先日導入した排気ガス測定器。。。
主にKE車の最終仕上げに大活躍。。。
お陰様で昨日もW124 260E君を理論空燃比に数値を合わせて絶好調にてお客様にお引渡し致しました。
さて、、、肝心要の測定器。。。
測定中にこの酷暑の日々で突然に。。。
電源を落として暫く放置の後にスイッチを入れると。。。
暖機に15分。。。
暖機完了後、測定開始ボタンを押すと数回に一回補正不良が出てフリーズ。。。
また再び15分の暖機。。。😓
中古再生機なので劣化は否めないがこの繰り返しじゃ使えない。。。
寅🐯の秘密の部屋で早速分解。。。
この不安定な動作は安定化電源回路の不良だと仮定して基盤の取り出し。。。
基盤自体の製造はどうやらJAPAN物みたいです。。。
いつも弄っている毒車の基盤に比べたら作りが非常に良いし丈夫に出来ています。
本機購入前に業者にて測定機能全般を司るCPU基盤はメーカーに依頼して新調してあったので動作エラーの根源は電源供給部分にあると基盤を分解❗️
パソコンのHDD電源と一緒で経年劣化が著しいので主たる原因の根源はココだと徹底的にO/Hと相成った。。。
先ずは基盤動作の要となる電解コンデンサー類を全部撤去。。。
その後は基盤側のチェック。。。やはり電解コンデンサーの液体が漏れて基盤側に浸食している箇所が特定され、、、主原因は間違い無く電源回路基盤だと判断。。。
基盤洗浄と浸食部分の補修の上で電解コンデンサー全数をリプレイスして電源回路基盤の再組み立てを行い再び本体にセット❗️
本体を組み立てて電源を接続してスイッチON。。。
15分間の暖機の後、待機中になったので測定モードに入れると20秒間の補正動作が行われて測定待機状態に。。。
はい。コレで普通に使えますけん。
取説に示された動作プログラムと一致した正常動作を確認して完了。
コレにてまたKE車の空燃比測定調整作業に活躍して貰えますけん。。。🤗
本日は測定器の修理屋さん仕事でした〜。。。🤣🤣🤣