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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第12章。「思い出すのが,耐えられないほどの重荷」です。p.187,第4パラグラフ から。
1922年、イギリス政府はサウスボロー報告書を出しました。この報告書の目的は、将来の戦争においては、炸裂弾ショックという診断は避けると共に、補償を求めるいかなる要求にも応じないことでした。この報告書の意図は、炸裂弾ショックを公的には今後使わない、ということと、こういえケースは疾病ではなく戦闘に依るものとは今後見なさない、ということでした。公的な見解では、よく訓練された部隊は、適切な指導の下では、炸裂弾ショックにはならないし、障害を負わせました者は、訓練もやる気も足りない兵士だ、というわけです。炸裂弾ショックという診断の妥当性にまつわる政治的な嵐が、その後何年にも渡って荒れ狂い、炸裂弾ショックの最良の治療法に関する報告書が、科学論文になることはなくなってしまいました。
ここは、なかなか示唆的です。
日本では、アメリカとは異なり、発達トラウマ障害DTDが、何故、正面から議論されることもなく、NHKはじめ、岡田尊司さんも友田明美さんも、大きく扱わないのか?
それは、発達トラウマ障害DTDを、大きく取り扱うと困るからです。
つまり、発達トラウマ障害DTDを認めて、丁寧に対応したいと思えば、莫大な金と莫大な時間がかかってしまうので、「シィーッ」と誰もが、黙りを、決め込んでいるわけです。発達トラウマ障害DTDを、一旦問題にしたら、医療制度、学校、社会福祉、公衆衛生等、多岐に渡る分野の大改革が必須ですが、効く薬がありませんから、発達トラウマ障害DTDに、積極的に関わる大企業は皆無です。
発達トラウマ障害DTDが黙殺されているのは、大企業が儲からないから。
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