「白」
(半紙)
今日も木簡一節の臨書「如品約十」。
「如」に対して「十」は小柄に。
「品」の横軸に対して「約」は縦軸に。
白を探して。
白に寄り添って。
今日の1枚をイメージして、今日の1曲。
お気に入りのインターFM バラカン モーニング で流れていた Withered and Died
(半紙)
今日も木簡一節の臨書「如品約十」。
「如」に対して「十」は小柄に。
「品」の横軸に対して「約」は縦軸に。
白を探して。
白に寄り添って。
今日の1枚をイメージして、今日の1曲。
お気に入りのインターFM バラカン モーニング で流れていた Withered and Died
「建武三年」 (半紙)
久々に木簡臨書。
左は原本。「延新出土書法木簡選」毎日新聞社発行より
やっぱり木簡は気持ちよか~
なんだか昨秋からずーっと慌しくて、臨書もできずにおりまして。
料理やマラソン・・きっと何でもそうだと思うけど、書も
「毎日ちょっとづつ」をサボると、ギョっとするくらい書けなくなるのでして。
つまらなく日常に追われたり、無意味に寝不足が続いたりすると
脳に、刺激も感激も閃きも起こらなくなるような。
いや・・ような、じゃなくて、ここんとこ実感
いかんいかん・・・新年明けたことだし、軌道修正せねば。。
ところで今日は、今年最初の絵手紙教室。
お題のひとつは、それぞれに「今年の目標とする一字」でしたが、私の一字は「行」に
行動の「行」。
木簡のようにおおらかに、すこーんと前向きに行こうぞよ~なのだ
「忘」 (半紙1/2) いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。 やってごらん。 岡本太郎 『強く生きる言葉』から いいかい、忘れたらきっと、それは忘れてもいいことなんだ。 ・・って思うことにしている。 沙於里 『只在るように』 から ↑なんちゃって
最近、物忘れ菌が増殖中でして。 脳も筋肉とおっしゃる方もいて、つまりは脳も鍛えないと衰えるわけで。
そんなわけで、脳トレのサイト見つけたので、リンク
まずは→計算 (←ここクリック)
STARTを押して、出てきた数字の数式を完成させるのでして。
上段に書かれた文字の色を、ことばに惑わされることなく、下段から色名をクリック。
これはタイムもカウントされるみたい。
その他にも、下までずずいといくと、たくさんあって楽し~い
鍛えなきゃ鍛えなきゃ。。
画像はパンフレットより
今日は、『野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿』のご案内をば。
どの作品も、たまらなくすごい好き
絶対行くのだ~。
↑パンフ裏側
◆講演会・アーティスト・トーク 美術館3階講堂
1月21日 14:00-15:30「自作を語る」 野田裕示
2月 4日 14:00-15:30「南画廊と野田裕示」林牧人
3月 2日 18:30-19:30 対談:野田氏×福永治
3月17日 14:00-15:30「美術評論と野田裕示」三田晴夫
◆ワークショップ
2月18日・3月24日
詳細は→国立新美術館HP
作品など画像は→こちらから
そして、東京国立博物館 平成館 特別展示室で開催中の「北京故宮博物院200選」
会期:1月2日(月)~2月19日(日)
詳細はこちら→東京国立博物館
「凛」 A3パネル (半紙)
昨年12月の書TENに出品した、四十八文字による「生きている間には」という
作品の中の、この「凛」が、お嫁に行くことになりました。
「凛」は、新潟から一端里帰りをして、身支度を整えてから新潟のNさん宅へ。
家へいらっしゃいって言って下さって、「凛」も私もうれしいです
「心」、「笑」、「進」も、旅立つ準備中です。
文字や表現が、言の葉(ことのは)となって、何でもない日常に
安らぎや、勇気や元気を届けることができたら
想いだったり願いだったり・・を
描いたり叶えたりするきっかけになれたら
私にとっての「書」は、そんなこんなの相棒・・かな。
Nさんに頂いたご縁にも感謝です
(はがき)
