サロナへ。サロナはスプリットから北へ5km、1番のバスでと
ガイドブックに書いてある。
往復チケットを買って、その1番のバス乗り場でバスを待った。バスが来た。
乗った。運転手に確認した。走り出した。南へ。しまった!逆だ
次のバス停に止まった。全員降りた。運転手に呼ばれた。
「ここからサロナに行くから」
とチケットの往路にスタンプを押してくれた。逆方向に乗ってしまうとはそうとうボケてる。バスは両方向に走るものだ。次が終点でまだ助かった。
この路線バス、次の停留所の案内もなければ路線図もない。
どこで降りればいいんだい
目分量で4kmくらい走ったところで隣の若奥さん風の美女に聞いてみた。
俺 :(ガイドブックのSalona見せながら)サロナまだですか?
奥:(指を折りながら)1・2・3・4・5つ、いや6つ先よ
俺 :ありがとうございます(まだ着いてなくて助かった)
その若奥さんはにこっとしながら3つ目で降りてしまった。
再び心細くなったところで、若奥さんが座っていたところにおばぁちゃんが
座った。5つ目のバス停の直前で
俺:サロナまだですか?
お:(前方を指しながら)次(と言ったんだと思う)
それではと通路側のおばあちゃんと席を替わって降りる体勢に。次のバス停に
止まるためにバスが速度を落とすとおばあちゃんが叩いて教えてくれた。
若奥さん、おばあちゃんありがとう。分からないときは地元の人に聞くのが一番だ。
そのバス停では若者5人くらいが一緒に降りた。彼らもサロナ遺跡が目的か
と思ったが、反対側に行ってしまった。地元の人たちなんだな。
それでは一人さびしくサロナ遺跡へ。
<< >>
日程を見る