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『紙の爆弾』(2009年12月号)、9月に読了。
仙波敏郎さん「裏金告発した元愛媛県警巡査部長退職後も続く闘争/第四回 必見!! 警察幹部の常識」(pp.28-32)。「日本の警察はなぜ裏金を作るのか」、「犯罪組織『警察』の裏金史」、「形ばかりの改革案」。「警察の「裏金史」」の年表つき。裏金告発後の圧力・嫌がらせ、イジメ。
編集部「東大卒ベストセラー作家・小谷野敦/負け組がケアされない「大学」という病」(pp.38-41)。「・・・強気な発言を繰り返す小谷野だが、数々の訴訟では一度たりとも勝訴したことはない。そればかりか、・・・単なる罵倒の羅列になるため、・・・。・・・荻上チキの・・・「小谷野さんの私的満足のためだけ」という指摘は、実に的を射ている。近年、企業がジャーナリストなど批判者の口封じのために、嫌がらせのためだけに訴訟を起こすSLAPP訴訟が問題となっているが、小谷野は個人で行っている特異な存在だといえる」。SLAPP。(烏賀陽弘道さんのオリコン裁判での酷い被害。)
編集部「〈続〉ソフトバンクテレコムの「欠陥商品」/責任を押し付けられた販売会社社長が内部告発!」(pp.48-50)。
佐藤雅彦氏「日本に「アメリカ印の浮沈空母」で居続けろとせがむオバマ大統領にノーベル平和賞なんて嗤っちゃうね!」(pp.52-59)。核実験で、非核などやる気のないことがバレてしまって、本当に嗤っちゃいます。この賞の本質を示しています。そもそも賞の創設者にも問題があるでしょう。
高須基仁氏。「少年の名前を出すことには反対」(p.86)。光市母子殺人事件についての実名タイトル本。浅野健一さん「一言、「あれはダメだよ」」。出版元は寺澤有さん。高須氏は「死刑廃止論者」。安田好弘さん。三浦和義さんの変死から1年。
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