67camper's Blog

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真のジャズジャイアント,エリントン

2012-02-18 15:32:02 | jazz & vocal

The Popular/Duke Ellington
(RCA RJL-2515 jp.reissue)

 先のホレスに続き,ジャイアントをまた一人行ってみましょう!今日はエリントンです。ベイシーと並んで米国ジャズ界を代表する2つのビッグバンドの一角であることには誰も異論の余地はないでしょう!今日は,これ一枚でエリントンのエッセンスを感じ取ろうってことで,66年録音のRCAの"The Popular"です。

 メンバーも古くからのメンバーが多く残っているし,エリントン作の名曲のオンパレード,更に他のアルバム以上にエリントン自身のピアノも聴けるということでエッセンスの凝縮度は良い悪いは別として群を抜いていますね。一応,メンバーを紹介しますね。Cootie Williams, Herbie Jones, Mercer Ellington, Cat Anderson(tp), Lawrence Brown, Buster Cooper, Chuck Connors(tb), Harry Carney, Russell Procope, Johnny Hodges, Jimmy Hamilton , Paul Gonzalves(reeds), Duke Ellington(p), John Lamb(b), Sam Woodyard(ds)の面々です。収録曲も有名曲ばかりで,A面は"Take The A Train"(Duke, Cootie), "I Got It Bad"(Hodges), "Perdido"(Connors, Carney), "Mood Indigo"(Duke, Procope), "Black And Tan Fantasy"(Carney, Cootie, Duke), B面に入って唯一の新曲"The Twitch"(Hodges, Gonzalves, Cootie, Cooper), "Solitude"(Brown), Do Nothin' Till You Hear From Me"(Duke, Brown), "The Mooche"(Cootie, Procope, Hamilton), "Sopjisticated Lady"(Duke, Hodges, Brown), "Creole Love Call"(Cootie)の11曲です(括弧内は主なソロイストです)。もう説明不要ですよね。名手をここまで揃えていたエリントン,まさに真のJAZZ GAINTです。

 所有盤はビクター再発の廉価盤です。ビッグバンドが苦手な方でも一回は耳にしておいた方が良いアルバムと思います。