1990年代のW124,W140,R129等でLHコントロールをしている車種ではGMモジュールなるモノが装備されてますが。。。
コレがトラブルを起こすと、、、
最悪はエンジンがかかりません。。。御愁傷様です。南無阿弥陀仏。。。(-人-)
工場に入庫し、コンピュータ診断機(DAS,LAUNCH X-431等)でエラーを拾うと、、、
「F」コードが示され、、、GMモジュールに装着されているヒューズF1,F2,F3の断線を示すエラーが出て参ります。。。
コレってナニが言いたいかって言うと、、、GMモジュールに入力された電源が負荷になるインジェクション装置等に供給されてませんよーって話です。。。
さて、、、ここからは玄人整備士さん向けへの情報提供です。
御存知の話でしたらスルーしちゃって下さいね。
以降の説明に関してユーザーさんからお問合せ戴きましても弊社のノウハウの部分が御座居ますのでお答え出来ませんことを御了承下さい。
まずは、GMモジュールのヒューズを確認することは鉄則ですが、コレが切れていたら事態は大事になります。。。
電源を運ぶハーネスがショート?負荷になるインジェクション系統でショート??兎にも角にも大騒ぎになることは間違え御座居ません。。。
しかし、、、その可能性って割に低いんですよね。。。よっぽどのことでもなければ。。。
まずは・・・テスターを準備して電圧測定モード。。。
画像の○印で囲んだ部分の端子の車台側のメス端子にテスターのプラス極、テスターのマイナス端子をボディアースで測定してDC12V前後の電圧が来ていれば車台側の常時供給電源はOK。
続いてインジェクションONの信号ですが、、、
画像の○印で囲んだ部分の端子(No.36)の車台側のメス端子にテスターのプラス極、テスターのマイナス端子をボディアースで測定状態にしてING-SWをONにした場合にDC12V前後の電圧が来ていれば車台側のING信号はOK。
そうしますと、、、GMモジュール内に装着されている電源リレーが怪しいと言う結論になります。。。
そこで、、、GMモジュールの電源出力状態を確認してシロ、クロをハッキリさせたいところですが、、、
GMモジュールのピンアサインに関して明確な資料をお持ちでない工場さんではスパイラルに嵌ってしまいます。。。
GMモジュールを分解して、リレーの各部の導通を確認して接点構成を暴くのも手では御座居ますがかなりのお時間を要すかと。。。
その分の経費全てが工賃に反映出来れば何も言うことが無いんですけどね。。。(汗)
部品の交換よりトラブルシュートが一番工数を費やすってパターンなんですよね。。。特にこんな毒付いた「毒車」は。。。
そこで、、、ウチでは、、、
こんな方法でGMモジュール内部のリレーの通電試験が行える「GMモジュール電源検査ハーネスKit」を製作してみました。
電源はシガーライター電源又はバッテリー電源直の選択が可能です。
デジタルマルチメーター等のテスターには・・・
直接バナナチップコネクターを挿入する方式でワンタッチになっております。
コレでING-ON時のGMモジュールの各端子からの出力状態を計測することが出来ます。
各ピンの出力値の正常値はこのハーネスKitに添付される資料と照らし合わせれば異常の有無が把握出来ます。
この資料は弊社で正常なGMモジュールを複数台試験し、平均値から誤差率を考慮したデータを掲載してあります。
コレで出力異常が発見された場合にはGMモジュールの電源スイッチング系統の修理で対応が可能な訳であります。。。
但し、内部のリレーは電気回路の実装部品としては供給されておりませんので入手は困難だと思います。
そこで、弊社では接点式リレーの寿命を遥かに超越した半導体式無接点リレーに置換することで以降のGMモジュールの電源スイッチ故障のリスクを回避しております。
長寿命、高効率化によって標準の接点式リレーで発生する動作熱も低ON抵抗、大容量FETによって僅少になっておりますので、基盤上で周囲の電子部品に与える熱の影響も殆どありません。
又、本検査Kitを用いて実測した測定数値のデータをGMモジュール修理依頼の際に提示すれば修理を請け負った技術者も早い対応が可能となります。
結果、、、修理に嵌ってお客様をお待たせしないで済むかも知れないツールって訳であります。(笑)
尚、A/Cコンプレッサーのクラッチの制御不良等は机上による簡易動作検査は不可能ですのでGMモジュールの基盤を分解検査出来る業者さんに御依頼下さいませ。
博打的に弊社にて発売しているリペアKitで基盤修理に挑戦してみるのも手ですが、故障の要は半導体の良否判断になりますので知識やノウハウをお持ちの方に御依頼されるのが早道かと。。。
興味のある整備士さんはGMモジュールの修理後に半導体の良否判断結果をデータとして頂くのも手です。。。きっと参考になるかと思います。
交換した部品の返却(弊社は普通に返却しますが。)と修理個所の測定データ等のレポートをGMモジュールの修理依頼時に同時にお願いすればOKです。
まあ、GMモジュールに絡む故障修理に役立つのであればと。。。(笑)
