未知の海に生息する蛍光色に輝いているオオカワリギンチャク
ついに この目で見て撮って来る事ができました
紀伊半島の南西側 みなべの海に
写真展で昨年初めてお目にかかった(お名前は以前からよく知っていて)方に
連れて行って頂きました
世界的にも珍しい貴重な種で 昨年 この海を県の文化財とし 天然記念物に
指定、 保護をするようになったそうですが・・・・
群生している写真を見ていたのですが 現在は激減しているので
水深40mの 生息場所では 即座に見つけて 撮影し 長いは禁物 と
事前に伺い 潜降していくと 想像よりかなり小さくて しかも 被写体が少ない事に驚き
衝撃を受けてしまいました
激減の原因は 環境の変化もあるようですし
自分も含め 珍しいから見に行くダイバーも増えた事も 少なからずあるのかもしれません
これ以上の減少が無い事を祈りたいです
サクッと撮った後 水深を上げていく時に 可愛いウミウシ発見
シンデレラだと思い込んでいましたが 色合いが違っているし
アオウミウシ属の1種だそうです
ニシキウミウシ 白いものが 点々並んでいますが なんとコペポーダがこんなに!
アクセサリーのよう
小さなトゲトサカが たくさん目に付き アミメハギのちびちゃんが
寄り添うように泳いでいます
移動中に ぴかちゅう 2個体も発見 久々の出逢いでした
ハダカハオコゼ 小さくて可愛いし 動かないし・・・・アーティスティックには
撮れないけれど。。。まるでアクリル樹脂の作りモノ
動き回る タスジウバウオ ウミシダも多くて周辺を泳いでいるので
ウミシダとの絡みが 絵になってしまう!!
スジタテガミカエルウオのちびちゃん 穴からは出てきてくれませんが
拡大してみると 成魚の模様があり とってもキュートだったのね・・・
こんもりとしたステキな貝のヤドカリ 長ーい糸の様なモノをなびかせて
小さいけれど 鋭い目をしていますね
エントリーした場所の海底に アミメハギの1cm位のちびちゃんが ふらふら
こんな白くてステキなウミシダに入って出てこない子 よく発見できますね^^
K兄さんのお手柄~~
巨大ミカドウミウシの二次鰓近くに ウミウシカクレエビ 隠れています
目の前の火山の噴火口を見つめていて 何やら噴火口から見えていますが
すぐに 噴火~~~結構長さのあるマグマを噴出
これ 噴火口から 脱糞中~~ スミマセ~~~ン
一番 衝撃を受けたシーンだったかもしれません
こちらも 見た事がない珍しいシーン・・・・
ウミシダが 産卵し 細かい球体を たくさん放出しています
大好きなソラスズメダイが ウミシダに集結
このウミシダも産卵し その卵を食べに来ているそうなのです
こんなシーンを見たのも初めて
クマノミちびちゃん 尾の上の方まで白い線があり とってもキュートでした
それを照らす オレンジの月・・・・普通の大きいクマノミの胸あたりかな!?
ハードコーラルも ソフトコーラルもたくさんあって ちびちゃんたちも可愛らしく
いつも見ていない生物もいっぱい! 感激の海を満喫
L-Dive の LEEさんにガイドをして頂きました