ここ1週間の酷暑に比べれば、かなりマシ
だったような気がして、きょうも外出
してきました
きょうの行程は以下のとおりです。
自宅⇒徒歩
⇒最寄り駅⇒武蔵野線
⇒南浦和駅⇒京浜東北線
⇒浦和駅⇒徒歩
⇒シネコン
⇒徒歩
⇒浦和駅⇒湘南新宿ライン
⇒恵比寿駅⇒山手線
⇒目黒駅⇒徒歩
⇒目黒区美術館
⇒徒歩
⇒目黒駅⇒山手線
⇒池袋駅⇒買い物
⇒池袋駅⇒埼京線
⇒最寄り駅⇒徒歩
⇒自宅
この行程から察せられるかもしれませんが、今日のTASKは、以下の三つでした。
1) 映画「日本のいちばん長い日」を鑑賞
2) 「村野藤吾の建築」を鑑賞
3) 帰省土産を購入
そして、無事にTASKを完遂
まずは、きょう公開初日となった原田眞人監督
・脚本の 映画「日本のいちばん長い日」のことから書き始めます。
「日本のいちばん長い日」といえば岡本喜八監督による1967年に公開された作品
が思い出される私でございまして(TV
でしか観たことがない…
)、三船敏郎演じる阿南陸軍大臣
が、閉じられた雨戸の隙間から朝日
が差し込む縁側で自刃
するシーン(うなり声が蘇るよう…
)がきつく
脳裏に刻み込まれています、
そんなわけで、私は、この1967年版と、2015年版とで、どこが違う?、どれだけ違う? という視点から見始めたのですが、、、、かなぁ~り違っていました
もちろん、ベースとなるストーリーは、現実に起こったできとですし、さらにいえば、版が変わったとはいえ、ベースとなったのは同じ半藤一利さんの作品ですから、1967年版と2015年版とで基本が違うはずはないのですが、「ただのリメイクじゃないよ」という原田監督のつぶやきが聞こえるよう
そもそも、玉音盤の争奪戦をメインに、1945年8月14~15日の24時間に焦点を絞った1967年版に対して、2015年版は、昭和天皇がぐっと前に出て、昭和天皇・鈴木首相・阿南陸相の3人の「大人のつながり」を描き込んだ点で大いに異なります
そして、余計な「みどころ」を創作することなく、事実(証言)に沿って近代日本にとって最大級
の「重要な日々」を真っ正面から描いたこの作品
、これはこれは良い作品だぁ
ただ、難を言えば、なんの予備知識も先入観もなしでこの作品を観た人が、話の流れを理解をできるか疑問です。
もちろん、映画ですから、「絵で語る」のが基本で、お節介なナレーションやテロップで説明を加えるのは無粋の極み
だと私は思っています(この点で原田監督は潔い
)
さはさりながら、登場人物のほとんどが早口だし、出てくる単語の多くが今や使われなくなってしまったことば(いわゆる“死語”
)
ちょっとこの辺りを危惧しております。
一方、阿南陸相役の役所広司、鈴木首相役の山努、迫水書記官役の堤真一を始め、出演者の演技は素晴らしいものだったと思います。
とりわけ昭和天皇を演じたモックン、相当にプレッシャーがあったとは思いますが、見事
でした。良い役者になってきなぁと思います。
まだ書きたいネタが残っていますが、「村野藤吾の建築」の話ともども、また後日