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●(東京新聞)【こりずに原発回帰...「福島事故を忘れたのか」…】《◆被災者の生活や仕事は事故前の状況に戻っていない》…核発電全開という愚行

2025年02月11日 00時00分20秒 | Weblog

[※ ↑「原発さえなければと思います」(週刊金曜日、2021年03月12日、1320号)]


(2025年01月19日[日])
核発電全開という愚行。正気を失っている。
 《原発回帰》《原発復権》《原発を最大限活用》核発電全開…《「脱原発依存」の看板を下ろすのは、福島の教訓を忘れ去るということだ》(東京新聞)。「教訓」も「警告」も無視して暴走する原子力依存症、核発電「麻薬」中毒者ども。特に許せないのが、コミ、および、玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中、2025年03月03日まで)だ。福島を元の姿に《原状回復》(する努力すら)することなしに、《原発復権》《原発回帰》を後押しし、《原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》され、《原発を「最大限活用する》に舵を切らせた。政権や経産省、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の背中を押して、「核発電全開」へと向かわせた。

   『●女川核発電所2号機を再稼働したい…《辛うじて難を逃れたにすぎません》、
             そのような幸運に次回も恵まれると思っているオメデタさ…
   『●原発マネーに群がる核発電「麻薬」中毒者の意地汚さ…《辛うじて難を
     逃れたにすぎ》ない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働
   『●「閉じない環」破綻した核燃サイクル…《1993年から26回の延期…
     核燃料サイクル政策は要の再処理工場の稼働が見通せず、「破綻」》が露わ
    《各電力会社は使用済み核燃料を再処理工場に搬出できず、急場しのぎの
     対応に追われている。使用済み核燃料を保管する原子炉建屋内の
     貯蔵プールが満杯になると、原発を運転できなくなるためだ。
     東北電力は2月、女川原発(宮城県)の敷地内に新たな保管先
     とする「乾式貯蔵施設」を設けると発表した。乾式貯蔵施設は、
     プールで十分に冷やされた核燃料を金属製の容器に密封し、空冷
     保管する。水がなくなれば重大事故になりかねないプール保管より
     も、リスクが低い。東北電によると、今年9月に再稼働予定の
     2号機のプールは貯蔵率75%で、運転再開から4年ほどで満杯になる。
     乾式貯蔵施設を28年に稼働させるという余裕のない計画を示した。》

   『●“日本一避難しにくい原発”伊方原発…大島堅一さん「エネルギー政策で、
      インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付け」
    「志賀原発、女川原発、柏崎刈羽、そして伊方原発…稼働させたいという
     核発電「麻薬」中毒者に好き勝手やらせていると、日本中が迷惑し、
     世界にも事故の影響が及ぶ恐れ。」

   『●もう一度、「幸運に恵まれる」とでも思っているのかね? 《辛うじて難を
     逃れた》にすぎない、《辛うじて事なきを得たにすぎない》女川原発を再稼働
   『●《周辺住民には地震と津波、その後の大事故の衝撃がなお生々しい》女川核
     発電所再稼働…周辺住民はあのような「幸運」に、再度、恵まれるだろうか?
   『●小出裕章さんは《国が福島県に約束した廃炉へのロードマップはただの県民を
     ごまかすだけのパフォーマンスであり、…悪質な時間稼ぎであると見ています》
   『●核発電バンザイなホシュという矛盾…《地震大国の日本には、北海道から
     沖縄まで原発を動かせる場所はどこにもない》(樋口英明さん)というのにね
   『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
       場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却
   『●核発電賛成派の周辺住民の皆さん、いいんですね? 経産省や電力会社、原子力
       「推進」委員会は「事故時、避難できませんよ」と言っているのに等しい
   『●樋口英明元裁判官《地震大国の日本には、北海道から沖縄まで原発を動かせる
      場所はどこにもない》はずなのに、仙台高裁ときたら住民側の控訴を棄却
   『●東京電力核発電所人災の教訓も能登半島地震の警告も無視してオンボロ核発電
       所を稼働させたいとはね…ところで、福島は「原状回復」したのですね?
   『●ホントにオメデタイ国だ…14年前の「教訓」やわずか1年前の「警告」を
     無視する、経産省や原子力「推進」委員会委員ら核発電〝麻薬〟中毒者たち
   『●《エネルギー基本計画…原発依存度「可能な限り低減」の文言削除》…原発
     依存症、核発電〝麻薬〟中毒な皆さん…もうどうかしてしまっているニッポン
   『●「教訓」も「警告」も無視して暴走…《原発活用は政府と同じ方向》な
     玉木雄一郎コミ代表(3カ月役職停止処分中)が《原発復権》を大きく後押し
   『●《原発回帰》《原発復権》《原発を最大限活用》核発電全開…《「脱原発依存」
       の看板を下ろすのは、福島の教訓を忘れ去るということだ》(東京新聞)
   『●2011年3月11日「震災も原発事故もまだ終わっていない」…「教訓」や
     「警告」はどこに? 原発復権・原発回帰して原発依存度を上げていいのか?
   『●《除染土》という名の汚染土を全国に拡散する気満々…《除染土の再利用
     「粉じんが飛び、内部被ばくする可能性」指摘 公共事業などに活用する国方針》

