新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

今回の帰省をふり返る #4 (完結編)

2021-04-28 18:43:18 | 旅行記/食・レシピ

「今回の帰省をふり返る #3」のつづきです。

千畳敷駅に停車した「リゾートしらかみ 3号」から降りて千畳敷海岸に向かおうとする乗客たちを右手⇒バックミラーで眺めながらR101北上すると、5分もしないうちに、真っ正面に津軽を代表する山で青森県の最高峰、岩木山が見えてきました。

真っ正面に大きな山が見えるってイイものです。

   

千畳敷海岸から20分ほどでナビに目的地として設定した「焼きイカ通り」に到着したのですが、営業しているんだか休業しているんだか判らない店ばかり

むむむむ…

こうなったら、ミーハーと言われようとなんと言われようと、あのイカ焼き屋さんに行ってみようか、ということで、更ににクルマを走らせました。

そして着いたのがこちら。

秋田犬わさおが住んでいた「きくや商店」です。

こちらも一人もおらず、二人のシニア女子が店番しているだけですが、ここまで来たらきくや商店イカ焼きを食べるしかありません

ところが、ここは、予想に反して、既に焼き上げてパックに入れ店頭に並べられたイカ焼きテイクアウトする「仕組み」でした。

シニア女子はぶっきらぼう感じ悪いし、イカ焼きイメージと違うしで、はぁ~ でした。

それでも、せっかくここまで来たのだから、と、秋田犬「ちょめ」ちゃんにご挨拶して、

クルマに戻ろうとすると、

おぉ、岩木山

岩木山の姿を見たことで、ちょっとは元気を取り戻し往路とほぼ同じルートを通って別邸に帰りました。

この日のルートを地図にプロットしますと、

こんな具合。

所要時間は、往路の3時間半に対して、帰路は、秋田道秋田中央ICまで走ったこともあり、3時間弱でした。
秋田中央ICから別邸までは、15分ちょっとしかかからないのです。

そうそう、白神山地の姿は、往路では「#3」で書いた能代市内からしか見えなかったのですが、復路ではよく見えました

帰宅後、きくや商店から買ってきたイカ焼きをレンチンして、ビールと共にいただきました。

買った時は、これで650円高い と思いましたが、この量・質であれば、そして、今月初めに本宅近くのスーパーで買った生の小ぶりスルメイカ500円もしたことを考え合わせれば、CPは十分ある と思いました。

ということで、「3時間でどこまで北に行けるかドライブ」無事に終了したのでありました。

   

「今回の帰省をふり返る」の最後は、友人たちと3人こぢんまり決行した飲み会のほんの備忘録な話。


「おまかせコース」の一品の「かやき」に、初めて食べる食材&料理が入っていました。
なにやらねっとり感のある植物薄い牛肉で巻いたものなんですが、これがかなり旨い

この植物は何かと聞いてみると、「さしぼ」なる山菜だとな。

調べると、この時季にしか食べられない山菜(イタドリ若芽)で、しかも、もっぱら秋田県内でも南西部の由利地方で食されているのだそうな。

Wikipediaによれば、

高知県では「イタズリ」とも称され、皮を剥ぎ、塩もみをして炒め、砂糖、醤油、酒、みりん、ごま油等で味付けし、鰹節を振りかける等の調理法で食べられている。和歌山県では「ゴンパチ」兵庫県南但では「だんじ」とそれぞれ称され、食用にする。新芽を湯がいて冷水に晒し、麺つゆと一味唐辛子の出汁に半日ほど漬け、ジュンサイのようなツルツルとした食感がある。秋田県では「さしぼ」と称され、水煮にして味噌汁の具に使ったりする。岡山県では「さいじんこ」、「しゃじなっぽ」、「しゃっぽん」などとも称される。

とな。いやぁ~知らなかった それにしても「さしぼの牛肉巻き」旨かった

以上で「今回の帰省をふり返る」シリーズ完結です。

明日から「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」河口湖公演をメインに、3泊4日ドライブ旅行に出かけますので、その前に完結できてよかった、よかった…

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