半月前,ブログで現世考: 名古屋大生殺人事件,無期懲役に。無責任の象徴だ!!を書きました。直ぐにはそれほど反響はありませんでした。ところが,無期懲役の判決を不服として,控訴した日(http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170407_13009.html)から,反響が続いています。私のブログで,連日このブログの閲覧順位が,一番,二番の日が続いています。
なぜでしょうか?
名古屋大生の殺人。「勉強ができる子は,勉強が出来ても,ダメな子だ,教育ママもダメじゃないか」「勉強だけじゃぁね,…」という受け止めが多かったんじゃないかしら?
でも,当方のブログでは,全く違う視点から,この名古屋大生殺人事件を見ましたね。
1)この名古屋大生が発達トラウマ障害(DTD)である,という視点。
2)ニッポンの発達トラウマ障害(DTD)は,新聞やニュースになる虐待やネグレクトによるのではない。むしろ,わがニッポンが,低賃金・長時間労働を市民に強いる,病んで不毛な社会(impoverished society)のために,0歳,1歳の時に,母親が赤ちゃんの眼の前にいる時間が極端に少ないこと,したがって,気持ちが温もりを感じるやり取りを赤ちゃんができる良質の時間が極端に少ないことによるものが,ニッポンの発達トラウマ障害(DTD)の圧倒的多数であること。
3)ニッポンの発達トラウマ障害(DTD)の子ども等は,病院(町医者~大学病院・児童精神科医),保育所,学校(幼稚園・小学校~大学院),児童養護施設などで,発達トラウマ障害(DTD)とは診断されず,発達障害(ADHD,自閉症など),ウツ,PTSD,起立性障害などと誤診されてしまうために,正しい医療,正しい支援,正しい教育,正しい支援を受けられないばかりか,発達トラウマのことを考慮されないままに,時間割や日課,ルールなどを押し付けられるという,アメリカでは禁忌とされる関わりをされ続けるので,発達トラウマ障害(DTD)の子どもは,学年が進むほどに次第に病状が悪化していること。
つまり,学校などで良かれとしてやっていることが,現実には,発達トラウマ障害(DTD)の子ども達に対して虐待を毎日していることになる,と言う戦慄すべき状況だ,ということ。
主にこの3つの視点を提供したことによって,ブログの閲覧者が激増した,と思います。
ですから,この名古屋大生を断罪してはいけません。
名古屋大生を,無罪にして,正しい治療,正しい教育,正しい支援を今こそすべきだ,と私は考えますね。
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