あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

お義母様の一周忌

2009-03-22 08:52:46 | Weblog
おはよう。

昨日は暖かい春の日。
義母の一周忌があたたかくとりおこなわれた。
まにあわないかもと思っていた住職さんのお経にも義姉と姪のこどものYちゃんが空港まで迎えにきてくれて、ちゃんとまにあった。
家に帰って庭のきんせんかに昨年を思い出す。
義母に春の匂いを届けたくて病室に持っていった。義母の鼻先にお花をかざし…。ふと思い出した。

ロサンゼルスの娘、息子、「御仏前」を預かった娘夫婦たちの分もお祈りする。
カリフォルニアで生まれた義母。飾ってある洋装の赤ちゃんの義母の写真に目をやりながら、ご冥福を祈る。感謝とともに。

お経のあとは場所を移し、義母を偲んで法要の食事の儀。
熊本のたくさんのごちそう。
親族一同何人だったんだろう?大勢でにぎやか。
義母も喜んだことでしょう。
親戚の方々に挨拶に回れば昔話に優しくユーモアたっぷりだった義母の姿が浮かぶ。

そして、また家に帰り、夜遅くまでお酒とごちそうでいろいろな話に花が咲く。

昨日は幸先いい出発。
5時過ぎに起きて息子が駅まで送ってくれた。
機内から雪の美しい富士山の頂きをほぼ真上から見られ、ああ、お義母様が守ってくださると思った。

熊本の夫の家族はあたたかい。心がほわっとする。
築100年といわれる家はりっぱで初めていらした方がまず誉められる。
縁側を歩きながら、ふとした懐かしい匂いに義父、義母、幼かったときのわが子どもたちが思い浮かぶ。

いい。
やっぱりいい。
心が穏やかになる。
夫のあたたかい家族に心から感謝。
私は幸せだなあと思う。
コメント
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