駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

駒師の麻雀 ~その19~

2021年08月16日 | 麻雀
天鳳七段の原点は1400点なのですが、

一時期0005点まで下降し、

さすがに降段を覚悟しました。

5/1400ですからねぇ~終わっているでしょう。

しかし、将棋もそうなんですが、

「勝つと思うな、思えば負けよ」の心持で、

対戦相手への敬意を忘れず、

自分なりの最善を尽くしていると、

不思議と結果は良くなり、

500/1400まで回復しました。

ただし、この辺りが自分の現在の実力の様で、

原点の1400まで回復する兆しは全く見えませんね。

鳳凰卓の皆さんは、とにかく麻雀が強い(上手い)!

負けた時はもちろんのこと、

振り込んだ時の牌譜検討が何よりの財産です。

自分の弱さを知ることが上達への最短距離と思います。
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駒師の麻雀 ~その18~

2021年08月02日 | 麻雀
将棋駒の方は、和将棋駒を作っているのですが、

最難関を先に処理している関係上、

記事としての変化がないものですから、

麻雀の記事で間をつなぎます。

冒頭の写真は麻雀放浪記の一番面ですね。

麻雀という以外、記事とは全く関係ありません。


さて、天鳳でのプレーは続いております。

七段から降段したら記事は中止すると予告してましたので、

そうなったと思っていた方もいることでしょう。

実際は、七段の一番下の方で粘ってます。

わざと六段に落ちて、再度七段になった方が、

点数の回復は早いのですが、

段位ではなく実力を上げるが目的ですので、

一局でも多く、強い人と打てる環境を選択し続けます。

その努力が少しずつ報われているのか、

昇段するための点数は少ないままですが、

レーティングのスコアは徐々に上がってきました。

ここのところ、すっかり弱くなってしまった将棋に対しても、

この姿勢を取り入れようかと思っています。

また、報告します。
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駒師の麻雀 ~その17~

2021年07月04日 | 麻雀
ネット麻雀の天鳳ですが、

ギリギリ七段を保っており、

このシリーズは休止しないで済んでいます。

七段昇段後の成績が振るわない原因を

データ分析してみました。

私の場合「放銃率」が10.8%なんですが、

これはかなり低い方らしいです。

放銃の率が低くて何が悪いの?

と言われそうですが、

どうも降り過ぎというか、

勝負しなさ過ぎらしいです。

相手のリーチや明確な仕掛けに対し、

聴牌していないのに降りないことを、

「向聴(しゃんてん)押し」というのですが、

どうもこの技術がまだまだみたいです。

押すべき時は押す!

降りるべき時は降りる!

が基本なのですが、

私の場合その判断と、

押せるための手組が出来ていないと仮説を立てて、

実戦を通じた勉強を続けます。
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駒師の麻雀 ~その16~

2021年07月02日 | 麻雀
必ず何かしらのボランティアをすることにしています。

癌患者さんのためのイベントに参加したり、

街中のゴミを拾ったりというのが多かったですが、

ご縁がありまして近所の健康マージャン店で、

週1回ペースでボランティアをしています。

ここでの活動は、

プレーヤーが4の倍数にならない時の補充要員、

いわゆる「人数合わせ」ですね。

実は、むかーし昔、「リーチ麻雀さかえ」という麻雀店で

アルバイトをしていましたが、

その経験が今になって役立っているのが不思議な感じです。

そこで接客の基本を学ばせて頂いたと思っています。

さかえはルールが独特で、

赤伍筒が2枚入っていて、

しかも「役」扱なんです。

なので、

「ツモ!赤伍筒のみ300・500のチップ1枚オール」

なんていう和了が発生します。

風速1.0でチップが@500、無茶苦茶ですよね。

捨て牌は7枚切り、本場は1本につき1500点だったかな?

本走(仕事として麻雀を打つ)するので、

バイト代はほとんど残りませんでしたが、

地方出身の優しい人が多く、

居心地が良かったことはよく覚えています。

ネットで調べたら、

お店は残っているものの、数は激減し、

経営者も変わったみたいです。

麻雀荘の経営は楽ではない様です。

健康マージャンは老化防止を目的にされている方が多く、

そういう方々が長く楽しめる麻雀店の運営方法を、

ボランティアをしながら研究してみようと思います。
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駒師の麻雀 ~その15~

