わたしとしては、はやぶさのカプセル帰還(記事はこちら)以来の、痛快なニュースでした。
もちろん、チリの鉱山落盤事故で地中に閉じこめられていた33人が、69~70日ぶりに無事に生還したニュースです。
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ホント、拍手喝采です
33人は、地中にいた69日間、ずっと不安だったでしょうけれど、とりわけ、事故が起こってから最初の17日間、地上とコンタクトがとれるまでの間が一番不安だったことでしょう。
私が、引っ越したばかりのアパートのトイレに閉じこめられた時に感じた不安(記事はこちら)とは比べものにならない、というか、想像を絶します。
33人の誰一人としてぶち切れて脱落することなく全員が帰還できたのは、リーダー格のルイス・ウルスアさんの凄さはもちろんのこと、他の32人全員の規律と協調性があってこそだったと思います。
さらに、地上で引き上げ作業に携わった人たち、技術や物資を提供した世界中の機関・人たち、声援や念を送った家族・友人・チリ国民・世界中の人々をも忘れるわけにはいかないでしょう。
そんな中、自国民の命を毎年2600~3000人も炭鉱事故で失い続けている某国が、自国製のクレーンが救出活動で活躍していると誇らしげにしている(この記事を嘲笑してあげましょう)のは、極めてイタイ…
どうしちゃったんでしょ、この国…。逆ギレが続いているとしか思えませぬ
今日の救出劇を伝えるマスコミ報道の中で、私が一番興味深かったのは、asahi.comのこの記事でした。
駐日チリ大使館の人たちも大いに喜んだという内容の記事ですが、この中、
大使館員の女性は「チリがこれほど注目されるのは、チリ人妻アニータによる14億円の横領事件以来。当時は抗議の電話が殺到したが、今回は応援をいただいてうれしい」と話した。
には、思わず苦笑い…。
そうかぁ、あのアニータはチリ人だったんだっけ…、デス
それはともかくも、よかったよかった…。
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