――――――― 矢崎泰久さん【発言2013】、《腰を抜かすほど驚いて、「君の一票の棄権は、バカの一票が倍になることだ…」…民主主義の大敵は投票に行かないことだ…。…とにかく投票に行く。このことによってしか、悪政は拒否できない…棄権は危険だ!》
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (金口木舌)《▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい》
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」
(2021年11月14日[日])
小泉浩樹・平賀拓史・佐々木凌・白石昌幸記者らによる、アサヒコムの記事【投票締め切り時刻、繰り上げ37%「効率性だけ理由にするのは問題」】(https://digital.asahi.com/articles/ASPC86532PC5ULZU001.html)。
《10月31日の衆院選で、投票の締め切り時刻を午後8時以前に繰り上げた投票所が全国の37%に上ったことが総務省のまとめでわかった。茨城県では水戸市全域を含め95%の投票所が繰り上げていた。期日前投票の定着や夜間の投票実績の少なさなどが理由とされるが、有権者の投票機会を奪うことにもなりかねない》。
そうまでして、投票率を下げたいのかね? 何のため?? ここ数回の国政選挙で、大変に気になっていたのですが、ここまで酷いことになっているとはね。それにしても政府や自公は、なぜ投票率を上げる努力をしないのですか? 「期日前投票の定着」したので、当日の投票を止めましょうということになるのか? 投票率を上げるための「期日前投票」だったのではないのか。「夜間の投票実績の少なさ」はどの程度なのか? 当日投票者の0.1%ならば、投票締め切り自国の繰り上げが認められるのか? 1%なら? 5%なら? 《「負担が大きい」などの声が自治体から出ていた》とは、何の負担か? 《立会人から「人が来ないのに待ち続けなければいけない。負担が大きすぎる」と繰り上げの要望が出ていたという》、唖然とする。《開票作業の深夜手当の削減などで1~2割のコストカットになったという》…そんなところのコストカットを誰が求めているのだろうか? なぜ、投票率を下げる方向に心血を注ぐのですか? 《繰り上げへの苦情はない》のならば、《有権者から政治参加の機会を奪》っても構わないのだろうか。逆に言えば、一人でも苦情を言えば、繰り上げを止めるのですね?
『●「政権にとって「白紙委任状」ほど好都合なものはありません」:
2014年12月衆院選に是非行こう!』
『●森達也さん、「僕はもうあきらめた」
「これから4年間でこの国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●小選挙区制は欠陥品だし、
自公政権という「驕るもの」に「謙虚」さを求めても仕方ない』
『●やはり選挙で「No」を突きつけるしかなかったはず・・・
「議席数 「改憲」減 「脱原発」増」とは言え』
『●衆院選の酷い結果: 本当に、
「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」のか?』
「「▼戦後最低の投票率だった。馬よりも犬よりも強かったのは猫である。
「眠り猫効果」というよりほかない」。
「勝ち馬効果」、「負け犬効果」、いや「眠り猫効果」だそうです……
次回こそ、「君の一票の棄権は、バカの一票が倍になることだ……
民主主義の大敵は投票に行かないことだ」、とならないようにして
ほしいもの。「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」
ことを信じたい」
2021年衆院選の投票率は55.93%。数パーセント上がったとはいえ、2/4が選挙に行かないことで、自公お維を間接的に支持しているという大勢に大きな違いはなかった。眠り猫な《選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力》なのに、勿体ないなぁ。あぁ、残念で仕方ない。(鈴木耕さん)《本音を言おう、口惜しいいいいいいいなあ……。》