2021年06月26日 | 麻雀
前回記事で麻雀は4回中3回は形勢不利、

という様なことを書かせて頂きました。

今回はその続きです。

形勢不利を挽回するための技術の一つに、

Bluff(ブラフ)があります。

日本語では、はったり、こけおどしの事ですね。

本当の勝負手が自分に入っている時は、

そのまま勝負しますが、

ブラフは、勝負手が入っていないのに、

まるで勝負手が入ったかのように振る舞い、

相手を降ろしたり、自由に打たせない効果を狙います。

相手の頭の中はもちろん、

手牌や山に残っている牌など、

物理的にも見えない部分が多い麻雀では、

こういう戦い方も状況に応じて出来ないと、

勝率をキープするのが難しくなります。

将棋の場合は、見えない部分は対局者の頭の中だけですので、

ブラフが有効な場面は、麻雀ほど多くありませんが、

相手が読み切れないと予想して、

勝負手を放つことがありますね。

形勢不利な場面が多い麻雀においては、

将棋だったら常に勝負手を連発している、

そのぐらいの感覚になります。
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駒師の麻雀 ~その14~

2021年06月22日 | 麻雀
このシリーズは出来る限り、

将棋との対比で書いてみたいと思います。

将棋で形勢が悪くなった場合、

相手が最善手を選択し続ければ、

自分が敗ける訳ですから、形勢が悪い側には、

論理的な最善手は存在しないことになります。

形勢が不利になった段階で、

将棋は最善手を追及するゲームから、

勝負事に変貌するんですね。

このことをちゃんと認識して、

指し手の方針を変えられるかどうかが、

大きく勝率に影響します。

相手が3人も居る麻雀の場合、

自分が優勢な局面は4回中1回程度しか訪れず、

残り3回は常に逆転を狙う方針で戦うことになります。

将棋で4局中3局が形勢不利だったら、

嫌になってしまいますね。

なので麻雀をやっているとかなりメンタルが鍛えられます。

今日も2戦して3着2回でした。。。ふう。。。
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駒師の麻雀 ~その13~

2021年06月10日 | 麻雀
鳳凰卓でプレーしていますが結果は悪いですね。

このペースだと降段しますね。

毎回自分なりのテーマや仮説を持って臨み、

局後に反省して、その課題解決に必要な情報を収集します。

麻雀でも将棋でも、

負けが込んでいる時は気持ちが逸り、

直ちにプレーしたくなりますが、

課題解決に必要な情報を収集し、自習し、

よく理解するまで対局を控えるのが私流です。

復活できるかな?

六段に落ちたら、七段復活まで麻雀の記事はお休みします。


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駒師の麻雀 ~その12~

2021年06月06日 | 麻雀
考えを整理して自分の言葉で語ると、

知識として定着するのは、将棋も麻雀も同じですね。

このシリーズはその目的で続けています。

麻雀に興味の無い方は読み飛ばして下さい。

さて、前回の記事では、和了できる時は出来る限り点数を高くする努力をする、

みたいなことを書きました。

今回は、明らかに自分の手が大きくならない時どうするか?

について書きたいと思います。

この場合、点数を追わず、スピード最優先で、

他家の手を潰すことに尽力することになります。

打点がもともと無いので、かえって迷わず済みます。

麻雀の75%は、相手の手を潰す作業、実はとても地味なゲーム、

というのが私の理解です。

有効な手が4回に1回入ってくれればいいですが、

開局から終局まで、ずっと相手の手を潰す展開になる時もあります。

特に上級者同士の対局だと、相手のチャンス手をつぶす、

1000点、2000点ぐらいの手が連続し、

僅差のまま終局することも結構な頻度であります。

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駒師の麻雀 ~その11~

2021年05月31日 | 麻雀
赤牌があると打点が高くなり、その結果、

チャンス手のつぶし合いになることを前回記事で書きました。


では、赤牌の無い設定では、打ち方にどのような変化があるか、

について書いてみたいと思います。

麻雀の点数は、子7700点になるまでは倍々ゲームで、

最も効率がいいのは3900点の手に1翻を足した時になります。

この最も効率がいい7700点を狙うのが基本かつ重要となります。

和了するには役が必要ですので代表的な役のリーチで1翻確保したとしましょう。

ドラは4人で4枚ですから、平均1枚と考えドラで1翻、これで合計2翻です。

7700点にするにはあと2翻必要で、

これを役で用意しなければなりませんので、

打点を確保しようとすると役作りの巧拙で差が出ます。

ただし、一般的に役を作ろうとするとスピードが落ちますので、

その兼ね合いが難しいところです。

麻雀は平均4回に1回しか和了できないので、

和了出来る時に可能な限り高い打点を取らないと、

得点の競い合いで敗ける理屈です。
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駒師の麻雀 ~その10~

2021年05月25日 | 麻雀
赤色の麻雀牌(赤牌)です。

役ではありませんが、ドラと同じ1翻扱いです。

誰が最初に考えて導入したかは知りませんが、

萬子・筒子・索子の5に1枚ずつ入れるのが、

最近のスタンダードの様で、

天鳳はこのルール設定の卓が一番にぎわっています。

見えているドラと赤牌を合計すると7枚もありますので、

当然「打点」が大きくなります。

例えば、赤牌1枚があることで、

今まで3900点だった手が、

7700点になります。

役無しの手をリーチして、

自摸・赤1・裏ドラ1で満貫、

なんていうのが結構な割合で出現します。

他家に和了られると打点が高い傾向にあるので、

相手のチャンス手を早めに潰す競い合いが多く、

上の卓に行けば行くほどその傾向は強まります。
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駒師の麻雀 ~その9~

2021年05月19日 | 麻雀
「運ゲー」って言葉、聞いたことありますか?

