「今回の帰省をふり返る #3」のつづきです。
千畳敷駅に停車した「リゾートしらかみ 3号」から降りて千畳敷海岸に向かおうとする乗客たちを右手⇒バックミラーで眺めながらR101を北上すると、5分もしないうちに、真っ正面に津軽を代表する山で青森県の最高峰、岩木山が見えてきました。
真っ正面に大きな山が見えるってイイものです。
千畳敷海岸から20分ほどでナビに目的地
として設定した「焼きイカ通り」に到着したのですが、営業しているんだか休業しているんだか判らない店ばかり
むむむむ…
こうなったら、ミーハーと言われようとなんと言われようと、あのイカ焼き屋さんに行ってみようか、ということで、更に北にクルマを走らせました。
そして着いたのがこちら。
こちらも客は一人もおらず、二人のシニア女子
が店番しているだけですが、ここまで来たらきくや商店でイカ焼きを食べるしかありません
ところが、ここは、予想に反して、既に焼き上げてパックに入れ店頭に並べられたイカ焼きをテイクアウトする「仕組み」でした。
シニア女子はぶっきらぼうで感じ悪いし、イカ焼きはイメージと違うしで、はぁ~ でした。
それでも、せっかくここまで来たのだから、と、秋田犬「ちょめ」ちゃんにご挨拶して、
クルマに戻ろうとすると、
おぉ、岩木山
岩木山の姿を見たことで、ちょっとは元気を取り戻し、往路とほぼ同じルートを通って別邸
に帰りました。
この日のルートを地図にプロットしますと、
こんな具合。
所要時間は、往路の3時間半に対して、帰路は、秋田道を秋田中央ICまで走ったこともあり、3時間弱
でした。
秋田中央ICから別邸までは、15分ちょっと
しかかからないのです。
そうそう、白神山地の姿は、往路では「#3」で書いた能代市内からしか見えなかったのですが、復路ではよく見えました
帰宅後、きくや商店から買ってきたイカ焼きをレンチンして、ビールと共にいただきました。
買った時は、これで650円は高い
と思いましたが、この量・質
であれば、そして、今月初めに本宅近くのスーパーで買った生の小ぶりのスルメイカが500円
もしたことを考え合わせれば、CPは十分ある
と思いました。
ということで、「3時間でどこまで北に行けるかドライブ」は無事に終了したのでありました。
「今回の帰省をふり返る」の最後は、友人たちと3人でこぢんまり決行した飲み会のほんの備忘録的
な話。
「おまかせコース」の一品の「かやき」に、初めて食べる食材&料理が入っていました。
なにやらねっとり感のある植物を薄い牛肉で巻いたものなんですが、これがかなり旨い
この植物は何かと聞いてみると、「さしぼ」なる山菜だとな。
調べると、この時季にしか食べられない山菜(イタドリの若芽)で、しかも、もっぱら秋田県内でも南西部の由利地方で食されているのだそうな。
Wikipediaによれば、
高知県では「イタズリ」とも称され、皮を剥ぎ、塩もみをして炒め、砂糖、醤油、酒、みりん、ごま油等で味付けし、鰹節を振りかける等の調理法で食べられている。和歌山県では「ゴンパチ」、兵庫県南但では「だんじ」とそれぞれ称され、食用にする。新芽を湯がいて冷水に晒し、麺つゆと一味唐辛子の出汁に半日ほど漬け、ジュンサイのようなツルツルとした食感がある。秋田県では「さしぼ」と称され、水煮にして味噌汁の具に使ったりする。岡山県では「さいじんこ」、「しゃじなっぽ」、「しゃっぽん」などとも称される。
とな。いやぁ~知らなかった… それにしても「さしぼの牛肉巻き」は旨かった
以上で「今回の帰省をふり返る」シリーズは完結です。
明日から「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」河口湖公演をメインに、3泊4日のドライブ旅行に出かけますので、その前に完結できてよかった、よかった…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます