私が新幹線で帰省するとき、Uターンは、月曜日か木曜日、別邸最寄りのバス停
から「平日のみ4本」しか走っていない路線バス
に乗って秋田駅まで行くのが「お約束」になっています。
昨日も、水道の元栓4か所を閉じ、便器に不凍液を流し込み、ゴミ出しをしたあと、バス停へと向かいました。
バス停でしばらくバス
が来るのを待っているとき、別邸から持ってきた「鍵
」が「違う
」ことに気づきました。
本来なら本宅(メイン&サブロックの鍵)と別邸の鍵
を一つにまとめたものを持ってこなければならないのに、このとき私のポケットに入っていたのは「別邸専用の鍵」、別邸の鍵とセコムのホームセキュリティの鍵をセットにしたものでした。
つまり、この鍵では本宅に入れません
「非常用」として本宅のメインロックの鍵
を小銭入れ
に入れていますが、問題は、本宅のサブロックをかけたか否かということ。
普段、本宅で暮らしているときは、もっぱらサブロックを使っていますが、帰省のときはメインロックだけ使うことが多く、今回もそうした気がするのですが、確証はありません
このまま「別邸専用の鍵」を持って帰った場合、「非常用」の鍵
でオートロックは突破できても、サブロックがかかっていたら家に入れません
「イチかバチか」はあまりにもリスキーなため、バス
の時刻を気にしつつも、別邸に戻り、鍵セット
を交換
してくることにしました。
小走り気味に別邸に戻り、鍵を開けて玄関を開けると、玄関口にある鍵ボックスから「帰省セット
」を取りだし、玄関の鍵を締めて、バス停
に戻ろうとしました。
このとき、セコムのホームセキュリティを「外出モード」のままで一連の作業を済ませたのですが、ほんの1分ほどの作業だったというのに、セキュリティシステムが
作動し、スマホに、セコムから電話がかかってきました。
事情を説明したことで理解してもらえたのですが、セキュリティシステムをリセットしなければならない由
こりゃバスには乗れないかもしれないと思いつつ、再び別邸に戻り、セキュリティシステムのメイン機器で「リセット」
これでホームセキュリティは通常の「外出モード」に戻ったのですが、バス停に戻る途中、バス
が走りさる様子が見えました
予定がガラガラと音をたてて崩れ去ったのです
別邸最寄りのバス停から徒歩10分ほどの羽州街道沿いのバス停
まで歩けば、新幹線に間に合うバスがあるかもしれない…と行ってみると、私が乗る予定だったバスの30分後、つまりこの約20分後に次の秋田駅行きのバス
が来ることが判りました。
でも、バスの時刻表はあてにならないし、朝8:30頃というのは交通ラッシュも心配で、バス
かタクシー
か、先に来た方で秋田駅に向かうことにしました。
そして、結局、タクシーを拾い(よく拾えた
)、2,000円
近く払って(バスなら300円弱
)、秋田駅に行くことになりました。
その途中、太平川橋で太平川を渡ったとき、河岸のサクラが大々的に伐採中
であることに気づきました
(この3日前にバスにのって墓参りに行った時は気づかなかった)
秋田市内でも有数のサクラの名所の太平川であれほどの伐採が行われているというのは、何事だ???
病気か???
何やら胸騒ぎがして、スマホを使って「太平川 サクラ」で検索してみると、、、昨年10月の読売新聞の記事が出てきました。
なんでも太平川沿いのサクラの半数が治水対策として伐採されるのだそうで、、
工事は昨年(2023年)7月の記録的大雨で河川の流域が浸水したことなどを受け、今年度から5年間の工期で行われる。範囲は、桜大橋付近から旭川との合流地点付近までの約4.6キロで、今年度から桜並木がある下流部側で工事が始まっている。
とな
あの水害(記事) を受けての治水対策としてサクラを伐っているのか
何十年かに一度の水害の対策としてあれほどの桜並木を伐採するなんて… と、個人的にはゾワゾワするのですが、これは、太平川が氾濫したとして別邸にまでは影響が及ばないだとういう感覚が私にあるからかもしれません。
毎年あのサクラを楽しんできた一方で、氾濫の恐れのある川のそばで暮らしている近所の人たちの思いの方が大事だとは判るのですが…。
2023年春に観てきた(記事) 太平川のサクラの写真を載せて、さらに感慨にふけりたいと思います