駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

蜀紅 Round 5 ~その7~

2020年12月05日 | 大阪駒(蜀紅・草流・芙蓉・安清)
蜀紅の金将です。

日本人にとって、いやもしかしたら、

全人類にとって「金」は特別な存在で、

その現れでしょうか、

古い駒では、銀将より金将のサイズが明らかに大きく、

飛車・角行とほぼ同じにしているケースも散見されます。

裏面に何も書かれていないのは、

金に代わるものは無い、という意味なのでしょうね。

近代将棋は金銀をほぼ同価値としましたが、

流行の戦型の影響でしょうか、

現代将棋は、金将を高く評価する傾向がありますね。


コメント
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