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●「戦争や軍国主義を批判、風刺、反体制的な句を作った俳人四十四人が治安維持法違反容疑で検挙され…」

2019年01月03日 00時00分59秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



東京新聞の桐山桂一さんによるコラム【【私説・論説室から】俳句弾圧事件を思う】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018022602000142.html)。

 《戦争や軍国主義を批判、風刺、反体制的な句を作った俳人四十四人が治安維持法違反容疑で検挙され、十三人が懲役刑となった…故金子兜太さん…今の世相を…「戦前と似ている」と嘆いていたという》。

   『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
               「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい
    「東京新聞の社説【安保関連法施行 「無言館」からの警鐘】…」
    《長野県上田市の南西部に広がる塩田平(しおだだいら)
     その山裾に「無言館(むごんかん)」は立つ。昭和の時代、画家を
     目指しながら志半ばで戦火に散った画学生の作品を集め、
     展示する慰霊のための美術館だ》
    《戦争さえなければ、彼らの中から日本を代表する芸術家が、
     何人も生まれたかもしれない。その好機を奪った戦争は嫌だ、
     平和は尊いそれが無言館のメッセージであることは確かだ。
     平和憲法耕し、花咲く
       窪島さんには無言館が反戦・平和の象徴とされることへのためらい
     あるという。「絵を描くという純粋な行為を、政治利用することはできない」
     と考えるからだ。その考えは今も変わらない。
       しかし、安倍晋三首相の政権が成立を強行した特定秘密保護法
     安保関連法をきっかけに、時代への危機感募り始めたという。
       防衛・外交などの「特定秘密」を漏らした公務員らを厳罰に処す
     特定秘密保護法は、国民の「知る権利」を脅かしかねない真実を
     隠蔽(いんぺい)し、画学生たちをも戦地へと駆り立てた戦中の記憶と重なる》

 <戦争が廊下の奥に立つてゐた>…正に、いまのアベ様の世を示している。
 このコラムで思いでしたのは、俳句ではないけれども、鶴彬さん。《手と足をもいだ丸太にしてかへし》《万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた》《タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう》。

   『●「敗戦70年 日本人は、戦争で何をしたのか」
          『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号)
    「倉本さおり氏【Interview 4 [俳人]金子兜太/「いま、平和を詠む」という
     ことの本当の意味】、「政治性を付与するのは詠み手でなく読み手……
     作品の意図をでっちあげるようになると、その国は危ない……
     「芸術性がなくなる」ということの怖さ……鶴彬……」」

   『●『石原莞爾/その虚飾』読了 (2/2)
     「「手と足をもいだ丸太にしてかへし
      万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
       /…鶴彬は、こうした刺し貫くような反戦川柳をつくって逮捕され、
         赤痢にかかって、手錠をかけられたまま、二十九歳で病死した」」

   『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」
   『●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の
       非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任
   『●戦争できる国へ: アベ様をはじめ
     自公議員・翼賛野党議員の皆様がまずは「丸太」に
   『●「敗戦70年 日本人は、戦争で何をしたのか」
        『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号)
   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
   『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
           人の親として「そんな世」を目指しているの?
    「「あの時代」に、死を賭しているとしか思えない激しい反戦川柳を
     詠んでおられる鶴彬さん。お名前だけは存じ上げていますが、
     ブログ主は不勉強で、その生涯をよくは知りません。でも、治安維持法など、
     鶴彬さんの「生きた世」は相当に過酷だったことは想像できます。
       いま、自公を支持する皆さんは人の親として「そんな世」を目指している
     のでしょうか? これ以上アベ様の政が続き、閉塞の時代となることに、
     ブログ主は耐えられません」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018022602000142.html

【私説・論説室から】
俳句弾圧事件を思う
2018年2月26日

 戦前に文学が弾圧された事件といえば、「蟹(かに)工船」の作家小林多喜二を思い出す。拷問死は一九三三年二月二十日だった。

 なんと俳句も取り締まられた。戦争中には、反戦の句を詠んだ俳人らが検挙・投獄された「新興俳句弾圧事件」があった。二〇一四年二月二十日の本紙「筆洗」は、こんな句を紹介している。

   <糸きりきりとハムの腕

 詠んだのは秋元不死男(ふじお)。「きりきり」という擬音語が醸す恐怖がいけなかったのだろうか。秋元の前の俳号は、東(ひがし)京三。語順を並べ替えると共産党になる。

   <冬空をふりかぶり鉄を打つ男

 鉄は資本主義を表し、それを打つので革命になる。筆洗子は「特高(警察)の言い掛かりも狂気である」とつづる。こんな俳句も摘発された。詠んだのは、渡辺白泉。

   <戦争が廊下の奥に立つてゐ(い)

 戦争や軍国主義を批判、風刺、反体制的な句を作った俳人四十四人が治安維持法違反容疑で検挙され、十三人が懲役刑となった。

 この事件を語り継ぐ「俳句弾圧不忘の碑」が長野県上田市に完成した。筆頭の呼び掛け人は故金子兜太さんだった。戦争体験者であり、反戦を貫いた人だった。今の世相を金子さんは「戦前と似ている」と嘆いていたという。九十八歳で亡くなった日は二月二十日。くしくも多喜二忌である。 (桐山桂一
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コメント (1)
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