった70kmに届いたので
「心が折れてきた」とエイドにいるkimiさんに言うと
「折れない折れない」と叱咤激励されました( ̄▽ ̄;)
しかたがない、先に行くか。
Oさんにも樺島まではがんばると言ったし。
ペース的にはまだじゅうぶん先に行けるペースでしたが
アキレス腱がちょっとやばくなってきてました。
頭痛も続いてます。
疲れもたまってきてからだがぎしぎしになってました。
やめる理由はいくつもできあがってました。
もうほとんど走らず歩いてました。
そのうち完走できないペースにまで落ちるのは目に見えてました。
でも、ペースうんぬんよりも
こうも走りができず、ウォーキング大会になりさがっていることが
辛かったです。
なんのために進んでるんだか・・・
ウォーカーとして鍛えてるみたいじゃないか(;・ω・)
「やめる=根性なし」との図式が頭にあるんですが、
「あしたのためを考えろ」との考えもあり、
そんないろいろな思いを
「いま、なにが大事なのか?」というふるいにかけていました。
権現山からの激しいくだりを約2kmくだったら野母新港の集落。
そこから平坦な海岸線を約3km進むと脇岬。
港町を進み76km地点の樺島大橋へののぼりをのぼると
Hさんが私設エイドをしてくれてました。
もうかなり疲れてきていたので
とてもうれしかったです。
だいぶ心が折れかかっていたので
少し椅子に座って休ませてもらいました。
それで先へ進む気力が少し出てきました。
樺島の町を抜けると、樺島灯台へとまたのぼりです。
のぼりだしてしばらくして雨が降りだしました。
3kmの真っ暗な森の道を進むと
頭上に樺島灯台の火が回ってます。
灯台のふもとが80.7km地点CP。
チェックがおわると樺島の町へと折り返します。
もう、このへんでは7時や10時13時スタートの人たちが入り乱れて
真っ暗な森の中でもこわくありませんでした。
真っ暗でヘッドライトもつけてるので
だれがだれだかわからないけど、
「お疲れさまです」と声をかけあいながらすれ違って
やっぱり大会っていいなあと思いました。
が、樺島を過ぎたら次のエイドまで
また真っ暗なアップダウンの寂しい道を進まなければなりません。
走れていれば、まだいいけれど、
のろのろと歩きで一人きりで進むのは辛いです。
樺島の町にはカレーエイドがあり、ここが83km地点です。
ここでやめることにしました。
23:43'14"。
17時間43分14秒で大会を終えました。
12'48"/kmペースでした。
完走ペースを越えました。
エイドにはNさんが先に到着してて
リタイアするかどうか迷ってると言いました。
N御大がいました。
力強く「俺は行くよ!」と言って出発して行きました。
心を揺さぶられました。
でも、わたしは次につなげるために
リタイアを決めました。
「リタイアします」と高らかに宣言したら
Nさんはじめ、まわりで休んでた人たちが何人か連鎖反応みたいに
「俺も」「俺も」と言いました。
悩んでいたのが吹っ切れたというか、つられたというか・・・
なんだか気持ち、わかります(;・∀・)
スタッフの車で115km地点の茂木エイドまで行きました。
そこで朝まで仮眠しました。
起きて行くとやまげんさんやらあずきさんやらH瀬さんといった
強い人たちがリタイアしていました。
ゴール会場へはマイクロバスで行きましたが
1台で乗り切れないほどリタイア者がいました。
バスの中にも「あ!」とびっくりするくらい
知り合いが乗ってました。
バスに揺られながらみんなぐっすり寝てました。
口開けて「ゴゴ・・・」といびきをかいてる人もいましたが
いいよ、ぜんぜんいいよ。
がんばったんだからね、と思いました。
ゴールの小浜についたら、ボラのお手伝いをしました。
思い返してみたら、ああ、自分も選手だったと忘れるくらい
ボラの時間も長かったなあ。
今回も、あしたのためにと思ってムリせず走らずリタイアを決めました。
いい判断だったと思っています。
でも、ほんっと走れないのが辛かった。
絶対治す!と思いました。
だから、秋に273kmに出るのはやめます。
じっくり完治に向おうと思います。
それから、今回、のぼりの歩きが速かったことと
階段をガシガシのぼれるようになっていたのはうれしかったです。
ハイカーとして成長している模様です。
いや、ランナーとして復活したいのよ、わたし。
今後はもっと走りをじっくり練習しようと思います。
今回進んだ道です。
たくさん、いろんなことがありました。
おもしろいこともてんこ盛りにありました。
つどってくる人たちは素敵な人がいっぱいです。
やっぱり橘湾岸は大好きな大会です。
秋は走るかどうかまだわかりませんが
参加はかならずしようと思います。