室蘭へ行く前日に目の前に蔵の絵の「しゅるしゅるぱん」があった。
早く読みたかったけど、いかんせん、室蘭行きの準備に追われていた。
でも、まずはお供えして、ちかさんの初出版を喜び、多くの方に読まれますようにと手を合わせた。
そして、帰ってきてから読もうと楽しみにして出かけた。
そして、「しゅるしゅるぱん」を、今朝、仕事に行く前に読了。
そう、おおぎやなぎちかさんの初出版の「しゅるしゅるぱん」
福音館書店から出ました。
まずは、おめでとうございます!!
小樽のファンタジー大賞佳作受賞作品を加筆修正したものである。
これがそうです(うまく写せずにごめんなさい)

素敵な絵でしょ。
中の絵もほっこりします。
私の好きな絵です。古山さんの絵、いいなあ。心に沁み渡る。
室蘭から帰って翌日からバッグに入れて通勤電車で読み始めた。
「やったね!!ちかさん」と思った。
引き込まれて読んでいく。
なんと文章がうまくて、描写力が素晴らしく(俳句をやっている彼女らしく)まさに「文学」だと思った。
昔、読んだ少年少女物語、いや小説か、いや、もっと文学性の高い…
読み終わった今、このブログを読んでいるあなたに読んでもらいたいと思う。
大人のあなたへ(もちろん、子どものあなたも)
これは「愛の物語」だと思った。
おひこさん、おひこさんの娘の道子さん、道子さんの息子の彬さん、彬さんの子どもの解人…そして、しゅるしゅるぱん。
しゅるしゅるぱんってなんだと思いますか。
読んでくださいね。
6年生の解人が主人公である。
そして、しゅるしゅるぱんがいとおしい。
「かあさん」と言えていいねと言った場面。
そして、かあさんと言ったとき、言えたときに「よかったね」と思った。
不思議な物語だ。
人にはそれぞれの歴史がある。
生きていることの意味、つながり、何ともいえない愛、愛憎。
ほのかに感じられる人の気持ちが想像できて「人間だ」と思う。
それから、ひとりひとりの尊い人生があるということ。
そして、今のあなたには、多くの人がいて、あなたがいるということ。
本当にいい作品だった。
ちかさんは、作品は、手放したら、読む人の自由に解釈していいと…。
「解人」というネーミングを勝手に想像した。
蔵、朱明山、サクラ、緑の木々、一畳岩…岩手の北上川が、イギリス海岸が浮かぶ(勝手にね)
しゅるしゅるぱんの気持ちが心に残る。
岩手の方言を駆使しての作品。
陸上の場面は、ちかさんもやっていたのかしら。テークオーバーゾーンって私だけが知らなかったのかな。
宗太郎のキャラクターもゴリこと増田先生もいい存在だ。
うまく書けないけど、心に残る作品を書きましたねと拍手をしたい。
単なるファンタジーではない。
深い愛が根底にある。
「生きる」ということを考える。
ラストに近い方に、家系図を書く場面があり。
ここで、読者の頭の整理をしてくれるのは憎いな。
今、もう一度、読んでいる。
また、違う感情が湧きあがり、登場人物に心が重なっていく。
読めば読むほど、味が出てくるとはこのことか。
2009年に受賞して、2015年の11月15日に発行とは、ちかさん、頑張ったね。
発行日がCちゃんの3歳の誕生日という偶然が嬉しい。
小樽での受賞を町田でささやかにお祝いした日が思い出される。
また、明後日、今度は本の出版を祝って町田で会う。
こういう日が来たことが本当に嬉しい。
本の手触りも挿絵もいい。すべてがいい。
目次がまたおもしろい。
おめでとう!!ちかさん。
名作です。
皆様、あらすじはほとんど書きませんでしたが、心に残る作品です。
どうぞ、是非、お読みください。
生き方が変わるかもしれません。
自分を大事にするかもしれません。
だって、あなたには、昔からの…そのときそのとき、人生を真摯に生きてきた…多くの方々がいて、今、あなたが存在するのですから。
早く読みたかったけど、いかんせん、室蘭行きの準備に追われていた。
でも、まずはお供えして、ちかさんの初出版を喜び、多くの方に読まれますようにと手を合わせた。
そして、帰ってきてから読もうと楽しみにして出かけた。
そして、「しゅるしゅるぱん」を、今朝、仕事に行く前に読了。
そう、おおぎやなぎちかさんの初出版の「しゅるしゅるぱん」
福音館書店から出ました。
まずは、おめでとうございます!!
