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會田一舟(渓山)師工房訪問記 ~その1~

2014年03月11日 | 日向のひとりごと
2014年3月11日、山形県にあります

會田一舟(渓山)師の工房を

初めて訪ねて参りましたので、

その模様をお伝え致します。

(写真は一舟師作の盛上駒です。

トーシンさんのHPからお借り致しました。)



朝7時半、高速バスで仙台を出発、

山形到着は8時半ごろになりました。

天気は「雪」、山形市内の道路は

どこも雪と氷で覆われていました。

そこから更に、知人が運転する車に揺られ、

山形市の外れへ。。。。

そのまた更に、雪が未だ残る細い山道を

車はひたすら登ってゆきます。

だんだんと除雪がされていない道へと

進んで行くに従って、当初のワクワク感は

微妙なドキドキ感に変化してきた頃、

山の中腹にあります一舟師の工房に

ようやく到着致しました。


一舟師はソファーでコーヒーを飲みながら

休憩されていたところだった様です。

小生があまりに寒そうな顔をしていたためか、

一舟先生は、すぐに温かいコーヒーを振舞って下さいました。

気さくでお優しい方だと思いました。


最近の天気の事、除雪の事など

30分ぐらい雑談をした後、

小生の作品を見て頂きました。

持参しましたのは、最近作りました石橋書の彫駒です。


駒を持った瞬間、柔和な一舟師の目つきが鋭くなり、

眼光がキラリと放たれたように思いました。


その後目を大きく見開かれ、駒の細部までご覧頂いた後、、、、、


「いいね。これだけ深くて綺麗な彫り(が出来る駒師)は、

天童にもいないね。」

と過分なご評価を頂きました。


遠くから来た我々に対する気遣いも多分にあったとは思いますが、

巨匠會田一舟のお言葉です、お世辞でも嬉しいものですね。

モチベーションがめちゃくちゃ増大してしまいました!


その後は、一舟先生曰く最高傑作!

というもの凄い秘蔵作品を生で見せて頂き大興奮!

更に駒木地やら漆やらの話しが止まることを知りませんでした。


残念ながら次の予定が入っていましたので、

正味2時間ぐらいの滞在でしたが、

一舟先生も話足りなかったご様子で、

再会をお約束申し上げ、

本日は辞することと致しました。


一舟先生の工房へはまた必ず行きます。

初回ですので、この程度のライトな感じでもOKかと。。。。

次回訪問記にご期待下さい。


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