野澤義宣氏の作品は、Facebookでご縁を頂きまして。
画像で拝見しただけでは、どうやって描かれているのか不思議です。
伺ったところ、銅版画に使うニードルという鉄筆で描かれているそうです。
とてつもなく、細密緻密の妙。
↓ 野澤氏よりお送り頂いた画像を追記します
野澤氏曰く
「今の方法は僕にあっている。線と話している。」と。
わたしも書に始まり、抽象表現の場面でも、線を意識し、線に癒されています。
書は人なり、とよく言いますが、線も人なり、なのだと思います。
線にはその人の内面を映し出す無数の表情があり、音楽があり、生きざまがあり。
DMより
作品の前で身を正し描かれたものに向き合う。
黒い絵の具を塗った面を削り取った線の重なり。
それは意識の裏側に隠れている己を探す経文に似て「無」の時間が流れる。
ギャラリー 砂翁 横島佳子
画像は野澤氏のFacebookよりお借りしました
野澤義宣展 -己事記- Facebookクリック➡ 野澤義宣
日本橋 ギャラリー砂翁
はがきには11月30日までとありますが、12月5日(土)までに延長
11:00-18:00 最終日5日は17時まで
東京都中央区日本橋本町1-3-1 渡辺ビル 1F
☎03-3271-6693
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前A4・A1・B6出口より徒歩3分