昨日の朝、「あと4日、出勤すれば、生MISIAだ」と、意気揚々(その後、かなりうんざりすることになりますが)、東京駅丸の内北口を出ますと、丸の内オアゾ前の横断歩道は「青信号末期」。
こんな場合、よほど急いでいない限り、私は地下に潜り、地下通路を通って職場に向かっておりまして、昨日も例によって地下に潜りました。
すると、東京駅丸の内地下北口(ややこしい名前だこと…)から新丸ビルに続く地下通路の様子が先週までと違っていました。
「丸の内地球市民ギャラリー」と呼ばれているこの通路、ずいぶん前から、両側の壁にはALOS(陸域観測技術衛星)だいちが撮影した地球の写真が並んでいて、先週までは「日本空訪」と題して日本列島の全体と、いくつかの地点のアップ画像が展示されていました。
それが、今朝は一変
昨年末から今年1月末まで展示されていた「地球遺産」のリバイバルのようです。
前回の展示についてのJAXAの説明を引用しますと、
第1期の「地球遺産」では、世界遺産、ラムサール条約登録湿地、生物多様性に焦点をあてました。また、画像そのものの美しさを「アート」として捉え、「宇宙目線」から「地上の人々の目線」、「生き物の目線」までをつなぐ空間(Z軸)と地上の「点」を表現した画像が紹介されました。
というわけで、COP10の開催に合わせた企画のようです。
ですが、生物多様性とかCOP10とか、地球環境とかにまったく興味のない人でも、「ほぉ~、地球って、こんなに美しいんだ…」と関心を惹かれること請け合いです
機会がありましたら、是非、お立ち寄りくださいませ。
逆に、地下通路から東京駅丸の内地下北口改札を入ったところにある微妙な空きスペース(普段は北東北に誘う広告が多い)では、先週の金曜日から「東京ステーションシティフェスタ歴史展」が開催されています。
いま、保存・復原工事が行われている東京駅丸の内駅舎の資料(部材の現物を含む)が展示されています。
上の写真は、以前、私が鉄道博物館で撮った東京駅丸の内駅舎の模型ですが、これと同じもの(ホントに同一の模型かもしれません)が展示されています。
これだけではなく、実際に使われていた鉄骨の部材とか、煉瓦なんぞも展示されていまして、煉瓦モノ大好きの私は、ほわぁ~ん…状態でした。
この展示は今度の日曜日(10月17日)までのようです。見ておいて損はないと思います(改札内です)ヨ
丸の内駅舎の保存・復原工事が終わる前に、私の丸の内勤務が終わるはず。
うれしいような寂しいような、複雑な気分です。
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