今年の年賀状は、絵手紙教室で、たまたま指で書いた「龍」の文字が
自分ではちょっと気に入ったので、これ↑をメインに。
で、墨でも書いてみたのだけど・・
一般向けには正月早々、激しすぎる・・ってことで こちらはほんの数名の方に。
この指文字、結構楽しい。
指を筆代わりに、一画目もバーン!って紙を叩くと墨が散り、
筆勢、筆圧も浮き出てきて、なかなかどうしてって思うのは私だけかもだけど
これはちょっと単調だったかな。
書いてる時は楽しくて、もう1枚、もう1枚ってとめどなく
だってどれをとっても同じものはなく、それぞれに表情があるわけで。
でもね、指とか手とかは大変なことに。
大人になっても、たまにはあちこち汚してみるのも楽しかです
是非お試しあれ。
みーにゃ
昨日は夕方から、かなり強い風が吹き荒れたけど
昼間はお天道様が微笑んで
猫さまたちは、それぞれに日向ぼっこ。
ほんとは陣取りたかった場所にぷくぷくがいたので、
みーにゃ様はちょっと不服顔。
一方ぷくぷくは、そんなこと気づかぬふりして、お日様浴びてご満悦の顔。
お日様はみんなに平等に降り注いでいるのに、
その時の心持ちで、日向になったり陰を濃くしたり。
な~んて、ふと
・・・だからつい、ほっといてもタクマシイぷくぷくより、
ガマンを溜めちゃうみーにゃには、甘くなってしまうのでして
今日から仕事始め。
新年を迎えたという気持ちに切り替えて、元気に行ってきまーす。
今日の1曲は、Jan Garbarek The Creek
「今」 A3パネル(半紙)
早くも新年明けて4日。
今日から日常が戻ってこられた方もいらはるのでせう。
さて、どんな一年となる・・じゃなくて
どんな一年にしたいのか、
今年こそ、今年こそ、脳みそを働かせて、
心を凛々と響かせながら、生きたいものでありんす。
あの日・・あの日・・に、心囚われることなく
いつか・・いつか・・に、心奪われることなく
今・・今・・この時々を、大事に大事に大事に
今日の1曲はNina Simone が歌うビートルズのナンバー
Here Comes The Sun 写真がまたいい感じ
新春は書展があれこれと。
一気にご案内をば。
現代の書 新春展 今いきづく墨の華
■会期:1月5日(木)~10日(火)
和光ホール30人展 於:銀座・和光本館6階
ギャラリートーク 各日午後3時~
6日:中野北溟 7日:恩地春洋 8日:小山やす子
9日:關 正人 10日:稲村雲洞 (敬称略)
セントラル会場100人展 於:東京セントラル美術館
席上揮毫 各日午後1時~
出品作家等詳細は→こちらから
第六十回記念 独立書展 《手島右卿作品特別展示》
■会期:1月11日(水)~23日(月)
■会場:六本木 国立新美術館
丑年生まれの作家による 雅涎会書展
■会期:1月4日(水)~8日(日)
■会場:東京銀画廊・美術館
出品作家:杉岡華邨・國吉幸舟・新井光風・飯高和子・高木聖雨(敬称略)他
■会期:1月7日(土)~13日(金)
■会場:上野の森美術館
有山社 書展 <東京謙慎>
会期:1月10日(火)~15日(日)
会場:東京銀画廊・美術館
全部は伺えそうにないけど・・どれも行ってみたい展覧会です。 皆さまも、機会がありましたら是非~
(はがき)
「冒険」
人生、即、絶対的な闘いなのだ。
それは絶え間のない、永遠の冒険だと言ってもいいい。
久々に岡本太郎のことばから。 「強く生きる言葉」イースト・プレス社 より。
今日のはがきは、12年前に書いた年賀状。
当時、受け取ったN氏から、電話があり。
「なんで自由に舞う龍を、小さな壺なんかに入れちゃうのさ。」
深く考えてもいなかったので、あ・・そうかって。
N氏には、作品でも同じようなことを言われたことがあって。
─あんたの前衛作品には、いつも囲いっていうか、枠があるんだけど、
それを取っ払わないといけないんじゃないかな。
以来、意識して「囲い」を無くそう、「只在る」を探そうと。
そのN氏が亡くなって今年で2年。
辰年を向かえ、ふと思い出した
今日の1曲はCyndi Lauperの True colors