今日は、とってもお日様がまぶしい一日でしたね。
家庭支援センターの玄関前には、ずらっとベビーカーが並び、ベビーカーが日光浴をしているようでした。
私が部屋に入ると、赤ちゃんとお母さんペアの輪がきれいにできていました。
半そでのロンパースで、みんな気持ちよさそう。
私の顔を見ると、足をバタバタさせてご挨拶してくれる赤ちゃんもいました
3ヶ月から8ヶ月くらいまでの赤ちゃんが多かったです。
赤ちゃん達は、お母さんに抱っこされて、私をじっと見つめます。
耳を澄ましています。
どこに力が入るでもなく、自然な姿。
少し傍に行って話しかけると、「うーうーうー」と口をすぼましたりもごもごして答えてくれます。
生れてまだ数ヶ月の命が、こうして、生きているんだと本当に実感します。
みんなとっても小さいけれど、力強く一生懸命生きてるって感じです。
赤ちゃんのつぶらな目や、元気に動く手足を見ていると、本当にただ思うのは、私のできる限りのよい声で、優しくゆっくり明るく歌おう、おはなししようということです。
赤ちゃんとお母さんが心地良い平和な気持ちで、楽しくいてもらいたいと願うのです。
泣き出す赤ちゃんは、ひとりもいません。
赤ちゃんは、本当によく見て、聞いているのですね。
わらべ歌は、何曲歌ったでしょう。
10曲くらいかな。朝起きる時、おしめ替え、遊びタイム、お昼寝タイム、お風呂タイム、で歌えるものを繰り返し歌いました
絵本は、『おはながさいた』『ラッパーパー』の2冊を読みました。
みんな可愛い愛しい子ども達。すくすく成長してほしい。
こんな時、ふと、特に今日は思いました。
沖縄の子ども達は、毎日平和な穏やかな気持ちで生きているのだろうかと。
お母さん達は、様々な不安に、どれだけ心を痛めているのだろうかと。
あの小さな島にどれほどの軍用機が飛び交い、アメリカ基地に占領されているのか、私は、この目で見ていないので本当は、何もわかっていないのです。
誰がどう救えるのかもわかりません。
基地移設の件で、迷走だ無責任だと問題をぐちゃぐちゃにして職場放棄したなどと非難された民主党のリーダーは、小さな島沖縄の人たちの負担を少しでもなくそうと、押し黙った人が大勢いる中で、常に、そのことを一生懸命考えていたひとりだったと思うところもあります。
しかし、みんなが納得するように、実行すること、実を結ぶことはなんと難しいのでしょうか。
娘が生れてから、何人の首相が代わったでしょう。
世の中が落ち着かずがちゃがちゃ。大きな問題が次々沸き起こります。
そして、問題は、まだまだ続いていきます。
「いかに時代は変わっても魂の流行はない」
日々の暮らしを必死に生きる中で、大切にしなければならないことを考えたい。
わらべの会の前に、ちょうど、テレビ画面いっぱいにまっすぐ、演説していた顔を見たからこんなことを思ったのかもしれません。
子ども達の命を守り育てること。
まず大事なのは、このことだと思います。
帰り際に会の中では、先輩のお姉ちゃんになるもうすぐ2歳の女の子のお母さんが、
「やえちゃんに教えてもらった歌を家で歌うととっても喜びます。年明けには、もう一人加わります。楽しみです」と声をかけてくれました。
お母さん、とってもハッピーな笑顔でした
新しい命の誕生する、明るい未来の話は、気持ちが本当に明るくなります。
赤ちゃん達にとって、幸せな世界がここにありますように。
子ども達にとって、幸せに暮らせる日本でありますように。
世界全体が幸福になりますように。
こう一心に願っています。
わらべの会に遊びにきてくださいね!
次回は、6月18日(金)11:00~です