駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

魚龍書 ~その11~

2014年01月15日 | 現代書家(魚龍・石橋)
魚龍書の目止めをしています。

駒は漆が滲んだら終わりですので、

凄く気を遣う場面です。

滲みは漆が木の導管などを辿ってしまうのが主因ですが、

木地の種類によってその出方は様々です。

一般的に柾目はタテ縞に、板目はボンヤリと出ます。

そして稲妻杢は、稲妻模様を辿って漆が滲む事がよくあります。

ですので、たっぷり目止めをしなくてはならないのですが、

一方で目止めをし過ぎると

木地と漆との間に目止めの膜が出来てしまいます。

この加減が悩ましいところです。

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