エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#楽しむ子育て #忍耐強い子育て

2024-11-26 07:57:40 | エリクソンの発達臨床心理

#いつもお母さんといっしょ
#人間が強くなる時 #隠れている悪夢 #聖書の言葉 #単独者の恵み #出来事になる言葉 #全ては自由のため #聖書の言葉 #1人豊か #きらい   マハトマ・まど・みちおさ.......

「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

Childhood and Society 第3章  p.157から。

   
    7 その後の研究

 1942年 私がメキールと共に,現地調査を行って,5年,1937年 インディアン保護区で共に暮らした仲間の ゴードン・マクグレゴーは,パイン・リッジの子どもたち200人に対して,集中的に大規模調査を指揮しました。これは,より大規模なインディアンの教育研究計画の一部でした。それは,五つのアメリカインディアンの部族の,子どもの時期と部族の人格に関する詳細なデータを集める研究でした。この集中的な大規模研究には,シカゴ大学とインディアン管理局が人とお金を共同で出しました。マクグレゴーと彼の研究グループは,私どもとは異なり,一年間,学校と家庭で インディアンの子どもを観察する機会が与えられました。しかも,このマクグレゴー等の研究グループは,他のインディアンの部族や白人の子どもの調査も行い,この研究のために工夫された心理的にも精通した人たちでした。ですから,マクグレゴー等の研究は,臨床で受けた感じが本物だったことを示す実例として役立ちますし,それは行論の中で明らかになります。
 私は,インディアンの古い子育ての仕方に関する項目を,2つ3つ,要約しようと思います。インディアンの古い子育ての仕方は,マクグレゴーの解説によれば,あれこれ続いてきたように見えます。特に,インディアン居留地の 純潔のインディアンとあまり混血が進んでいないインディアンの場合,インディアンの古い子育ての仕方がかなり残っていました。
 マクグレゴーの報告によれば,赤ちゃんは きついお包みに入れられて,身動きも取れないほどです。抱かれている間は,絶えず軽く揺すられています。生後九か月で離乳する子もいれば,生後35か月で離乳する子もいました。たいていは,生後11か月から18か月の間に,離乳します。指しゃぶりをする子はほとんどいません。おしゃぶりをしたケースは3ケースで,1つはゴム製,1つは豚肉,もう一つはソーセージでした。「親指の爪を前場にぱちんと当てる」習慣が,ダコダ族ではよくあることでした。歯をカチカチすることは,女性と子どもによくあることでした。
 幼いこどもの育ちを,大人たちは,楽しく,しかも,忍耐強く,見守られました。


 インディアンの子育ては,幼いころは,楽しむ子育てであると同時に,忍耐強い子育てである,という理想的な子育てでしたね。
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