駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

初代書 Round7 ~その2~

2020年01月15日 | 一字書
初代光匠書の王将です。

駒は触覚でも楽しむものですので、

出来る限り深く艶々した彫面を心がけます。

これはある方から頂いたヒントで、

その方いわく

「王将の縦棒のところがツルツルしていて、

ずーっと触ってしまいます。。」

とのことです。

触って気持ちいい駒、ということですね。



王将の裏側です。

目節や滲みがある訳ではありませんが、

一般的な本組には向かなかった駒木地です。

根付にする方法もありますが、

音がいいので選びました。

駒は音でも楽しむものですからね。







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