RunRunTako

takoのラン日記

橘湾岸スーパーマラニック2018島原ステージ参戦

2018年11月04日 16時19分11秒 | 大会記
ただいま〜(* ̄∇ ̄)ノ
小浜から帰ってきました〜。

では、早速報告をば。

11月2日金曜日
23時スタート。
約300mで緊張がはじまり、硬直しそうになり、
集団の中程で走っていたんですが、離脱しました。
その後は10歩前後で硬直するようになり、
それは最後まで続きました。

5〜10カウント走って3〜5カウント歩きで進みました。
というか、そうでしか進めないので
そうするしかありませんでした。

抜かれるときに「がんばりましょう〜」と言ってもらえるんですが、
それはきっとランナーの気遣い、やさしさだとはわかっているんですが、
なんだか歩いてるのが根性なしに見えてるんじゃないかと思えてしまって
悔しい気持ちでいっぱいでした。
そして、こんな進みでは、関門に間に合わず、
完走できないことが早々にわかってしまいました。
でも、どうしようもない。
絶望感が広がりましたが、
とにかくいけるとこまでがんばってみよう、
と進み続けました。

5.2km後山バス停 48'28(48'28)
10km田ノ平カーブ 52'34(1:41'03)
10kmすぎてすぐ、0:00スタート組に抜かれだしました。
情けないです。
やさぐれそうになる気持ちを制御して
冷静に進むので精一杯(;・ω・)
シェッドが続き、気味の悪いエリアにも関わらず、
もうそれどころじゃない。
とにかく進む。

13.9km津波見エイド 35'11(2:16'15)
エイドではT松くんがパワー分けのおまじないをしてくれました(^^)

18km加津佐ファミマ前 52'25(3:08'40)津波見エイドでの休憩込み
21.4km口之津エイド 28'47(3:37'27)
かつこさんが気遣いの熱いお茶を出してくれました。
遅い人はからだがあたたまらないのを知っていてくれてるんですよね。

25.3km石材店前 49'57(4:24'25)口之津エイドでの休憩込み
30.4km原城址 52'47(5:20'12)
35.6km西ノ浦バス停 1:04'28(6:24'41)原城址エイドでの休憩込み

あちゃ〜。もう夜が明けてきてしまいました。

41.2km堂崎公民館バス停エイド 51'19(7:16'00)
45km歯科前 48'12(8:02'13)
途中公衆トイレ休憩
51.2kmふかえエイド 1:02'51(9:05'05)トイレ休憩込み
途中コンビニ休憩

島原市街地に入って信号待ちしているところに
ボラのO川さんが車で立ち寄ってくれて給水させてくれました。
いい走りをしてると言ってくれました。
褒め育ての達人だなあ。
元気出ました(^^)

55km島鉄高架上 50'54(9:55'59)コンビニ、O川さん休憩込み
57.7km島原城エイド 40'29(10:36'28)
途中コンビニ休憩
がまだすロードのガード手前の信号で
よれよれのランナーに追いつきました。

ここまでずっと5〜10カウント走って3〜5カウント歩きで進んで来てましたが
ここでよれよれになってるランナーさんと一緒に
話しながら歩いて進みました。
次の関門は厳しいですよねという話をしました。
半分諦めてましたが、
地図を見て距離を計算したら
もしかしたら間に合うのかな?と思いました。
60.5kmがまだすロードガード下 47'00(11:23'28)島原城エイド、コンビニ休憩込み


この風景を今回も見ることができました( ̄▽ ̄)

しばらく一緒に進みましたが、
彼はもうまともに歩くのも難儀だというので
わたしはとりあえずがんばれるだけがんばってみることにして
離れて行きました。

こう配が急で、走るよりも大股でガシガシ歩いた方が速いようでした。

ここで日頃の三日月山登山の効果が出たようです( ̄▽ ̄)
ゼーゼーいいながら、きついきついと言いながら、
時計をちらちら見て、間に合うか?間に合うか?と
必死に進みました。

