「無二」 越智 麗川氏
久々の書展。
私もご一緒させて頂いている10人による書TEN。
そのメンバーのうち、7名が現日会。(私は今はフリーなのでして )
ということで、その方々の作品の中からご紹介。
まずは、書もお人柄も尊敬と憧れ、越智麗川氏の「無二」。
社会に目を向けた作品を多く書かれる越智氏。
今回の作品へのメッセージが添えられていたので記載します。
戦火の下で逃げ惑う人々にも、貧困の中で飢えに堪える人々にも、
病と戦い痛みに苦しむ人々にも、かけがえのない無二の命がある。
「何のために生きるのか、何のために生かされているのか」
生きる意味を問いながら、争わず、憎まず、妬まず、恨まず、怒らず、
全ての人々が、積極的に生き抜くこと、生きることを全うすること、
かけがえのない無二の命があることを喜びとなるよう祈ります。
このメッセージを拝読しながら作品に向かうと、私なりのイメージも浮かんでくるのでして。
生きるエネルギー、儘ならないねじれた現実、見え隠れする希望、
地に足をつけようと、そこに蠢く生の営み。
様々な状況の中で、生き抜く術を、それぞれが探して行こうぞよ~ってね
この「無二」の小品も。
ひゃんひゃんひゃんと、走ってるような。
それぞれに世界があるけど、私はこちらがタイプです
写真を撮り損なってしまったけど、同人の古屋藍水氏の作品にも
作者の思いを感じました。
生きている 生きねばならぬ 生きられる
このことば、私も書いてみたくなりました。
書TENの代表、木原光威氏の「天地交響」。
墨の濃淡、躍動する線からは、生々しい呼吸、解放感を感じ
天地交響という言葉と、まさに響き合ってる~と、
そこに流れる音楽をしばし聴いていました。
作品アップ
そして小品。大胆にタクトを振っているような
こちらは伊地知星夏氏。
全体が景色のような構図からは、言葉の余韻を感じます。
漢字の作品でも、こういう世界が好きです。
左:谷合双辰氏 素直に美しいなぁと思えるのでして。
このたおやかさ、私にもっとも足りないもの
右:中谷翠泉氏 金文・甲骨文をテーマにされている中谷氏。
強い線だからこその余白の美しさ。
釈文は「十六夜清心」
こちらは、越智氏のお社中、山本洋三氏の作品。
今回、同人格奨励賞を受賞されたそうです。
洋三先生のブログも~ ⇒ Yoz Art Space
そして~時々書談義?を交わす、植草凌花氏の「一歩」
彼女も甲骨・金文をテーマにされています。
ここでご紹介させて頂いたのはごく一部、まだまだ素敵な作品たくさんありました。
私も刺激を頂いて、今日はまずは久々の書展レポートでございました。
現日会代表書作家展は4月5日~10日 銀座鳩居堂で開催
またその頃にご案内させて頂きます。
スマホ撮影、画像がボケ気味ですみませぬ
久々の書展。
私もご一緒させて頂いている10人による書TEN。
そのメンバーのうち、7名が現日会。(私は今はフリーなのでして )
ということで、その方々の作品の中からご紹介。
まずは、書もお人柄も尊敬と憧れ、越智麗川氏の「無二」。
社会に目を向けた作品を多く書かれる越智氏。
今回の作品へのメッセージが添えられていたので記載します。
戦火の下で逃げ惑う人々にも、貧困の中で飢えに堪える人々にも、
病と戦い痛みに苦しむ人々にも、かけがえのない無二の命がある。
「何のために生きるのか、何のために生かされているのか」
生きる意味を問いながら、争わず、憎まず、妬まず、恨まず、怒らず、
全ての人々が、積極的に生き抜くこと、生きることを全うすること、
かけがえのない無二の命があることを喜びとなるよう祈ります。
このメッセージを拝読しながら作品に向かうと、私なりのイメージも浮かんでくるのでして。
生きるエネルギー、儘ならないねじれた現実、見え隠れする希望、
地に足をつけようと、そこに蠢く生の営み。
様々な状況の中で、生き抜く術を、それぞれが探して行こうぞよ~ってね
この「無二」の小品も。
ひゃんひゃんひゃんと、走ってるような。
それぞれに世界があるけど、私はこちらがタイプです
写真を撮り損なってしまったけど、同人の古屋藍水氏の作品にも
作者の思いを感じました。
生きている 生きねばならぬ 生きられる
このことば、私も書いてみたくなりました。
書TENの代表、木原光威氏の「天地交響」。
墨の濃淡、躍動する線からは、生々しい呼吸、解放感を感じ
天地交響という言葉と、まさに響き合ってる~と、
そこに流れる音楽をしばし聴いていました。
作品アップ
そして小品。大胆にタクトを振っているような
こちらは伊地知星夏氏。
全体が景色のような構図からは、言葉の余韻を感じます。
漢字の作品でも、こういう世界が好きです。
左:谷合双辰氏 素直に美しいなぁと思えるのでして。
このたおやかさ、私にもっとも足りないもの
右:中谷翠泉氏 金文・甲骨文をテーマにされている中谷氏。
強い線だからこその余白の美しさ。
釈文は「十六夜清心」
こちらは、越智氏のお社中、山本洋三氏の作品。
今回、同人格奨励賞を受賞されたそうです。
洋三先生のブログも~ ⇒ Yoz Art Space
そして~時々書談義?を交わす、植草凌花氏の「一歩」
彼女も甲骨・金文をテーマにされています。
ここでご紹介させて頂いたのはごく一部、まだまだ素敵な作品たくさんありました。
私も刺激を頂いて、今日はまずは久々の書展レポートでございました。
現日会代表書作家展は4月5日~10日 銀座鳩居堂で開催
またその頃にご案内させて頂きます。
スマホ撮影、画像がボケ気味ですみませぬ