やはり、脱メディアコントロールを進めなきゃ…。酷い状況だ。神保哲生さん「政治が活気を保つためには、選挙と並んでもう一つ重要な条件があります。それは、多くの人を惹きつけることのできる魅力的な政治報道が存在するかどうかです」「伝え手の腕や能力次第ではとても面白くもなり得る素材を、日本のメディアはきちんと料理できているでしょうか」「日本ではメディア、とりわけ政治メディアが正常に機能していないと考えざるを得ない」「この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではない」。
中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」。
週刊朝日のコラム【室井佑月「選挙あたしの総括」】(https://dot.asahi.com/wa/2021111000007.html)によると、《野党のほかの党に応援を要請しながら、他党に対し全くリスペクトがない。彼らの態度が多くの人たちにどう映ったか、いうまでもないだろう。... 立憲は新しい組織だから、地方に根を張ってない。だから、野党共闘をしっかりし、社民党や共産に協力をもらわないと勝てない。それを中央はわかってない。また迷走し、共産のせいにするのか。だったらもうついていけない》。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》』
『●デタラメな選挙制度で《民意が示された》? ――――「岸田政権の
下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」?』
『●大阪の直接的・間接的お維支持者の皆さん、大阪「ト」知事三代らに
イジメられることが快感にでもなっているの? それにしても酷い面子…』
『●御用マスコミまでもが喧伝する「立憲民主党敗北は野党共闘のせい」
「野党は批判ばかり」…自公お維はよほど野党共闘が怖いのね?』
『●小選挙区2勝2敗 ―――《沖縄は民意をほごにされてきた地だ。
…民から政治が遠のいていった沖縄で、選挙や民意を語ることは難しい》』
=====================================================
【https://digital.asahi.com/articles/ASPC86532PC5ULZU001.html】
投票締め切り時刻、繰り上げ37%「効率性だけ理由にするのは問題」
小泉浩樹 平賀拓史、佐々木凌、白石昌幸
2021年11月9日 6時00分
(衆院選の投開票日、投票所を訪れた有権者
=2021年10月31日午前9時10分、東京都中央区、加藤諒撮影)
10月31日の衆院選で、投票の締め切り時刻を午後8時以前に繰り上げた投票所が全国の37%に上ったことが総務省のまとめでわかった。茨城県では水戸市全域を含め95%の投票所が繰り上げていた。期日前投票の定着や夜間の投票実績の少なさなどが理由とされるが、有権者の投票機会を奪うことにもなりかねない。
総務省によると、全国4万6466カ所の投票所のうち、千葉、神奈川、大阪を除く44都道府県の1万6967カ所で、投票締め切り時刻が繰り上げられた。2017年の前回衆院選に比べ、投票所の数は1275カ所減ったが、繰り上げは220カ所で増えた。
都道府県別で、繰り上げ投票所の割合が高かったのは茨城を筆頭に、島根94%、鹿児島90%、高知89%など。
公職選挙法は、投票時間を「午前7時から午後8時まで」と定める。そのうえで「投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合に限り、4時間以内の範囲内において繰り上げることができる」としている。繰り上げは、各市町村の選挙管理委員会の判断だ。
かつて投票時間は午後6時までだったが、有権者が投票に行きやすいように1998年から延長された。ただ総務省によると、当時から一律の延長には「負担が大きい」などの声が自治体から出ていたという。
金子恭之総務相は2日の会見で「選挙が行われる時期や地域の実情などを精査し、十分検討を行った上で対応するよう、引き続き各選挙管理委員会への周知に努め、投票環境の向上策に工夫して取り組んで頂くように促していきたい」と述べた。(小泉浩樹)
自治体「午後7時台の投票少ない」「繰り上げないと目立ってしまう」
投票の締め切り時間を繰り上げた自治体は、夜の投票者数の少なさや投票立会人の負担を理由に挙げる。
約27万人が暮らす水戸市では、19年の市長選・市議選から全域で午後7時までとした。「期日前投票が増え、午後7時台に投票に来る人は少なかった」と担当者はいう。14年の衆院選では2818人(当日投票者の3・27%)、17年は1657人(同2・53%)で、時間帯別では最も少なかった。