小樽のファンタジー大賞佳作受賞作品を加筆修正したものである。
これがそうです(うまく写せずにごめんなさい)

素敵な絵でしょ。
中の絵もほっこりします。
私の好きな絵です。古山さんの絵、いいなあ。心に沁み渡る。
室蘭から帰って翌日からバッグに入れて通勤電車で読み始めた。
「やったね!!ちかさん」と思った。
引き込まれて読んでいく。
なんと文章がうまくて、描写力が素晴らしく(俳句をやっている彼女らしく)まさに「文学」だと思った。
昔、読んだ少年少女物語、いや小説か、いや、もっと文学性の高い…
読み終わった今、このブログを読んでいるあなたに読んでもらいたいと思う。
大人のあなたへ(もちろん、子どものあなたも)
これは「愛の物語」だと思った。
おひこさん、おひこさんの娘の道子さん、道子さんの息子の彬さん、彬さんの子どもの解人…そして、しゅるしゅるぱん。
しゅるしゅるぱんってなんだと思いますか。
読んでくださいね。
6年生の解人が主人公である。
そして、しゅるしゅるぱんがいとおしい。
「かあさん」と言えていいねと言った場面。
そして、かあさんと言ったとき、言えたときに「よかったね」と思った。
不思議な物語だ。
人にはそれぞれの歴史がある。
生きていることの意味、つながり、何ともいえない愛、愛憎。
ほのかに感じられる人の気持ちが想像できて「人間だ」と思う。
それから、ひとりひとりの尊い人生があるということ。
そして、今のあなたには、多くの人がいて、あなたがいるということ。
本当にいい作品だった。
ちかさんは、作品は、手放したら、読む人の自由に解釈していいと…。
「解人」というネーミングを勝手に想像した。
蔵、朱明山、サクラ、緑の木々、一畳岩…岩手の北上川が、イギリス海岸が浮かぶ(勝手にね)
しゅるしゅるぱんの気持ちが心に残る。
岩手の方言を駆使しての作品。
陸上の場面は、ちかさんもやっていたのかしら。テークオーバーゾーンって私だけが知らなかったのかな。
宗太郎のキャラクターもゴリこと増田先生もいい存在だ。
うまく書けないけど、心に残る作品を書きましたねと拍手をしたい。
単なるファンタジーではない。
深い愛が根底にある。
「生きる」ということを考える。
ラストに近い方に、家系図を書く場面があり。
ここで、読者の頭の整理をしてくれるのは憎いな。
今、もう一度、読んでいる。
また、違う感情が湧きあがり、登場人物に心が重なっていく。
読めば読むほど、味が出てくるとはこのことか。
2009年に受賞して、2015年の11月15日に発行とは、ちかさん、頑張ったね。
発行日がCちゃんの3歳の誕生日という偶然が嬉しい。
小樽での受賞を町田でささやかにお祝いした日が思い出される。
また、明後日、今度は本の出版を祝って町田で会う。
こういう日が来たことが本当に嬉しい。
本の手触りも挿絵もいい。すべてがいい。
目次がまたおもしろい。
おめでとう!!ちかさん。
名作です。
皆様、あらすじはほとんど書きませんでしたが、心に残る作品です。
どうぞ、是非、お読みください。
生き方が変わるかもしれません。
自分を大事にするかもしれません。
だって、あなたには、昔からの…そのときそのとき、人生を真摯に生きてきた…多くの方々がいて、今、あなたが存在するのですから。