 東京新聞の記事【こりずに原発回帰...「福島事故を忘れたのか」 エネルギー基本計画原案に被災者「県が撤回を働きかけて」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/376129)によると、《政府が新しいエネルギー基本計画の原案で原発の最大限活用に方針転換したことを巡り、東京電力福島第1原発事故の福島県内の被災者らでつくる5団体が26日、内堀雅雄知事に対し、国に事故後苦しんできた福島の現状を伝え、異議を唱えるよう申し入れた》、《◆被災者の生活や仕事は事故前の状況に戻っていない 申し入れ書では、県内12市町村の避難指示が出た区域では住民登録者数と居住人数を比べると、4万7000人が戻れていないと指摘。避難者の4割が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがあるとする大学の調査結果を提示した。生活や生業が戻らず苦しみが続く中、基本計画の原案は「福島の事故がなかったかのようにしている県民の苦しみを何ら顧みないものだ」》。

   『●第八回竜一忌、涙が出ました: 松下竜一さん「暗闇の思想」を語る小出裕章さん
   『●いま「暗闇の思想」を: 朝日新聞(地方版?)社界面トップ
   『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う
   『●原発を稼働させるということ = 誰かの犠牲の上でしか成り立たない社会

 《誰かの犠牲の上でしか成り立たない社会》で良いのか?
 山川剛史記者による、東京新聞の記事【「いったん全てを疑おう」原発報道の姿勢が決まった 誰かの犠牲の上に立つ「繁栄」は変えなければ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374860)によると、《◆原発だけを遠方につくっていた、ということは 見渡してみれば、火力発電所なら東京湾沿いに多数あります。電力会社だけでなく企業の自家発電も無数にあります。電力消費地の中にある方が有利だからです。しかし原発はいずれも周辺人口が少ない地域にだけあり、わざわざ送電ロスもあるのに何百キロも送電線を引いてきています》。

 『松下竜一 未刊行著作集4/環境権の過程』より。
 《「電気需要増加は必至ではないかという問いかけ…。…現在の電力に頼りきった文化生活そのものへの反省と価値転換であり、少数の被害者には目をつぶって成り立つ多数の幸福という暗黙裡の差別的発展への懐疑であり、さらに大きく根本的には、電力をとめどなく食いつぶしてやまぬ高度経済成長政策の拒否である」(p.107)。「…だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化生活をこそ問い直さねばならぬと。/じゃあチョンマゲ時代に帰れというのか、と反論が出る。必ず出る短絡的反論である。…今ある電力で成り立つような文化生活をこそ考えようというのである。…/…ただひたすらに物、物、物の生産に驀進して行き着く果てを、私は鋭くおびえているのだ。/「一体、物をそげえ造っちから、どげえすんのか」という素朴な疑問は、…開発を拒否する風成で、志布志で、佐賀関で漁民や住民の発する声なのだ。…/…都会思考のキャッチフレーズで喧伝されるのなら、それとは逆方向の、むしろふるさとへの回帰、村の暗がりをもなつかしいとする反開発志向の奥底には、〈暗闇の思想〉があらねばなるまい」(pp.116-117)》。
 内橋克人さんの〈浪費なき成長〉につながる〈暗闇の思想〉。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/374860

山川剛史記者
「いったん全てを疑おう」原発報道の姿勢が決まった 誰かの犠牲の上に立つ「繁栄」は変えなければ
2024年12月31日 15時00分

〈福島第1原発事故を見つめた14年〉②

 多くの方がそうだったと思いますが、2011年3月の東日本大震災、とりわけ東京電力福島第1原発事故は、頭をハンマーで殴られたような衝撃でした。

 正直なところ、こんなことが現実に日本で起きるとは信じられませんでした。


◆福島が負っていた巨大リスクを認識していなかった自分

 なぜ首都圏の電力をわざわざ遠い福島でつくっていたのか

 いかに巨大なリスクを福島に押し付けていたのか

 ろくに認識せずに生きてきた自分が恥ずかしかったです。

     (福島第1原発から首都圏に向かう送電線。現在この地は、
      除染で出た汚染土置き場となっている=福島県大熊町で)

 「だれかを踏みつけにしながら、都市を繫栄させるようなことを続けていてはいけない。日本は、いや自分が生活様式を含めて変わらなきゃいけない」

 刻々と悪化する原発事故の状況を紙面化しながら、そう心に刻みました。

 その思いが私の原点です。


◆原発だけを遠方につくっていた、ということは

 見渡してみれば、火力発電所なら東京湾沿いに多数あります。

 電力会社だけでなく企業の自家発電も無数にあります。

 電力消費地の中にある方が有利だからです。

 しかし原発はいずれも周辺人口が少ない地域にだけあり、わざわざ送電ロスもあるのに何百キロも送電線を引いてきています

     (柏崎刈羽原発のある新潟県から伸びる送電線
      =群馬県中之条町で)

 首都圏向けでいうなら、一番近い原発でも日本原子力発電 東海第2(茨城県東海村)が都心(ひとまず国会にしました)まで直線距離で約114キロ

 東京電力福島第2原発が215キロ、東電福島第1原発が226キロ

 東電柏崎刈羽原発(新潟県)が220キロ、東電がまだ計画をあきらめない東通原発(青森県)にいたっては632キロもあります。

 この異常なまでの立地の違いが意味することは、原発が抱えるリスク(危険性)の巨大さにほかなりません。

 福島で原発事故が...……
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