栃木県内では、今回の衆院選で投票所828カ所のうち489カ所で繰り上げた。17年衆院選の14%から今回の59%への急増ぶりは都道府県別ではトップだ。
鹿沼市では今回、全72カ所の投票所が午後6時か7時までとした。昨秋の知事選では午後7時台の投票者は539人。当日投票者の2・64%だった。市選管によると「全く人が来ない投票所もあった」という。
各投票所には、公職選挙法の規定で2~5人の立会人をおかねばならない。立会人から「人が来ないのに待ち続けなければいけない。負担が大きすぎる」と繰り上げの要望が出ていたという。山間部の粟野地区で今回3回目の立会人になった会社員新田正人さん(64)は「繰り上げで正直ほっとした」と話す。投票日は朝6時45分に集合。投票所を離れられるのはトイレと食事の時間だけだ。投票が終わっても、投票箱を開票所へ運ぶ車に同乗する必要もある。「(午後7時以降は)1、2人しか投票に来なかった。翌朝も仕事があるのに、待ち続けるのは納得がいかなかった」。立会人が70~80代と高齢化し、負担軽減から繰り上げたという自治体もあった。
繰り上げによるメリットもある、と答えたのは茨城県美浦(みほ)村だ。国政選挙の開票は午後9時からだが、繰り上げ自治体では午後8時からに出来る。今秋の県知事選から投票を午後6時までにしたところ、開票作業の深夜手当の削減などで1~2割のコストカットになったという。「今回も知事選以上の効果があった」と語る。
まわりの視線も気になる。午後6時に繰り上げた茨城県北茨城市は「開票結果を早く出せるように、他の自治体と足並みをそろえる意味もあった」と話す。前回衆院選では茨城5区の4市村のうち、同市だけが午後8時まで投票を受け付けていた。「繰り上げないと目立ってしまう」
とはいえ、繰り上げが行き過ぎれば、有権者から政治参加の機会を奪うことにつながりかねない。
茨城県選管は、各市町村選管に「繰り上げをする場合には、有権者に十分周知すること」と通知。水戸市選管では、入場整理券やホームページなどに時刻を太字で記した。担当者は「期日前投票は午後8時まで受け付けており、期日前投票所の数も増やした。夜間に投票していた人はそちらを利用してもらえたのではないか」と語る。市内で期日前投票をしたのは、2017年の衆院選では有権者の19%、今回は20%だった。
栃木県鹿沼市選管は、繰り上げ周知のため、小中学校で保護者向けのプリントを配り、ホームページで呼びかけた。担当者は「広報活動の結果、市民に理解してもらえたと考えている」と話した。
取材した自治体のいずれも有権者からのクレームはほぼなかったという。全43市町村で繰り上げた鹿児島県。地域により午後4~7時の4段階で繰り上げた同県肝付町の担当者は「期日前投票は午後8時までやっており、繰り上げへの苦情はない」と話した。(平賀拓史、佐々木凌、白石昌幸)
識者「投票の権利、制限していないか検証を」
地方政治に詳しい大正大の江藤俊昭教授の話 投票の権利を制限してはならず、効率性だけを理由にした繰り上げは問題だ。デパートへの共通投票所の設置や、期日前投票の導入など投票権の行使を充実させる取り組みは行われているが、各地で投票所は急減しており、過疎地域では期日前投票だけでは代替できない。繰り上げが投票の権利を制限していないか、地域ごとに検証が必要だ。具体的な有権者を想定して、投票権をどう充実していくか検討する時期だ。
2021年衆院選で投票締め切り時刻を繰り上げた投票所の割合
北海道 42%
青森 8%
岩手 84%
宮城 55%
秋田 88%
山形 36%
福島 79%
茨城 95%
栃木 59%
群馬 88%
埼玉 2%
千葉 0%
東京 2%
神奈川 0%
新潟 42%
富山 11%
石川 10%
福井 13%
山梨 9%
長野 25%
岐阜 25%
静岡 14%
愛知 4%
三重 61%
滋賀 5%
京都 11%
大阪 0%
兵庫 3%
奈良 16%
和歌山 74%
鳥取 45%
島根 94%
岡山 68%
広島 39%
山口 47%
徳島 27%
香川 24%
愛媛 41%
高知 89%
福岡 5%
佐賀 46%
長崎 57%
熊本 69%
大分 74%
宮崎 76%
鹿児島 90%
沖縄 19%
=====================================================