真夜中のひとりごと・・・・・☆

ちょっと元気なリラックスタイムに心動いた事など・・気まぐれに色々と できれば画像も加えて書きたいと思いま~す。

『生きた化石』との出逢い@古座川

2023-07-09 | ダイビング


 紀伊半島の先端近く古座でダイビングでしたが 和歌山県に行ったのも人生初 

  古座の海に潜った感動を blog に記録するのも中々大変なことなので後回しになっていますが・・・・

     海の合間に 古座川に オオサンショウウオを見に連れて行ってもらえるというので

    真っ先に志願  していました

  本物を見たことは全くなく映像や写真では目にしていますが 大きさなど見当もつかない 激レア生物 

   日本の固有種で 世界最大の両生類だとか 

      国の 特別天然記念物に指定されています 

 海に面した古座のダイビングショップから 狭い山道を上り 下り 殆ど車と出会うこともなく1時間あまり走ったでしょうか

  まっすぐに伸びる杉林の下を 綺麗な川が流れているのが古座川でした

      民家がある場所から 川に降りていくと 渓流が 静かに流れ 水はとても澄んでいて冷たいこと 

  ドライスーツは着ていますが 海の水温よりずっと低く感じられ オオサンショウウオが潜む場所としては 納得の美しさ



 しばらく 探してもらい 見つかったという岩の下に移動

    のぞき込むと 思ったより大きい個体が横たわっていました 2m近いのではないでしょうか・・・

        まだら模様で 頭の向きがようやく分かり 光のない岩陰でも撮れる様カメラの設定をしていると

    人の気配が分かったのか 川の流れに乗って 下っていくのが分かり

      こちらも流されて続くことに。。。。。



  透明度が良いので 先にいるのがよく見えて 身体の全体が目の前に出現 

    感動と興奮でいっぱいいっぱいでしたが とにかくシャッターを押さないと

       と 大きな身体をファインダーに収める事に必死 

   現実にこんな生物がいるんだ~~~~~~という興奮は収まらず 



 幸運なことに 目の前に  

   この時のカットを トリミングして見ると 大きな口とつぶらな目 

     白い粘土で作って 中央に黒い点を書いて貼ったような小さな目には瞼はありません

   肉眼では把握していなかったのですが 画像を見て 更に感動してしまいました

     尾と身体の太さが変わらず 寸胴で太くて 前足の指が4本 爪なしで 愛らしい感じ

    後ろ足の指は5本 やはり爪がなく 

       非現実世界の生き物のようです

   トカゲのようで怖いのかと想像していたら やたらと頭が大きく扁平で 身体に釣り合わない短い手足が

      ゆるかわ風のキャラクターのようで愛くるしさを感じました 



  岩の下に潜るのか・・・・!? と思いきや




  岩をよじ登って行き その後隠れる場所を見つけたのか姿が見えなくなりました 


 川の水流が結構強くて 大変でしたが

    オオサンショウウオに逢えた!!!という感動で胸がいっぱい




  気持ちをクールダウンしながら 流れのない場所で 鮎 を撮影

      そして 半水面で 風景も撮って



   こんな感動のツアーをしてくださった DIVE KOOZA の上田さんに感謝です


           https://dive-kooza.com/

  どこに隠れているのか・・・・・尻尾しか見えないかもしれないよと忠告をもらい

     運良く見られたらいいな!と思っていましたが

    梅雨時なのに 連日天気が良かったことも好条件 

        本当に貴重な体験をさせて頂き感謝しています

    
  川に降りる前に出会った集落を巡回しているお年寄りから 昔は山で食糧不足だったので 食べていたこともあった
 
    と衝撃の話を聞きましたが 中国では食用の種類がいて 日本にも持ち込まれ交雑種も

      他の地域では生息しているとか・・・

 稀少な生物を護らなければ!と痛感してしまいました