打越通信

日記ふういろいろ

川棚温泉

2017-12-03 20:13:59 | 温泉
入院の前後の土曜日は出社日だった。
精神的に負担があるのだろう、睡眠が不規則になりつつあるようで不眠がある。
割と苦しかった一週間でもあった。
土曜日は早出で早上がり、そのまま一週間健診に病院に行った。
時間的に遅かったので詳しい検査は後日となった。
そういうわけで少しは療養もかねて温泉にでも出かけることにした。
いろいろと探してみたが福岡県内の温泉はあまり知らない。
下関の同僚(前会社)から「川棚温泉」という事を良く聞いていた。
隣の県という事や、前会社の本社機能があった下関も仕事では良く行ったが観光ではあまり行ったことがなかった。
療養もかねて出かけることにした。
海峡を渡りナビを案内役に海岸線を北に向かう。



山陰本線は単線で電化されていない線路が懐かしい雰囲気がある。
また道路も白線の破線が続く、これも今ではほとんど見られない光景だった。
川棚温泉は国道沿いからちょっと入ったところにあった。
特に大きな温泉街では無いようで、まずは交流センターに行ってみた。
近代的な建物で中に入り受付で温泉街のマップや下関市内のマップなどをもらった。
奥に入りテーブルに座りマップで良く先を探していた。
隣のホールらしきところからジャズの音が聞こえてきた。
何だろうと思って看板を見るとクリスマスジャズコンサートがあるようだ。
開催日を見ると今日だった。
あと数時間で開演のようでそのリハーサルをやっているようだった。
演奏はなかなかなものでビッグバンド風に管楽器の快いスイングが響いていた。
ピアニストのアルフレッド・コルトがこの川棚温泉を気に入って永住まで考えたという。
隣のホールは「コルトホール」と名付けられていると、パンフレットで知った。
とりあえずぶらぶらと散策したがどこが中心部なのかよくわからない。
川棚グランドホテルに行ってみた。
ここの料理と温泉のセット券があるようでそれを購入し先ずは温泉に向かった。
久しぶりの温泉は肉体的にも精神的にも癒しをくれる。
一時間ばかり至福の時を過ごし、料理屋に入った。



ここ川棚の名物料理は何といっても「瓦そば」だそうだ。
熱々の瓦の上に茶そば、その上に肉や錦糸玉子やネギ、レモンが乗っている。
暖かい麺つゆで頂く。
味は?と聞かれても・・・初めて頂くので感想は出来ないのだ。
案内所で名所らしき所を教えてもらったので行ってみた。



国道からかなりの急坂を登り切ったところに稲荷神社が建っていた。
福徳稲荷神社という『日本の最も美しい場所31選』にも選ばれた場所だ。



たしかに神社からの海の眺めは絶景だった。



そして千本鳥居という稲荷神社ならではの光景も見事だった。
師走に入り年の瀬を迎えるためなのだろうか神社のいたるところで清掃が行われていた。
西日が落ちる時間もきれいなのだろう。
菊川温泉から小月IC経由で帰った。
久しぶりの温泉、ちょっと遠出だったが命の洗濯になった「ひふみん」の一日だった。

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