大変お暑(熱)う御座居ます。。。日々大汗💦で働く寅🐯です。。。
いやあ〜今夏もW124,W126のエアコントラブルがぶっ飛んでますねえ〜。。。
定番のエアコンシステムからの冷媒漏れに始まり、、、エアコンコントロールシステムの故障。。。エアコン吹出し口切替え不良何てまだ可愛い方。。。だって取り敢えず冷風はどっかの吹出し口から出とるやん。。。まだ全然乗れるやね。。。😅
で、、、特に多いのがエアコンコンプレッサーコントロールのトラブル。。。
エアコン作動中にコンプレッサークラッチが突然切れてエアコンが勝手にOFF。。。
エンジンを一旦停止して再始動。。。
暫くはエアコンは効くが、また再び何の前触れも無く突然エアコンコンプレッサーのクラッチが突然OFF。。。
再びエンジンを一旦停止して再始動。。。
また再びエアコンは効くが、また突然エアコンコンプレッサーのクラッチがOFF。。。
この無限ループにハマったユーザーさんからの問い合わせは実に多いが、原因は一概には言えないのよね。。。
W124の4cy,6cyモデルだと一番多いのはエアコンリレーの不良。。。
特に後期の1993y〜1995yモデルでは定番。。。
〜1992yまでのKEジェトロインジェクションエンジン搭載モデルは❓と言うとエアコンリレーとクライメートコントロールパネルのダブルパンチが実に多いね。。。
☆画像はW124前期モデル用のクライメートパネルです。
まあ、ウチにトラブルシュート依頼の多くのパターンについてお話しているだけですが。。。
こう言ったシステムのパーツ個別のトラブルについて素人さんの判断でエアコンリレーだけを弊社に送付して来られて修復依頼。。。
だけどもエアコンリレーには大きなダメージは無く、此方はトラブルの原因は他にあるかもと想定する。。。
案の定、エアコンリレーの修復完成品を送付して数日後に『トラブルが治らない。』とウチに言って来るが此方は現車診断をしていないので何とも対応致しかねる。。。
勿論、クライメートパネル故障についての可能性にも触れますがこう言った系の方は解体屋さんでクライメートパネルの中古品に手を出して当たるも八卦、当たらぬも八卦でそのままナシノツブテになる事も多い。。。
まあ、素人のDIYに付き合ってられんので後がどうなろうが知ったこっちゃ無いが。。。
この基盤も劣化すると色々な問題を引き起こします。。。
前述したエアコンコンプレッサークラッチの突然カットも有り得ますし、、、
低速電動補助ファン常時回転、高速電動補助ファン常時回転。。。
エアコン全開モードでヒーター全開。。。😱
ヒーターバルブ故障の様に運転席の吹き出し口から温風何て可愛いモノじゃない。。。
真夏の高温の車内で全てのエアコン吹出し口から温風全開チムジルバンスパ状態、、、サウナ風呂でダイエット状態になる事うけあい。。。
勿論、後期のモトロニックインジェクション車でもこのクライメートパネルが故障すると上記の様な症状が発生するのですが、現在のところまだ少数です。。。🤣
でも、経年劣化で後期モデルでも増加して来るかもですね〜。。。🤔
でも、このクライメートパネルの基盤。。。
画像左下のオレンジ色の物体が居る辺りがクライメート制御の電源回路になりますが、、、
劣化の第一歩はココに居る電解コンデンサーの液漏れから始まります。。。
この液漏れが進行して来ると基盤自体を浸食して基盤パターンを腐食させたり制御信号回路をショートさせたりして最悪はマイコンのICを逝かせてしまいます。。。
余談ですがもう何年も前に当社を厚意にして下さるお客様、、、すずたかさんの最高速号ではクライメートパネルの故障によって高速電動補助ファンがイグニッションON→全速回転と言う症状で二次災害をもたらして大修復大会になりました。←クリック❗️😅
この時はクライメートパネルのICが逝ってしまっていて当社在庫のリビルト品とAssy交換と言う事態になりました。。。
エアコン制御系統は故障すると二次災害、三時災害をもたらす事も多いので放置は後に¥高いモノにつく事になります。。。
さて、今日もエアコンリレーのO/H&無接点化。。。😅