当選を祝して、舛添新都知事に関するgendai.netの記事【有権者に寄付行為市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発】(http://gendai.net/articles/view/news/147845)と、
My News Japanに出ていた三宅勝久さんの記事【政党交付金から身内会社「マス研」に家賃3000万円環流 舛添要一都知事候補のモラルなき吸「血税」ぶり】(http://www.mynewsjapan.com/reports/1980)。
投票締め切り直後に「当確」が出ました(『舛添氏が当選確実 都知事選、宇都宮氏・細川氏ら破る』http://www.asahi.com/articles/ASG2776FCG27UTIL04K.html?iref=comtop_6_01、2014年2月9日20時00分)。いや~お目出度い。民度がしれようというものですね。脱原発派の都民の皆さんには、本当にお気の毒、としか言いようがない。都民ではありませんが、脱原発派候補に投票していただいた皆様に、大変に感謝します。お疲れ様でした。
それから、「矢崎泰久さん【発言2014】、「・・脱原発なら誰でもいいのか。恥知らずな軽率な行動に思えてならない」。全く同感」、「「小泉さんが本当に脱原発なら宇都宮さんを応援すればよかった・・」と参加者・・・」、「結果として批判されるのは宇都宮健児氏サイドのような気がして、それも腹立たしい。「脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけ」合わせようとしているのは誰か、明白なのに」、「脱原発派が敗れた時の宇都宮健児さんへの批難が怖い」・・・・・・そう思ってきましたけれども、現実のものになりそうで怖いです。
『●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?』
『●都知事選: 小出裕章さんの発言を
「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・』
さて、三宅勝久さんによると「マス研に流し込まれた税金は3000万円以上にのぼる。また、1999年の都知事選に立候補した際には、自ら支部長をする自民党支部から政党交付金2300万円を自分自身に「寄付」させ、選挙運動に費やしていたこともわかった。生活保護基準の切り下げに血道をあげた元厚労相による血税へのタカりぶりは、目を覆うばかりだ」
また、先日の「つぶやき」から:
■④『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 三宅勝久さん
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36ce19fbf26d913e335af69dccc1ba9f)の
興味深い記事【舛添氏の危うい〝政党交付金ビジネス〟 3千万円超が
自宅家賃に還流】、「公金感覚の欠如を疑わせるような事実が発覚・・
税金から「家賃」を払わせるとは、品性を疑う」
このオカネ・「マネー」への意地汚さはきっと命とり。この「品性」の無さは絶対に命取りとなるはず。きっと猪瀬氏の二の舞になる、と確信します。税金の無駄遣いで都民の皆さんにはお気の毒だけれども、4年も待たずに、都知事選が行われるはず。誰が、昨年の今頃、1年も待たずに都知事選があると思っていただろう。でも今回は、確信します。
都知事選6回目の失望を祝して、舛添氏のこれまでの「貢献」を以下に。
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)』
「舛添要一元厚相に言われちゃおしまい。・・・都知事を総理に
という声があるが、との問いに答えて、「・・・国会じゃ友だちいないし、
鼻もちならないし、あいつはイヤって意味において、石原が総理に
なったって3日持たない。・・・『友だちのいない国王』は、知事だから
やってられるの」、「吉田 ・・・そしてね、石原慎太郎という男は・・・
リアルな政治力学に手を汚さないで済む政治家だから
気楽でいいね・・・・・・と笑ってたぜ」(p.142)。」
『●『思考停止社会 ―「遵守」にむしばまれる社会―』読了(3/3)』
「もう一つの問題点は、トップの姿勢としての当時の舛添厚生労働大臣の
発言と態度(p.150)。「自分の部下である社保庁職員を
こき下ろし、事実を確認する前から組織や部下の職員の刑事責任にまで
言及したのです。/・・・基本的な事項について十分に理解していた
とは思えません。/・・・社保庁職員に対する批判が
ここまでエスカレートすることはなかったでしょう」(p.151)」
『●相変わらず辛辣な・・・』
「参院選対策本部長代理就任を舛添氏に打診するなんて
センス悪るすぎますよ。(応援する気はまったくないですが)自民党に
とって、断られて良かったです、きっと。舛添氏が人気あるなんて、
(大)マスコミだけが言っていることとしか思えません。身の回りで
舛添氏を応援している、なんていう(私の身の回りにほとんど
いませんが・・・)自民党支持者を見たことがありませんもの。
党内情勢として、「党内では世論調査の「首相にふさわしい政治家」で
トップを走る舛添氏を選挙の顔とするしか打開の道はないとの意見が強い。
ベテラン議員は「人気のある舛添氏を幹事長に起用すれば、参院選は
絶対勝てる」と太鼓判を押す」、なんて本当かしら?・・・
また“ヤルヤル詐欺”か 舛添要一いつ離党するのか」
『●逆の立場なら?』
「もっともな指摘ですね。逆の立場なら、「朝までなんとか・・」なんて深夜の
テレビ番組で舛添氏は議員辞職を要求しそうです。要は金の問題なの
ですね。「国民第一」ではなく「(私の)お金・選挙第一」なわけです・・・
しかし、つくづく人望のない人です。以下の記事の通り。
伊吹文明氏や町村信孝氏なんかにここまで言われるというのは
すごいことでしょう。「膿み」ですって。石原慎太郎 都知事に「人望が無い」
なんて言えた義理ではないようです。また、〝衣替え〟党では
荒井広幸幹事長なんかと上手くやっていけるとはとても思えないです・・・
「やっとうみが出た」…自民冷ややか」
『●野中氏の爆弾発言』
「ちょっと見ていない間に、自民党関係者のこんなに笑える記事が多数。
『「助成金ドロボー」の批判飛び交う舛添商店の悪評』(・・・・・・)」
