駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

王羲之 Round2 ~その16~

2024年11月29日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之です。

水研ぎを終えた直後です。

乾燥時間を十分に確保しましたので、

漆のノリがとても良いです。

木地も漆も天然の素材ですので、

室(むろ)を使わず、

ゆっくり自然に乾燥させるのが

最上の方法だと改めて思います。

再び乾燥させて最終工程の研磨に入ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十四世名人木村書 Round3 ~その9~

2024年11月22日 | 永世名人書シリーズ
木村名人の一字書です。

久しぶりの登場ではありますが、

すでに粗彫りが終わったところです。

このあと仕上げ彫りをしますが、

バリが出にくい木地のため、

多分、それほど時間は要さないと思います。

42枚組に変更しました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒師のバイク旅 ~その6~

2024年11月19日 | バイク
愛知県豊田市の山中にあります、



平畑温泉に行ってまいりました。

名古屋市内からですと国道153号⇒県道11号経由で、

1時間半ぐらいです。

ここは福寿荘という高齢者福祉施設ですが、

ビジター利用ができる時間帯があります。



温泉に入り、



美味しいものを食べてリフレッシュです。

これだけだと、ただの日帰り温泉ですが、

風呂上がりに将棋を指す方がいるんでしょうか、

将棋の盤駒が置いてありました。



シャム黄楊の漆書駒ですね。

使い込まれ、いい感じに角が落ちて指しやすいです。

使用によって木目が詰まり、カチッといい音がします。

プロ的にはベルトサンダーの跡が気になりますが、

柾目っぽくて、味の様に思えなくもないです。

油と布があったらメンテしちゃいそうです。



竜王戦の最新局を棋譜鑑賞しました。

駒台があったらもっと良かったねー




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清安 Round 1+1 ~その26~

2024年11月17日 | 安清、清安、源兵衛清安、宗歩好
久しぶりですね、二字の清安です。

王羲之の彫りが終わりましたので、

仕掛りになっていた自由制作を再開します。

竜王戦第四局の録画を見ながら作業をしていたら、

仕上げも含め、全部彫っちゃいました。

急な受注に備えて、半製品の状態で止めるか、

仕上げて卸すか売りに出すか、

ちょっと悩んでます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王羲之 Round2 ~その15~

2024年11月15日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之です。

漆を入れました。

私は漆に厚みと強度を持たせるために

重ね塗りします。

それによって漆の艶も出るのですが、

その分、乾きが遅くなります。

しっかり自然乾燥させないと、

外が堅くでも中が柔らかい場合がありますので、

注意が必要です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王羲之 Round2 ~その14~

2024年11月13日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之です。

と金および全体の仕上げ彫を施し、

目止めをしたところです。

この仕上げ彫、

やらない方もいますが、

彫駒の場合、

仕上がりを美しくする

とても重要な工程だと私は思ってます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王羲之 Round2 ~その13~

2024年11月09日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の成香です。

この字母に限った話ではなく、

縦長の成香の彫は、

あまり得意じゃないんです。

いつもこれでいいのかな?

と思いながら、

何度も確認しながら彫るので

結構時間がかかります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒師の麻雀 ~その55~

2024年11月07日 | 麻雀
麻雀の発信は久しぶりですね。

天鳳四麻は七段、

天鳳三麻は六段で打ってます。

正直、三麻は苦手で

なかなか七段へ昇段できずにいます。

冒頭の画像は実際の対局の再現です。

南家の私は、第一自摸で国士無双を聴牌しています。

三麻では、四麻では信じられない様な事象が、

まあまあの頻度で起こります。

この手、2巡後に九索を自模りますが、

この半荘はラスになりました。

これが三麻の面白く、また難しいところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王羲之 Round2 ~その12~

2024年11月05日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の成桂です、

という説明が無くても、

これは成桂だな、

って分かる事が、

字母紙としてとても重要です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王羲之 Round2 ~その11~

2024年11月02日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の成銀です。

金を崩した字ですが、

その程度はかなり軽いですね。

一字書だったら金と間違えちゃいそうです。

ん?

王羲之の一字書も面白そうですね。

ちょっと字母紙を作ってみます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする