今年の1月に八丈島でめぐり会ったクラゲウオ
とても珍しい 生態も良く解っていないサカナです
冬の冷たい海 しかもエントリー口の浅い水面近く
いざカメラを構えてみても ドライスーツで
ぷかぷか・・・・・・・・揺れ揺れ・・・・・・
サカナはファインダーからはみ出し
とても撮れないと 3分位で諦めようかと思ったほどでした
それでも 5~6cmの透明感のある何ともキュートなサカナ
その上 ちびちゃんが付きまとっているではないですか
何とか撮れたら!!
そんな思いと ガイドしてくださるコウタローさん ヒロくんも
何とか撮れるようにとアシストして下さるので 折れそうな気持と
闘いながら 必死に集中してシャッターを押して撮れたのが上の
カットでした
翌朝 誰も来ていない海に入ったら ヒロくんが
エントリー口で見つけてくれた 前日のクラゲウオ
ミラクル 前日は 夕方でしたが
朝は雰囲気が違っていたので 明るい海面を綺麗に
入れたくて 再び揺れとの闘いで 全く違う雰囲気で撮れたカット
サカナが白く写るのが ちょっとふやけた様で気持ちが悪いかも。。。。
人それぞれ感じ方が違うし 自分でも どちらが好きかと言ったら
上のバッチリ撮れている方がいいのかなぁ~~~と。。。。。
『 水面(みなも) 』
このカットは 水面の波と 朝の低い光が感じられ 泡が点々と光って
空を見上げるサカナの様で気に入り 今回の写真展『水のとき』
に出品させて頂きました
実は サカナの顔部分にきっちりとピントが合っていないし
『水のとき』 のタイトルを意識した この選択は冒険でした
今回 自分の思いが少し伝わったかなと感じられたことや
海での偶然の出逢いが どれだけ素晴らしいものなのか
あらためて そんな海の中に潜れる幸せを
じっくり味わったのでした
写真展は 10日(木)14:00で終了
ご来場頂いた皆さまにはお礼申し上げます
残念ながら ギャラリーで見て頂けなかった方々には
こちらの画像を見て頂けて良かったです