1996年に放映されたテレビドラマ「協奏曲」に煮豆が出てきました。建築家(田村正和)と弟子(木村拓哉)、その2人の間で揺れ動く女性(宮沢りえ)の物語。彼女が豆を煮るシーンがよく出てきたのです。大きなタッパーに入れて食べる姿が印象的でした。
その頃、職場に煮た花豆が届けられました。3時にいただく花豆の美味しさにほっこりしたものでした。その味わいに惹かれ、私も花豆を煮るようになったのです。
新コロナウイルス感染拡大の第二波が憂慮される日々。まだ外出に制限があり、ステイホームが続いていると思います。さらに、今は憂鬱な梅雨のシーズンです。こんな時だからこそ、豆を煮たくなりました。自分で作ると、甘さを調節できるからいいんですね。