海の日の16日、イトーヨーカドー立場店「天草うんまかもん祭り」の最終日に、
そのコラボ企画「やえちゃんの天草おはなし会」がありました
会場は、ちびっこ広場
広場に遊びに来ていた親子がそのまま、その場で自由に気ままにおはなしを聞くという楽ちんスタイル♪
はじめての会場でしたので、お決まり『おだんごぱん』でご挨拶。
ちっちゃな子どもたちが多かったので、九州、熊本、天草のわらべ歌や子守歌、手遊び歌などたくさん歌いました
写真は、初回のもの。
ガチャガチャがバックに
楽しいとこね。
絵本は『パーテルさんとひがん花』 素語りは天草民話『狐の恩返し』
この言葉の響きが、天草からの風のように、そよそよとみんなのお肌やお耳にそっと触れるといいなぁと思いながら
やさしく丁寧に語りました。
絵本『パーテルさんとひがん花』
クッション枠がちょっと子どもたちと距離感が合ったので、
二回目は、その枠に座って、私も一緒に広場の中に加わりました
やっぱりそれがよかった
すぐ傍に、お父さんお母さんと赤ちゃんがいて、
お父さんが歌っている声がよ~く聞こえて、
それが、本当に赤ちゃんに歌いかけていて、
ほわ~とした空気をずっと感じてました
赤ちゃんの子守だったのかしら。
おばあちゃまが赤ちゃんを抱っこしていて、
頷きながら声に合わせて、赤ちゃんをポンポンしているうちに赤ちゃんは寝ちゃってました。
後に「楽しかったわ~ゆっくりできた~。ちょうど子守唄になってくれてよかったわ~」と。
赤ちゃんはすやすや
赤ちゃんが楽しめるような、
天草のおはなしも、手唄遊びをもっと発掘して、
また紹介したいです
今回は、イトーヨーカドー立場店常設店「あまくさ宝島市場」さん、「天草元気プロジェクト」さんがいろいろ会場の準備をしてくださいました。
ありがとうございました。
私が天草に取材旅行に行っのは4年半くらい前ですが、
素語りした『狐の恩返し』の舞台である十万山から見た、海に浮かぶ宝石が散りばめられたかのような小島、
そこに吹く風、妖力を感じさせる気配、体に染みついているような感じです。
そして、天草で行くところ行くところで人々の温かさに触れました。忘れられません。
その天草の方々とこんな風にご一緒できることを心から嬉しく思います。
天草でたくさん親切にしていただいた恩返し。
細く長~く、繋がっていきたいと思っております。
天草と私のご縁は、「五足の靴」に登場したパーテルさん。
あ、ま、く、さと書き出しの、パーテルさんと私を詩の中に取り込んじゃった。。
「青い空
真っ白な天主堂から吹く風は
苦しい日にも民を支え続けたパーテルさんの優しい微笑み
最西端の美しい宝島から愛依の風」
パーテルさんに会いに行った与謝野鉄幹、北原白秋ら若き五人の文学者の気持ち、今はよーくわかるなぁ