主に若い方が使われる様で、

「運だけのゲーム」という意味の様です。

麻雀って時々、自分にとって良い意味でも悪い意味でも、

信じられない様な事が起きるので、

そう思ってしまうことは理解できます。

先日、東一局、上家の5巡目リーチに、

場に2枚切れの「白」を捨てたら、

国士無双に一発振り込みしました。

その一週間前はオーラスの4着目、

500点差の着順争いの場面で、

全ツッパ(全く降りないこと)していたら、

人生初の大三元をパオ(責任払い)で払いました。

1500半荘プレーした中で、役満に振り込んだのはこの2回ですが、

和了ったのも2回ありますので、やっぱり運は概ね平等なんだと思いますね。

ちなみに、役満振った直後は共に3連勝しているので、

不運の反動みたいに思ってしまいそうですが、

たくさん打つと、それが単なる「偏り」であることが分かります。
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駒師の麻雀 ~その8~

2021年05月15日 | 麻雀
天鳳の段位戦、七段の基礎点は1400がスタートで、

基礎点を2倍の2800にすれば昇段、

基礎点を失ったら六段へ降段です。

七段の1位の順位点は90点ですので、

16連勝したら八段昇段です。。。。。あり得ませんね。

鳳凰卓は相手が強いので、

簡単には和了らせてもらえません。

それに対応できず基礎点が一時800点台まで減少しましたが、

局後のひとり反省会と観戦(自分より段位が上の方)、

書籍等による知識の増加で、

最近ようやく基礎点を回復したと思ったら、

また800点台まで下がりました。

どこまで行っても、上には上が居ることを痛感させられます。
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駒師の麻雀 ~その7~

2021年05月07日 | 麻雀
天鳳の段位戦、鳳凰卓東南戦における七段の「順位点」は以下の通りです。

1位 +90点
2位 +45点
3位   0点
4位▲135点

4位と「1位+2位」がイーブンという配点です。

そうすると、3位3回も±0点ですので両者は同点ですね。

しかし、天鳳には段位の他に実力を示すレーティングがあり、

総レートが2000点を切ると、

そもそも鳳凰卓でプレー出来なくなる仕組みになってます。

3位3回はレートが概ねマイナスなので、

これを続けているとレート不足で鳳凰卓では打てなくなります。

ちなみに、両者を平均順位で比較すると、

前者は、1+2+4=7、7÷3=2.33位です。

後者は、3+3+3=9、9÷3=3.00位ですので、

その価値の違いがお分かりいただけると思います。

マイナス回避は大切ですが、それだけだと勝てない仕組みになっています。

よく出来ていますね。
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駒師の麻雀 ~その6~

2021年04月30日 | 麻雀
以前このブログで、

麻雀における運は概ね平等、

のような内容を書かせて頂きました。

これは天鳳のレベルが一番下の一般卓から、

上級卓、特上卓を経て鳳凰卓に入る前まで、

様々なレベルの方々と対戦した自分の成績から導いた、

自分なりの結論です。

鳳凰卓で戦っている現在はと言いますと、

その結論とはだいぶ違う結果になっています。

これは自分の実力が卓内で相対的に低いことを意味しています。

敗けてがっかりすることの方が多いですが、

強い人とプレーしないと上達しないのは、

将棋も同じで、ひたすら反省と修正の繰り返しです。

老後の将棋&麻雀三昧生活を少しでも長く、楽しくするために、

今やれることをやっています。
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駒師の麻雀 ~その5~

2021年04月25日 | 麻雀
私が麻雀を続けている一番の理由は老化防止です。

天鳳は1手5秒以内に牌を切るルールとなっています。

ただし、1局につき10秒の持ち時間があります。

将棋に比べて麻雀はスピード感があり、

瞬時の判断が求められますので、

自分の自摸(ツモ)番ではない時に、

いろんなことを想定し、頭はフル回転になります。

休めるのは立直(リーチ)の時ぐらいです。

年老いた脳みそには正直厳しく、

1日1半荘がほとんどで、多くても3半荘が限界です。

老化防止にはまずもって決断すること、

つまりアウトプットが大事だと思います。

また、反省を踏まえて新しい知識を学ぶ(インプット)も、

同じくらい重要かと思います。

脳は使い続けている限り老化はしないという説もある様で、

自分に都合の良い説を信じて取り入れていれば、

少なくとも悪くなることはないかと思っています。





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