御参考までに御紹介させて戴きました。。。気になる方は。。。⇒ 玄人さん向けアイテム
コレがトラブルを起こすと、、、
最悪はエンジンがかかりません。。。御愁傷様です。南無阿弥陀仏。。。(-人-)
工場に入庫し、コンピュータ診断機(DAS,LAUNCH X-431等)でエラーを拾うと、、、
「F」コードが示され、、、GMモジュールに装着されているヒューズF1,F2,F3の断線を示すエラーが出て参ります。。。
コレってナニが言いたいかって言うと、、、GMモジュールに入力された電源が負荷になるインジェクション装置等に供給されてませんよーって話です。。。
さて、、、ここからは玄人整備士さん向けへの情報提供です。
御存知の話でしたらスルーしちゃって下さいね。
以降の説明に関してユーザーさんからお問合せ戴きましても弊社のノウハウの部分が御座居ますのでお答え出来ませんことを御了承下さい。
まずは、GMモジュールのヒューズを確認することは鉄則ですが、コレが切れていたら事態は大事になります。。。
電源を運ぶハーネスがショート?負荷になるインジェクション系統でショート??兎にも角にも大騒ぎになることは間違え御座居ません。。。
しかし、、、その可能性って割に低いんですよね。。。よっぽどのことでもなければ。。。
まずは・・・テスターを準備して電圧測定モード。。。
画像の○印で囲んだ部分の端子の車台側のメス端子にテスターのプラス極、テスターのマイナス端子をボディアースで測定してDC12V前後の電圧が来ていれば車台側の常時供給電源はOK。
続いてインジェクションONの信号ですが、、、
画像の○印で囲んだ部分の端子(No.36)の車台側のメス端子にテスターのプラス極、テスターのマイナス端子をボディアースで測定状態にしてING-SWをONにした場合にDC12V前後の電圧が来ていれば車台側のING信号はOK。
そうしますと、、、GMモジュール内に装着されている電源リレーが怪しいと言う結論になります。。。
そこで、、、GMモジュールの電源出力状態を確認してシロ、クロをハッキリさせたいところですが、、、
GMモジュールのピンアサインに関して明確な資料をお持ちでない工場さんではスパイラルに嵌ってしまいます。。。
GMモジュールを分解して、リレーの各部の導通を確認して接点構成を暴くのも手では御座居ますがかなりのお時間を要すかと。。。
その分の経費全てが工賃に反映出来れば何も言うことが無いんですけどね。。。(汗)
部品の交換よりトラブルシュートが一番工数を費やすってパターンなんですよね。。。特にこんな毒付いた「毒車」は。。。
そこで、、、ウチでは、、、
こんな方法でGMモジュール内部のリレーの通電試験が行える「GMモジュール電源検査ハーネスKit」を製作してみました。
電源はシガーライター電源又はバッテリー電源直の選択が可能です。
デジタルマルチメーター等のテスターには・・・
直接バナナチップコネクターを挿入する方式でワンタッチになっております。
コレでING-ON時のGMモジュールの各端子からの出力状態を計測することが出来ます。
各ピンの出力値の正常値はこのハーネスKitに添付される資料と照らし合わせれば異常の有無が把握出来ます。
この資料は弊社で正常なGMモジュールを複数台試験し、平均値から誤差率を考慮したデータを掲載してあります。
コレで出力異常が発見された場合にはGMモジュールの電源スイッチング系統の修理で対応が可能な訳であります。。。
但し、内部のリレーは電気回路の実装部品としては供給されておりませんので入手は困難だと思います。
そこで、弊社では接点式リレーの寿命を遥かに超越した半導体式無接点リレーに置換することで以降のGMモジュールの電源スイッチ故障のリスクを回避しております。
長寿命、高効率化によって標準の接点式リレーで発生する動作熱も低ON抵抗、大容量FETによって僅少になっておりますので、基盤上で周囲の電子部品に与える熱の影響も殆どありません。
又、本検査Kitを用いて実測した測定数値のデータをGMモジュール修理依頼の際に提示すれば修理を請け負った技術者も早い対応が可能となります。
結果、、、修理に嵌ってお客様をお待たせしないで済むかも知れないツールって訳であります。(笑)
尚、A/Cコンプレッサーのクラッチの制御不良等は机上による簡易動作検査は不可能ですのでGMモジュールの基盤を分解検査出来る業者さんに御依頼下さいませ。
博打的に弊社にて発売しているリペアKitで基盤修理に挑戦してみるのも手ですが、故障の要は半導体の良否判断になりますので知識やノウハウをお持ちの方に御依頼されるのが早道かと。。。
興味のある整備士さんはGMモジュールの修理後に半導体の良否判断結果をデータとして頂くのも手です。。。きっと参考になるかと思います。
交換した部品の返却(弊社は普通に返却しますが。)と修理個所の測定データ等のレポートをGMモジュールの修理依頼時に同時にお願いすればOKです。
まあ、GMモジュールに絡む故障修理に役立つのであればと。。。(笑)
御参考までに御紹介させて戴きました。。。気になる方は。。。⇒ 玄人さん向けアイテム