67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

こんなに優秀なビッグバンドが幾つもあったのか!

2009-01-11 12:43:24 | jazz & vocal
Here Comes the Swinging Bands/V.A.
(Verve MGV-8207)


 先日のチャーリー・ベンチュラのログでも解説したようにグランツの名手の競演の手法はこのレーベルの隆盛を支えた一つのタクティクスでしたが、多くの専属アーチストを抱えていたため、ボーカルやビッグバンドなどのテーマを決めたコンピレーションも容易に作成できる状態にあったと言えます。こういう手法は、勿論Verveに限った手法ではないですが、ビッグバンドだけでコンピ盤というのは極めて難しいテーマだったのか、他レーベルではあまり見られませんよね。本日はCount Basie, Gene Krupa, Woody Herman, Dizzy Gillespie, Lionel Hamptonの5つのビッグバンドの演奏を集めたVerve盤をアップいたします。

 単に、5つのバンドの名前を聞いただけではピンとこないかも知れませんが、この時代のこれらのバンドには後にリーダーアルバムを作るだけの実力に溢れたプレイヤーが所属しており、短いながら彼ら名手のプレイを聴くことが出来る点がすばらしいですね。BasieはA-1"Roll 'Em Pete"と"One O'clock Jump", Bラスの"Lady In Lace"の3曲です。A-1のJo Williams(vo)とBラスのFrank Foster(ts) がfeatureされます。Krupaは"Let Me Off Uptown", "That's What You Think"ではAnita O'dayのボーカルが圧倒的です。絡むEldridgeの声もラッパも絶妙ですね。GillespieはA-4"Jordu", B-2"Groovin High", B-6"That's All"の3曲で, A-4のBilly Mitchell(ts), B-2のErnie Henryのプレイが聴かれます。HamptonはA-5"It's A Blue World"とB-1"Midnight Sun"です。前者での後のMitchell-Ruff DuoのpianistとなるDwike Mitchellのピアノが聴かれる事、後者は十八番ですがHampのヴァイブはさすがです。そして馴染みの薄いWoody Hermanですが、A-3"Stompin' At The Savoy", Aラスの"Perdido", B-5"Blue Lou"の3曲がとりあげられています。Nat Pierce(p), Chubby Jackson(b)のプレイやハーマン自体のクラリネットも楽しめるのがいいですよねぇ。

 所有盤はVerve, トランペットラベルのモノラル盤です。盛りだくさんですが、裏解説を読みながら聞けば、誰のソロか判読できるし結構興味深いものがあります。まず、カバー片手に聴く事をお薦めしますね。

DiGiorgioのブリッジ交換

2009-01-11 00:35:31 | アコギ
アコギファンの皆さん、お元気ですか?
今年も宜しくお願いいたします。
年末から、個人的にはちょっとしたボサノバブームです。



 というのも、ブラジルから購入したDiGiogioのガットギターの弦高が高く、ブリッジを操作して弦高下げようとしました。ご存知のように弦高が下がると音が小さくなっちゃいますよね。いつでも元に戻せるように付属していたプラスティックのブリッジは保存しておいて、あたらしいブリッジを牛骨で作ってもらいました。結果は?、幾分弦高は下がり、弾きやすくなった感じはあります。音は立ち上がりがやや良くなった感じでしょうか?

 イパネマの娘、おいしい水、コルコバード、黒いオルフェ、この辺りまではコード進行を覚えました。弾き語りはやっぱり唄です。これが問題だ!