新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

Blue Note JAZZ FESTIVAL参戦記(後編)

2016-09-18 14:42:28 | MISIA/音楽

「Blue Note JAZZ FESTIVAL参戦記(前編)」のつづきです。

毎週末のルーティン・ジョブ給油ビールの買い出し)を済ませてから出かけたため、「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」(BNJF)の会場、横浜赤レンガ・パークに到着したのは、開演時刻を遙かに過ぎた13:30頃、場外にもMarcus Millerバンドのキレの良い演奏が鳴り響いていました。

よくよく考えてみれば、私が横浜赤レンガ倉庫にやって来たのは、横浜赤レンガ倉庫商業施設としてオープンして間もない2002年7月に開催された「メロンパンダ カフェ」以来のこと。

そうそう、千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館(歴博)で、全盛期(前世紀)赤レンガ倉庫付近のジオラマを観ましたっけねぇ…(記事はこちら

   

それはさておき、私はA指定席チケットを持っていたのですが、既にMarcus Millerの演奏が始まっていたし、とりあえず会場全体を見物しておこうということで、Marcus Millerの演奏をBGMに、会場内をブラブラしました。(これはこれでフェスっぽい

まずは、ドリンクチケット缶ビールと引き換えて(変な風習だよな~)、それを飲みながら喫煙所トイレの位置などを確認

「MISIA × TAKUYA KURODA」のステージ、スタンディングエリアにあるDIZ STAGEの最前列には見知った顔が並んでる…
みんな、DIZ STAGEに背を向けて、数百メートルBIRD STAGE(の映像)を眺めてました。
凄いなぁMISIAの登場までまだ2時間以上もあるというのに…

ところで、この2つのステージの名前は、Charlie Parker (BIRD)Dizzy Gallespie (DIZ)のニックネームから採ったものだとか。
このお二人、ジャズの一形態「ビバップ」の代表的なジャズ・プレーヤーです。

さて、会場を一回りした私は、指定席に着席することなく、スタンディングエリアに戻り、芝生に座ってMarcus Millerの演奏を楽しみました。

そして、Marcus Millerの演奏が終わると、DIZ STAGE直近のエリアを除けば、間隔をとって芝生に腰掛けていた人たちが続々と立ち上がり、DIZ STAGE近くに結集
私も遅れを取るまいと立ち上がり、「MISIA × TAKUYA KURODA」の鑑賞ポジションを確保しました、、、が、結構ステージから近くても、良くない場所だったことは「前編」で書いたとおりです

   

「MISIA × TAKUYA KURODA」のステージのことは「前編」で書きましたので、ここはすっ飛ばして、その終演後のことから…。

いやぁ~良かったなぁ~大満足のうちに、一服するべく喫煙所に行くと、なんとまぁ喫煙者でギッシリ

会場内の喫煙所DIZステージ近くの1か所なので、チケットの券種を問わず、「MISIA × TAKUYA KURODA」を楽しんだ喫煙者が時間差無く喫煙所に集結してしまったんですな。

そうこうしている内に、BIRDステージではGeorge Bensonが始まったぁ~
慌てて、A指定席エリアに入り、自席に着席してGeorge Bensonを聴きました。

ところが、3~4曲ほど聴くと、、、飽きた

私にはGeorge Bensonは合わないみたいです。
音楽的にも、金色のゴツい腕時計をしてステージにあがるとか自分のロゴを並べたストラップを使っているとか、そんなセンスの面でも、合わない

周りの方々には失礼ながら、途中退場して、会場外で行われているはずの黒田卓也さんのトークショーを観に行くことに…

ところが、トークショーに出演していたのは、、、

あれっ? Marcus Miller

なぜに?タイムテーブルを見ると、Marcus Millerのトークショーは15:30からのはず、、、なんですが、その時間帯後半Marcus Miller「MISIA × TAKUYA KURODA」のステージに乱入していたのでした…

Marcus Millerはとても気さくな感じで、なかなか楽しいトークショーでした。
それにしても、黒田さんのトークショーはどうなったのだろうか

この後、かなりイマイチソーセージをおなかに押し込み、ビールで口直ししながら、

ジャジー&ソウルフルな歌声、スティーヴィーに見出され
メジャーデビューを果たした話題のシンガーが初来日

というAndra Dayを聴く場所を確保するべく、再びDIZステージへ。

大桟橋には巨大客船「ダイヤモンド・プリンセス」が停泊していました。
ホント、デカい

だんだん薄暗くなってきました。夕方頃から降るかもしれないとの天気予報が出されていたものの、雨が降り出す気配ありません
雨具やバッグをしまい込むためのゴミ袋を持参していましたが、それは無用になりそうな感じ。
よしよし です。

そして、Andra Dayのステージが始まりました。

このAndra DayCD、TV・ラジオを含めて初めて聴きましたが、とにかく素晴らしかった

結構クセのある音質の声で、合わない人には合わなかもしれないけれど、声のコントロール感情の入れ方なんか、もう凄い

加えて、衣装身のこなし小物の使い方も含めて、ちょっとレトロな感じにまとめていて、それが心地良いし、何よりも、「BLACKのが感じられる歌声がたまりません
こりゃ、日本人にはマネのできないところかもしれませんな。

