新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

良弁僧正1250年御遠忌慶賛遠征記 #M-1

2023-10-12 19:31:30 | MISIA

「良弁僧正1250年御遠忌慶賛遠征記 #1-2」のつづきは、今回の遠征のメインだった「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶賛『MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023』」2 daysのお話です。2日分をまとめて書きたいと思います。
最近のMISIAのライヴは軒並みタイトルが長いのですが、それにしても、今回はとりわけ長い

さて、「PEACEFUL PARK」というタイトルのライヴは、今年8月5-6日河口湖ステラシアターでも開催されました。こちらは、フェス形式だという事前告知があったことと、帰省のタイミングとぶつかったこともあって、私はパスしました。
東大寺大仏殿前庭での「MISIA PEACEFUL PARK」の方は、タイトルに「MISIA」の名が入っていることから、ちょっとはゲストが入るかもしれないけれど、「MISIAのライヴ」であるはずだし、なによりも、会場東大寺大仏殿前庭だということで、迷わず、チケットgetしました。
でも、ゲストの数がどんどん増えていったときは、ちょっと不安がわいてきたのも事実です

で、どうだったかといいますと、、、

ここで、2 daysのセットリストを載せます。

両日ともゲストそれぞれ4組でしたが、各2~3曲で、かつ、MISIAが登場しない曲各0~2曲で、「MISIA」を冠するライヴとしてはギリギリOKという感じでした。

ただ、NARITA TOHMAS SIMPSON(NTS)Little Black Dress(LBD)は、このライヴにふさわしかったか甚だ疑問で、BOSSの想いとか事務所の都合を感じてしまいました
NTSの場合は、『傷だらけの王者』があるじゃないか」というご指摘もあるでしょうが、あのコラボ自体が「+α」の無い単なる「(1+1)/2」で、なんとも「BOSSの想いとか事務所の都合」ばかりが臭うのです。
しかも、サウンドや歌い方が古くさい
とりわけ初日は、つづけてLBDを聴くと、NTS古くささが更に強化されて、「BOSSの想い」が裏目に出た感じ…
なお、Moeちゃんが加わって初めて生聴きするLBDは、MISIAとの親和性はさておいて、なかなか聴かせてくれました

一方で、元ちとせさんは、あの島唄的なヘロヘロした歌い方が苦手だったんですが、実際にで聴くと、Groove感が心地良くてどんどん入ってくる感じでした
MISIAと歌った「腰まで泥まみれ」なんかは、お二人ともシャーマン的な衣装だったこともあってか、とってもスピリチュアルでした

また、UAさんは、さんとは打って変わって、澄み切った歌声天に昇るようでした。MISIAとデュエットした「KAMIYAMA」は、二人の歌声が融け合って、まさに「芸術」 この曲は、神山まるごと高等専門学校校歌で、「作詞:UA 作曲:坂本龍一」。 こんなに難しく高貴な校歌を、学生たちはちゃんと歌えているのか? と思った聴衆が多かったに違いありません
それにしても、UAさんは cute でした

そして、ENDRECHERY こと 堂本剛さん。
さんとMISIAとは、剛さんから「あなたとアナタ」の楽曲提供を受けたほか、ラジオやTVでも共演(デュエット)していましたので、その親和性は既知でした。
でも、ライヴでの共演は、2021年1月のMisia Soul Jazz Big Band Orchestra Sweet & Tenderのときに剛さんのサプライズ出演を期待する声もありましたが、これまで一度もなく、今回が初めて
奈良出身さんと、東大寺大仏殿という場での共演は、このライヴの目玉だったといって良いでしょう(同じく奈良出身明石家さんまさんは、ライヴ冒頭に「ビデオ出演」されていました)。
で、期待盛り盛りだったMISIAと剛さんとの共演は、期待どおり(それ以上?)のものでした
「街」(2016年の春日大社飛火野での「世界遺産劇場 春日大社 第60次式年造替奉祝 Misia Candle NightではMISIAがソロで歌った)では、MISIAはこのライヴで唯一スタンドマイクを使っていましたが、これは「デュエットではなく、MISIAはコーラス担当」という気持ちの現れだったんだろうな…
また、生デュエットは初聴きとなった「あなたとアナタ」は、「これよ、これだったし、曲自体が初聴きだった「LOVE VS. LOVE」は、これまた「藝術でした

ということで、MISIA単独パートのことは、「#M-2」で書きます。

つづき:2023/10/13 良弁僧正1250年御遠忌慶賛遠征記 #M-2

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