『●原発マネーに群がる ~読売が最悪~』
「◇血税、東電マネーも注入 ・・・「公益財団法人 日本生産性本部」・・・
この組織内に、「フォーラム・エネルギーを考える」がある。メンバー・・・
舛添要一(参院議員)、山谷えり子(同)・・・」
『●「曽野綾子とは何か」 『週刊金曜日』(2014年1月24日号、976号)についてのつぶやき』
「■⑨『週刊金曜日』(2014年1月24日号、976号) / 【西川伸一の
政治時評/舛添氏が当選しその得票より細川・宇都宮両氏の得票が
上回る――これが最大の悪夢】。きっとその時批難されるのは
宇都宮氏側だ・・小泉氏の「分断工作」に迂闊にも乗った人たちによって
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5)」
『●都知事選: 小出裕章さんの発言を「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・』
「そして、今回の知事選では、私は舛添さんに勝たせることだけは
あってはならないと思います。・・・今回、細川さんを支持した人たちの
中には、舛添さんを勝たせたくないと思っている人がたくさんいると、
私は思います。・・・脱原発の人が多くの票を集めてくれることを願いますが、
票が割れる中、舛添さんが利を得ることを私は怖れます」
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【http://gendai.net/articles/view/news/147845】
有権者に寄付行為 市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発
2014年2月8日 掲載
日刊ゲンダイ本紙が7日報じた都知事選・舛添要一候補の選挙違反疑惑が市民団体の告発に発展した。
「市民連帯の会」(代表・三井環元大阪高検公安部長)は、個人演説会で来場者に「五輪バッジ」を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフを、公職選挙法違反(寄付の禁止)の容疑で、8日警視庁に告発状を送付したという。
告発状によると、今月5日、東京都町田市のホテルで開催された個人演説会で、舛添本人と受付スタッフ数人は約500人の来場者に対し、選挙用の法定ビラと一緒に東京五輪の特製バッジ(時価3000円相当)を配布して、同額を寄付したとしている。
公選法199条2の寄付行為の罰則は、1年以下の禁錮または30万円以下の罰金。舛添がたとえ都知事になったとしても、猪瀬同様、公選法違反容疑で追及される可能性が出てきた。
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【http://www.mynewsjapan.com/reports/1980】
政党交付金から身内会社「マス研」に家賃3000万円環流 舛添要一都知事候補のモラルなき吸「血税」ぶり
三宅勝久 03:10 02/07 2014
原発推進を掲げる安倍自民党政権と電力会社など大企業の御用組合「連合」の後押しを受けて東京都知事選に立候補している舛添要一・元厚労相が、自身が代表をする政党支部に自宅を貸した格好にして、多額の政党交付金を家族経営の株式会社「舛添政治経済研究所」(以下マス研という)に還流させていたことがわかった。マス研に流し込まれた税金は3000万円以上にのぼる。また、1999年の都知事選に立候補した際には、自ら支部長をする自民党支部から政党交付金2300万円を自分自身に「寄付」させ、選挙運動に費やしていたこともわかった。生活保護基準の切り下げに血道をあげた元厚労相による血税へのタカりぶりは、目を覆うばかりだ。(政治資金収支報告書や登記簿謄本など証拠書類はPDFダウンロード可)
元厚労相で参議院議員・舛添要一都知事候補の自宅。
(株)舛添政治経済研究所、自民党東京都参議院比例区第28支部、
新党改革比例区第4支部、舛添要一後援会、グローバルネットワーク研究会
――の1会社法人、2政党支部、2政治団体が置かれていた。支部には
2億円を越す政党交付金が入り、そこから「家賃」を会社に払う形で
3千万円もの税金が還流していた(世田谷区代田)。
【Digest】
◇黙殺されたスクープ
◇政党交付金使途等報告書
◇3年間で3団体から「家賃」1500万円
◇官報DBでさらに追跡調査
◇自民経由で交付金1千6百万マス研に
◇マス研への税金還流「3千万円」一覧表
◇黙殺されたスクープ
〈舛添氏政党支部/自宅に事務所費800万円/政党助成金を懐に
/10~12年ファミリー企業に支出〉
そうした見出しの記事が日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』に掲載されたのは、東京都知事選が告示された1月23日のことだった。記事によれば、舛添氏が代表をする自民党支部や新党改革支部に政党交付金(税金)が支給され、そこから家族会社である舛添政治経済研究所に支部の「事務所家賃」が払われていたという。家賃名目でマス研に還流した税金は、2010年~12年の3年間に800万円に上る、と記事は指摘している。
国会議員、厚生労働大臣という経歴を持つ都知事候補に関する不公正な行状の告発である。だが一般紙やテレビ、通信社などの記者クラブメディアは、この問題を取り上げようとしなかった。当日1月23日の夕刊や翌24日朝刊、翌々日もその次も、いっさい報じられることはなかった。まるで誤報か、あるいはウラが取れずに後追いできなかったかのように、完全無視である。
筆者は日本共産党の党員ではなく、同党の候補を応援する義理もない。しかし、赤旗が報じた都知事候補・舛添氏の「税金還流」問題は、もっと広く伝えられるべきではないかと強く疑問を持った。有権者にとっては、根拠のよくわからない「出口調査」などより、よほど意味があるニュースではないだろうか。
もしかして記者クラブメディアは舛添候補に勝ってほしいのだろうか――不信と疑問を持ちながら、筆者は自分で取材に着手することにした。結論から述べれば、「還流」した税金は800万円どころではなく、実質的に3000万円を超すことがわかった。以下順を追って説明したい ・・・・・・・・・。
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