67camper's Blog

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動きだした我が家のGrandfather's Clock

2009-01-03 06:54:28 | 時計

 2000年の8月にできた拙宅に、友人勇士たちが新築祝いにプレゼントしてくれたのがうちの玄関ホールに鎮座するGrandfather's Clockです。こういう時計は、ホールクロックともいわれ、よくホテルのロビーなどにおかれているものをみると思います。平井堅さんの唄で何年か前に話題になった古時計のモチーフとも言える時計で錘が下がって行き振り子がふられ、15分ごとにウェストミンスターチャイムが鳴って時を知らせてくれます。いわゆる機械式時計なんですが、最近はクオーツで動く時計もあるようですね。


 我が家のホールクロックは米国Howard Miller社製のものと思うのですが、最近はよく出来た中国製もあるようですので、ひょっとしたらそれかもしれないなと思っています。昨年、ワイヤをひいて錘を上げたあとに突然動かなくなりどうしたものかと悩んでいましたがあまりの大きさ(高さ約2m)に時計屋に持って行く気力も沸かずインテリアと化していました。年末大掃除のときに、女房が修理出そうと言い出し、見積もりをしてもらおうと地元の時計屋に写メを撮って行ったのです。なんと時計屋で修理だと5万円、メーカー送りだと10万円という事でした。この不況のおり、「直せないや」と思ってもう一度鍵でドアを開けるわ、後ろをはぐってメカニズムをみてみるわ(わかる訳ないのに・・・。こりゃ、ワーゲンのエンジンより手強いぞ!)これでHoward Miller社の刻印、シリアルナンバーまで焼き印で入っているのを確認で来ました。それでも中国はここまでやるか?なんてまだ疑っていたりします。問題の不具合は、簡単な事でワイヤの先端が底板の隙間にはまり込んでいました。そのために錘が下がれなくなり止まってしまっていた訳です。このはまり込みを解除して振り子を振っていると、復活です!!!。

 ほとんど諦めていたホールクロックは再びカチカチと時を刻み『キンコンカンコーン、キンコンカンコーン』の聞き慣れたチャイムを鳴らすようになりました。こんなに嬉しい事はそんなにないですよね。5万円儲けた気分で、ちょっとした年末の贈り物となりました。