エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#患者の人生は,#医者の診断次第

2017-07-15 03:07:46 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

  発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていかなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~

 
発達トラウマ障害(DTD)になると、トラウマの囚われからなかなか解放されないで・・・
    スポーツ根性ものとは真逆です。  ある意味、育ちがうまくいくのは、繰り返し気付きを与えられて、無意識の暴力から解放されていくことだ、とも言え......
 

 ヴァン・デ・コーク教授  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第12章。「思い出すのが,耐えられないほどの重荷」です。p.186,第3パラグラフから。

 

 

 

 この戦争が始まって間もなく、イギリス人は「破裂弾ショック、シェル-ショック」という診断名を作り出しました。この破裂弾丸ショックは、退役の戦闘員患者と障害年金のことです。別の、同様な診断名は、「神経衰弱」です。神経衰弱は、治療もしてくれませんし、年金も貰えません。兵隊さんを受診した医者の胸先三寸で、どちらにもなりました。

 

 

 

 

 

 医者が下す診断次第で、患者さんの人生が左右されてしまうのは、いまも昔も、西洋でも東洋でも、変わらない、ということですね。

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