記憶が新鮮なうちに、9月10日(土)と11日(日)に開催された「第31回 JTB世界遺産劇場 春日大社 第60次式年造替奉祝 -Misia Candle Night-」のことを書いておきます。
秋雨前線の影響から懸念された天気は、けっこう前から好天が予想されていた初日はもちろん、前日まで雨模様との天気予報が出されていた2日目も、ものの見事に好天(夜も「好天」というのか?)に恵まれて、今年になって急に「晴れ女」といわれるようになったMISIAの面目躍如
でした(「嵐
を呼ぶ女」と呼ばれた時期もあったのに…
)
そんな2days、私の個人的感想
は、初日はイマイチ
、2日目はサイコー
でした。
なぜ「初日はイマイチ」だと感じたのか、そして、なぜ「2日目はサイコー
」と感じたのか、そのことはおいおい書きます。
初日の私の座席は、ステージから見て右後方で、またもやステージからは遠く
、仮設トイレ
からは近い席でした。
この仮設トイレの数がとても少なくて(男性用2つ、女性用8つくらい)、開演時刻5分前
になっても長蛇の列
おいおい、大丈夫か なんて心配
になってしまいます。
そんな開演前、場内にはいつものように「開演に先立ってのお知らせとお願い」が流れたのですが、そのアナウンスがたどたどしい。かなり素人っぽいな、、と思っていました。
さらに、ステージ中央には普通のスタンドマイクが置かれていて、これまた、いつもと違うな、、と思っていました。
そして、開演予定時刻をちょっと過ぎた頃、ステージに現れたのは、アコギを抱えた若い女性。パッと見(単眼鏡で見ても同じ
)、お葬式帰りか
と思うような黒のワンピを着用されています。
この女性が、フロントアクトを務めたRYOさんで、まだ高校生なのだとか
コーラスのLynちゃんがTwitterにアップした上の写真
で、右手前に写っているのがRYOさんです。
で、彼女は2曲歌い、おぉ、そうか、そうか…って感じ(意味不明)でした。
そして、開演前のアナウンスは彼女だったのか、と思い立った次第。
と気がつくと、さっきまでの「仮設トイレの長蛇の列」はすっかり捌けています。
本編の開演が間近なことを察知した人たちの多くがトイレ
を諦めて席
についたようです。
なるほど、こんなフロントアクトの効用があるわけか…と悟った私でございます。
そして、フロントアクトが終了し、例のスタンドマイクが片付けられると、間もなく、ステージにはバンドメンバーが登場
そしてそして、MISIAも登場して「Misia Candle Night」の本編がスタート
最新曲「SUPER RAINBOW」で始まったライヴ
は、MISIAの調子も良さげで、上々の出だし
でした。
ところが、Special Guestの清水ミチコさんが登場すると、MISIAとバンドメンバーはステージから退場して、清水ミチコさんのワンウーマンショーが始まりました。
MISIAが引っ込むが早すぎない?
確かに清水ミチコさんのワンウーマンショーも楽しいことは楽しいのですが、(初日は)このひとときが必要以上に長く(感じられ)て、水を差された感が強く、正直、私は冷めてしまいました…
MISIAがステージに戻っての、清水「荒井由実」ミチコとのデュエット「雨の街を」は素晴らしかったものの、「Let it Smile」でまたもや心が冷えた
なんだか「MISIAとバンドとの一体感」が不足している感じだったのですよ
特に周平クンのギターが気にくわない
サトシさんがいないと気が抜けるのか とまで思ったりして…
それでも、久しぶりの「Indigo Waltz」から以降は、「いつものMISIA&バンド」に戻った感じで、感動のフィナーレまで持っていったのはさすが
でした。
でも、だ
「初日」に参戦しての「わだかまり」は何なんだろうか…
そんなことを考えながら、大阪への帰路を辿ったのでありました。
初日に参戦された方には違う感想を持たれた方が多いとは思いますし、そんな方々には「何を言ってやがる」と思われる記事
になってしまいましたが、私の正直な印象ですので、ご勘弁くださいませ。
つづき:2016/09/14 Misia Candle Night @春日大社 飛火野 2daysのこと(後編)