BNJFでの一番掘り出し物は、このAndra Dayだった気がしました。
バンド良かったし、Key BoardCharles Jonesさんは歌も上手かったです。

Andra Dayのステージのあと、例によって喫煙所に立ち寄りましたが、「MISIA × TAKUYA KURODA」の後に比べればユルユルでした。

   

BNJFの大トリはEarth Wind & Fire

すっかり日が暮れて、ダイヤモンド・プリンセス美しい

あれっ? ダイヤモンド・プリンセス動いている と思ったら出港の時刻だったようです、と、そのタイミングを見計らっていたかのように、Earth Wind & Fireのステージがスタート

次から次へと、ヒット曲が繰り出されて、私は若かりし頃を思い出してうれしさ楽しさ大盛り上がり

終盤には、ここにもMarcus Millerが登場して、演奏に参加してくれました。

Marcusったら、自分メインのステージ、MISIA + TAKUYA KURODAのステージ、トークショー、そしてEW&Fのステージと、大活躍
人間的に良い人なんだろな、Marcus Millerって…

こうして楽しさで一杯のEW&Fのステージを最後に、今年のBNJF終了しました。
ただ、楽しいことは楽しいけれど、初めて生のEW&Fのステージを観て、新発見があったかと問われれば、、、それは無かった

こうしてみると、今年のBNJFは、MISIA + TAKUYA KURODAAndra dayMarcus Millerに尽きる感じかな。

   

この眺めいかにもYOKOHAMA~ぁ

そして赤レンガ倉庫ライトアップ美しい

かなり疲れたけれど、かなり楽しかったBNJF、行ってきて良かったと思っています。
開催2日前の木曜日に参戦決意してチケットを購入したんですけどね。

それにしても、あの素晴らしかった MISIA + TAKUYA KURODAのステージ、映像メディアで残らないのかなぁ。せめて音声メディアででも
参加した人たちの記憶の中にだけ残るなんて、もったいなさ過ぎます

以上、まったくもって私的な参戦記でした。

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Blue Note JAZZ FESTIVAL参戦記(前編)

2016-09-18 00:17:18 | MISIA

Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN(BNJF)に行ってまいりました。

お目当てのMISIA以外にも書きたいことがたくさんあるわけですが、取り急ぎ、MISIA × TAKUYA KURODAのことから書き始めます。

私が陣取った場所は、結構前の方の中央付近で、かなり良い場所を確保できた…と思ったのですが、私とステージのセンターを結ぶ線上に、かなり背の高いお兄様

がぁ~~ん と、ものの見事にMISIAが見えない

このお兄様が下を向いたりMISIA左右に移動したとき以外は、MISIAのお姿を拝むことができませんでした。

でも、いかにも気持ち良さげに歌うMISIAは、その白い衣装ともあいまって、それは神々しいものでございました。

さて、きょうのセットリストは、私の予想通り、もともとJazzyなレパートリー(BELIEVE, 真夜中のHIDE-AND-SEEK, THE BEST OF TIME)と超初期の代表曲(陽のあたる場所, とつつみ込むように…)が中心でした。

意外だったのが、残りの2曲

まず、事前情報で、黒田さんがお気に入りのMISIAの曲をやる、ということだったのですが、その「黒田さんがお気に入りのMISIAの曲」というのが、なんと、「It's just love」

まさか、この曲とは…
で、黒田さんバンドとのセッションは、「It's just love」の別の一面を見た感じでしたが、やはりアコギとの方が合うと思った私です。

もう1曲意外だったのが、、、、と、その前に、突然、スペシャルゲスト登場
MISIA × TAKUYA KURODAタイムの直前にライヴを披露したばかりのマーカス・ミラーが登場しました

ひやぁ~当代一流のベーシストとMISIAコラボ

これだけでも驚きだというのに、ステージ上でマーカス・ミラーMISIA黒田さんが譜面を見ながらちょこちょこっと打ち合わせた後に発表されたコラボ曲は、

なんとなんと、「オルフェンズの涙」

まさか、BNJF「オルフェンズの涙」を聴けるとは思いもよりませんでした。
しかも、イイ

「Misia Candle Night @春日大社 飛火野 2daysのこと(後編)」で、

ライヴを重ねるに連れて進化する曲ってあるものですが、MISIAの最近の曲でその傾向が顕著なのが、「真夜中のHIDE-AND-SEEK」と「オルフェンズの涙」だと思っています。

と書きましたけれど、きょうもまた、「オルフェンズの涙」「真夜中のHIDE-AND-SEEK」と共に偉大な進化を遂げました

この2曲はもとより、きょうのMISIA × TAKUYA KURODAのパフォーマンスを観て、直前まで「Jazz FestivalでMISIA?」 なんていぶかしく思っていた人の多くも、その認識を新たにしたのではなかろうかと思っています。

いやはや、ホント、きょうのMISIA見事でした(やはりMISIASax明男ちゃん一番 とも思いましたが…

つづき:2016/09/18 Blue Note JAZZ FESTIVAL参戦記(後編)

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