全面の研ぎ、面取りが終わりましたので次の工程は
「油の補充」です。
古い駒木地の時だけに行う作業です。
木地の顔色が随分よくなってきました。
ここから先は受け売りですが、
油は大別しますと、
①不乾性 ②乾性
に分類できます。
空気に触れると乾くか、乾かないかの違いです。
おなじみの「椿油」は①不乾性に属します。
油分は大切ですが、いつまでも乾かずに存在していると
「酸化」の原因になります。
酸化すると木地が黒ずんで行きます。
小生が椿油をおすすめしないのはこれを理由にしています。
一方、世の中には②乾性の油が存在します。
何種類かあるのですが、小生が使用していますのは
「荏油」です。
しそ科の植物「エゴマ」の実を搾って作る、
天然成分100%の油です。
古来より艶出しに使われてきた油で、塗布後48時間で乾きます。
主に漆職人さんが使用するもので1缶5,000円以上もしました(泣)。
スーパーマーケットで売っている食用は、純正ではなく、
少し混ぜ物がしてありますが、それで十分かも知れません。
エゴマに多量に含まれる「α-リノレン酸」は、
人間の健康維持にとても効果的ですので、
もしかしたら木地にも良いのかも知れませんね(?)。
*************************
* 被災地の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。 *
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小生が椿油をおすすめしないのはこれを理由にしています。
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「荏油」です。
しそ科の植物「エゴマ」の実を搾って作る、
天然成分100%の油です。
古来より艶出しに使われてきた油で、塗布後48時間で乾きます。
主に漆職人さんが使用するもので1缶5,000円以上もしました(泣)。
スーパーマーケットで売っている食用は、純正ではなく、
少し混ぜ物がしてありますが、それで十分かも知れません。
エゴマに多量に含まれる「α-リノレン酸」は、
人間の健康維持にとても効果的ですので、
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