心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

「白」

2012-01-11 | 木簡

                     (半紙)

 

 

今日も木簡一節の臨書「如品約十」。

 

「如」に対して「十」は小柄に。

「品」の横軸に対して「約」は縦軸に。

 

白を探して。

白に寄り添って。

 

今日の1枚をイメージして、今日の1曲。

お気に入りのインターFM バラカン モーニング で流れていた

Kate Rusby の  Withered and Died

 

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「行」

2012-01-10 | 木簡

                「建武三年」  (半紙)

 

 

久々に木簡臨書。

左は原本。「延新出土書法木簡選」毎日新聞社発行より

 

やっぱり木簡は気持ちよか~ 

 

なんだか昨秋からずーっと慌しくて、臨書もできずにおりまして。

 

料理やマラソン・・きっと何でもそうだと思うけど、書も

「毎日ちょっとづつ」をサボると、ギョっとするくらい書けなくなるのでして。

 

つまらなく日常に追われたり、無意味に寝不足が続いたりすると

脳に、刺激も感激も閃きも起こらなくなるような。

いや・・ような、じゃなくて、ここんとこ実感 

いかんいかん・・・新年明けたことだし、軌道修正せねば。。

 

 

ところで今日は、今年最初の絵手紙教室。

お題のひとつは、それぞれに「今年の目標とする一字」でしたが、私の一字は「行」に 

 

行動の「行」。 

木簡のようにおおらかに、すこーんと前向きに行こうぞよ~なのだ 

 

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「忘」

2012-01-09 | つれづれ

                  「忘」 (半紙1/2

 

 

 

 いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。

 やってごらん。

 

                 岡本太郎 『強く生きる言葉』から

 

 

 いいかい、忘れたらきっと、それは忘れてもいいことなんだ。

 ・・って思うことにしている。

 

                 沙於里 『只在るように』 から

                       ↑なんちゃって 

 

最近、物忘れ菌が増殖中でして。

脳も筋肉とおっしゃる方もいて、つまりは脳も鍛えないと衰えるわけで。

そんなわけで、脳トレのサイト見つけたので、リンク

 まずは→計算 (←ここクリック) 

STARTを押して、出てきた数字の数式を完成させるのでして。

これも楽しい→色識別  瞬間記憶

 

上段に書かれた文字の色を、ことばに惑わされることなく、下段から色名をクリック。

これはタイムもカウントされるみたい。

 

その他にも、下までずずいといくと、たくさんあって楽し~い 

鍛えなきゃ鍛えなきゃ。。

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展覧会情報 

2012-01-08 | 書展・展覧会情報

                 画像はパンフレットより

 

 

 

今日は、『野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿』のご案内をば。

 

どの作品も、たまらなくすごい好き

絶対行くのだ~。

 

 

 

 

↑パンフ裏側

 

 ◆講演会・アーティスト・トーク 美術館3階講堂

  121 14:00-15:30「自作を語る」 野田裕示

  2 4日 14:00-15:30「南画廊と野田裕示」林牧人

 3 2日 18:30-19:30 対談:野田氏×福永治

 317日 14:00-15:30「美術評論と野田裕示」三田晴夫

 

 ◆ワークショップ

  218日・324

 

   詳細は→国立新美術館HP

 

 

   作品など画像は→こちらから

 

 

 

そして、東京国立博物館 平成館 特別展示室で開催中の「北京故宮博物院200選」

 

 

 

 

会期:12日(月)~219日(日)

詳細はこちら→東京国立博物館 

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「凛」

2012-01-07 | 書TEN

                     「凛」 A3パネル (半紙)

 

 

昨年12月の書TENに出品した、四十八文字による「生きている間には」という

作品の中の、この「凛」が、お嫁に行くことになりました。

 

「凛」は、新潟から一端里帰りをして、身支度を整えてから新潟のNさん宅へ。

家へいらっしゃいって言って下さって、「凛」も私もうれしいです

 

「心」、「笑」、「進」も、旅立つ準備中です。

 

文字や表現が、言の葉(ことのは)となって、何でもない日常に

安らぎや、勇気や元気を届けることができたら 

 

想いだったり願いだったり・・を

描いたり叶えたりするきっかけになれたら 

 

私にとっての「書」は、そんなこんなの相棒・・かな。

  

Nさんに頂いたご縁にも感謝です 

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指文字「龍」

2012-01-06 | 年賀状・お正月

                  (はがき

 

今年の年賀状は、絵手紙教室で、たまたま指で書いた「龍」の文字が

自分ではちょっと気に入ったので、これ↑をメインに。

 

で、墨でも書いてみたのだけど・・

 

 

 

一般向けには正月早々、激しすぎる・・ってことで

こちらはほんの数名の方に。

 

この指文字、結構楽しい。

指を筆代わりに、一画目もバーン!って紙を叩くと墨が散り、

筆勢、筆圧も浮き出てきて、なかなかどうしてって思うのは私だけかもだけど

 

これはちょっと単調だったかな。

 

 

書いてる時は楽しくて、もう1枚、もう1枚ってとめどなく 

だってどれをとっても同じものはなく、それぞれに表情があるわけで。

 

でもね、指とか手とかは大変なことに。

大人になっても、たまにはあちこち汚してみるのも楽しかです 

是非お試しあれ。

 

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お日様

2012-01-05 | 

                   みーにゃ

 

 

昨日は夕方から、かなり強い風が吹き荒れたけど

昼間はお天道様が微笑んで 

 

猫さまたちは、それぞれに日向ぼっこ。

ほんとは陣取りたかった場所にぷくぷくがいたので、

みーにゃ様はちょっと不服顔。

 

 

一方ぷくぷくは、そんなこと気づかぬふりして、お日様浴びてご満悦の顔。

 

 

 

お日様はみんなに平等に降り注いでいるのに、

その時の心持ちで、日向になったり陰を濃くしたり。

 

な~んて、ふと

 

・・・だからつい、ほっといてもタクマシイぷくぷくより、

ガマンを溜めちゃうみーにゃには、甘くなってしまうのでして

 

 

今日から仕事始め。

新年を迎えたという気持ちに切り替えて、元気に行ってきまーす。

 

 

今日の1曲はJan Garbarek    The Creek

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「今」

2012-01-04 | つれづれ

                 「今」 A3パネル(半紙)

 

 

早くも新年明けて4日。

今日から日常が戻ってこられた方もいらはるのでせう。

 

さて、どんな一年となる・・じゃなくて

どんな一年にしたいのか、

今年こそ、今年こそ、脳みそを働かせて、

心を凛々と響かせながら、生きたいものでありんす。

 

あの日・・あの日・・に、心囚われることなく

いつか・・いつか・・に、心奪われることなく

今・・今・・この時々を、大事に大事に大事に 

 

 

 

今日の1曲はNina Simone が歌うビートルズのナンバー 

 Here Comes The Sun   写真がまたいい感じ 

 

 

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1月の書展情報

2012-01-03 | 書展・展覧会情報

              

 

新春は書展があれこれと。

一気にご案内をば。

 

 

 現代の書 新春展 今いきづく墨の華

 

 ■会期:15日(木)~10日(火)

 

  和光ホール30人展     於:銀座・和光本館6階   

   ギャラリートーク 各日午後3時~

     6日:中野北溟 7日:恩地春洋 8日:小山やす子 

     9日:關 正人 10日:稲村雲洞   (敬称略)

 

 セントラル会場100人展  於:東京セントラル美術館

   席上揮毫 各日午後1時~

 

  出品作家等詳細は→こちらから

 

 

 

  第六十回記念 独立書展  《手島右卿作品特別展示》

 

  ■会期:111日(水)~23日(月)

  ■会場:六本木 国立新美術館

 

 

 

 

  丑年生まれの作家による 雅涎会書展

 

  ■会期:14日(水)~8日(日)

  ■会場:東京銀画廊・美術館

   出品作家:杉岡華邨・國吉幸舟・新井光風・飯高和子・高木聖雨(敬称略)他

 

 

  

 「野口白汀の字」遺墨展 書貎と風貎

 

  ■会期:17日(土)~13日(金)

  ■会場:上野の森美術館

 

 

 

 

  有山社 書展 <東京謙慎>

 

 会期:110日(火)~15日(日)

 会場:東京銀画廊・美術館

 

 

全部は伺えそうにないけど・・どれも行ってみたい展覧会です。

皆さまも、機会がありましたら是非~

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「只在る」を探して

2012-01-02 | 年賀状・お正月

                  (はがき)

 

 

 「冒険」

 

  人生、即、絶対的な闘いなのだ。

  それは絶え間のない、永遠の冒険だと言ってもいいい。

 

 

久々に岡本太郎のことばから。 「強く生きる言葉」イースト・プレス社 より。

 

 

今日のはがきは、12年前に書いた年賀状。

 

当時、受け取ったN氏から、電話があり。

「なんで自由に舞う龍を、小さな壺なんかに入れちゃうのさ。」

 

深く考えてもいなかったので、あ・・そうかって。

 

N氏には、作品でも同じようなことを言われたことがあって。

 

─あんたの前衛作品には、いつも囲いっていうか、枠があるんだけど、

  それを取っ払わないといけないんじゃないかな。

 

以来、意識して「囲い」を無くそう、「只在る」を探そうと。

そのN氏が亡くなって今年で2年。

 

辰年を向かえ、ふと思い出した

 

 

今日の1曲はCyndi Lauperの  True colors

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