途中、湧水公園にエイドがありましたが
もうここはがんばれるだけがんばってみようと
スルーして先を目指しました。

最後のヘアピンカーブの手前あたりで
間に合いそうになってきました。
「間に合う!間に合う!」とうれしい思いになったのと同時に
こうしかできない自分が悲しくてくやしくて
涙が出てきました。

最高点を過ぎてくだりになったら
よちよちと走りました。
走りももうよちよちとしかできなくなっていました。

66km平成新山エイド 52'12(12:15'41)
ああ、間に合った〜!
エイドに座り込もうとした瞬間にさっと
こっちゃんがエイド食の杏仁豆腐を差し出してくれました(^^)

きつくてきつくて、ぶったおれたいのをがまんして、
次をめざして進みだしました。
もう、つぎの関門には到底間に合いませんが、
いけるとこまで行くことにしました。

急激なくだりをよちよちとではありますが
なんとか歩かずに走り続けました。
が、2kmくらいくだったくらいから、
ムリな走りのせいで右足の甲の外側に激痛が出ていて
それに耐えきれず、止まって
いて〜よ〜、いて〜よ〜と言ってたら
エイドを撤収したボラのみんなが
がんばって!と応援しながら車で通過して行きました。

うん、がんばろう。
でももう、走るのはやばそうなので、
歩いてくだりました。

するとひとりのランナーに追いつきました。
話をしながら一緒に進みました。
しばらくダラダラ進んで
70kmのエイドに着きました。
本来無人エイドですがボラがいてくれたので
ここで収容してもらおうかと思いましたが、
あと4kmで次のエイドなので、
そこまで行ってエイド食をどうぞ(^^)
と言われてしまい、そんじゃあ行くかと
また進みだしました。

だんだんわたしは痛みでビッコでしか進めなくなってきました。
そこにまたまたO川さん登場です。
車に乗るも良し、エイドまで行くも良し
と言われました。
そう言われちゃうと、行くしかないと思い、
行きますと言いました。
もうあと1.5kmほどでしたし。

でも、この1.5kmが遠い遠い( ̄◆ ̄;)
やっとの思いで74.2km深江運動公園エイドにたどりつきました。
1:45'25(14:00'06)
わたしの秋の橘が終わりました。

ゴールについてたくさんの仲間と話しました。
いびさん(整形外科医)がゴールしてきて話しをしたら
それ、ヘルニアじゃないかなあ
と言われました。
おお、そうか!ヘルニアか!
10年以上前に故障した当初に何件も病院を受診して
ヘルニアとは言われていたけど
いつのまにか、この硬直の症状がヘルニアからきてるということが
思いつきませんでした。
なんでかなあ?

そういや、わたしヘルニアだわ。。。

妙に合点がいき、なぜかほっとしました。
ああ、なんだ、そうだったのかと。
これまで、うまく走ろうと練習してきたことは
ムダだったんだ。
動きがヘタなんじゃなく、ヘルニアで力がいかなかったんだ。

あ、そうそう。
ヘルニアはたいしたことなくて梨状筋症候群だという診断を受けて
ずっとそうだと思ってしまっていていたんでした。
だから、症状がヘルニアに結びつかなかったんでしょう。

だったら、動きの練習はもう、ヘルニアが治るまでは
してもしょうがないんだなと思いました。
そんじゃあ、しょうがないなあ。
ヘルニアがよくなったら、
しこたま走ることにして、
それまでは山で遊ぶしかないね。

で、近いうちに、また改めて整形外科で検査してもらいます。
いび先生から(ほかにもkimiさんとかみんなからも)
しつこく検査してもらえと言われたし(^^;)>

結果は残念で、悲しくて悔しいものでしたが、
動けない原因のメドがたってほっとしたし、
なにより、わたしはたくさんの仲間に
見守ってもらえてるんだなあということを感じられました。
あちこちで心配してもらい、気遣ってもらい、
応援してもらいました。
ほんとうにほんとうにみんなありがとう!
おかげで悲しくてくやしい大会が、
とっても素敵な思い出になりました。

きょうは筋肉痛でろくに動けませんが
また次に向ってがんばっていきます(  ̄^ ̄)ゞ