心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

甲骨文「虎」

2010-05-22 | 蘭秀会書展
                      (50cm×140cm位) 写真提供:Aさん


今日は蘭秀会展3日目。明日最終日。
始まってみると4日間はあっという間です。。。

Kさん、会期が4日間ってのはちょっと短くないですか・・って 
そりゃもう、数ヶ月かけて一生懸命育ててきた作品ですゆえ、
一人でも多くの方に見て頂きたいという思いも沸くわけでして。
(でもね・・主婦がほとんどの会ゆえ、4日が程良いということもあり 

作品の写真を整理しながら、お一人お一人のお顔が浮かんできます。
それぞれに、自分や作品と向き合って来られた真摯な思いが
伝わればなぁ・・って思います 

さて、今日もまたちょっとづつ作品のご紹介。

最初の写真は、by 沙於里の甲骨文の「虎」。
アップの写真は→ここをクリック

原本は↓の一番左のを横にして。


原本は虎というより、寝ぼけた馬みたいだけど
叢に潜み、威風堂々と牙をむく虎をイメージして、太い尻尾を勢いよく書いてみた。
今回、自分では一番愛着のある作品かな。。

会場では、正面玄関入って左手のパネルになっていて、
その反対側には、会の皆様38名分の寅も一緒に、皆さまのお越しをお待ちしております 


今日は第1ギャラリーの作品から。


上の原本一番右の金文「虎」字から。美大出のAさんのセンスは独特です


お花との響き合う空間に「千里鶯啼緑映紅」の景色が浮かんできて 


白秋の句。線にも造形にも空間にもやさしさが滲み出てます


甲骨文の「無」から。落款が斜めだからと雅印も斜めに押され


左は85歳のM氏。右は合唱もされているKさん、今年の作品はおっとりと


大胆な払いが気持ちいい獨坐大雄峰。実篤の詩。自詠の句を書かれたSさん。


空間の使い方が 上の好樹・・と同じくKさん。活け花の先生でもあるFさん。


Kさんのお人柄が滲み出てます。 啄木の歌。いつも熱心なHさん。


途中から書風を変え「風」がおおらかに~。マイケル・ジャクソンへの追悼の言葉を書かれて。


ここ数年、仮名を熱心にお勉強中で今年も全紙に挑戦されたOさん。


ちょっと画像暗いですね・・ どちらもステキな仮名作品です


線と造形が個性的。上の写真、甲骨文の「無」も書かれたEさん。実篤の詩。



加賀での屏風 と同じ于武陵の詩:沙於里(2尺×6尺) 写真提供:Aさん


そして第2ギャラリーの作品も、夕方撮影したのでなんだか画像が暗かったので
今日新たに撮影をして明日またご紹介させて頂きます♪

ではでは、今日も嬉しい楽しい一日となりますように~ 
コメント (6)
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