<ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンという当代きっての
演技派女優が初共演し、19世紀イギリスを舞台に、異なる境遇の2人の女性が化石を通じてひかれあう姿を描いたドラマ。1840年代、イギリス南西部の
海沿いの町ライム・レジス。人間嫌いの古生物学者メアリー・アニングは、
世間とのつながりを絶ち、ひとりこの町で暮らしている。かつて彼女の
発掘した化石が大発見として世間をにぎわせ、大英博物館に展示されたが、
女性であるメアリーの名はすぐに世の中から忘れ去られた。今は土産物用の
アンモナイトを発掘し、細々と生計を立てている彼女は、ひょんなことから
裕福な化石収集家の妻シャーロットを数週間預かることになる。
美しく可憐で、何もかもが正反対のシャーロットにいら立ち、冷たく突き
放すメアリー。しかし、自分とあまりにかけ離れたシャーロットに、
メアリーは次第にひかれていく。実在した女性古生物学者メアリーを
ウィンスレット、シャーロットをローナンが演じる。監督は初長編作
「ゴッズ・オウン・カントリー」で、ひかれあう2人の青年の姿を繊細に
描いて注目されたフランシス・リー。2020年・第73回カンヌ国際映画祭
(新型コロナウイルス感染拡大のため通常開催を見送り)のオフィシャル
セレクション作品。 R15作品です要注意! >
メアリーがシャーロットを介抱をしてから話しが進む。
シャーロットは欝を患って夫と上手くいかなくなったからメアリーの所に
来たのだが、最後まで見るとメアリーの方が心を閉じてしまっていたのか・・・
と思った。いくら女性同士のsexがあってもシャーロットはメアリーを
忘れなかったが、メアリーは束縛を嫌ったのだから。
女優さんには悪いがメアリー役のケイト・ウィンスレットを最初男だと
思ってしまっていた。
だからシャーロットとの絡みでそれはないよな~と思っていたら・・・
本当に女性だったから😲
世の中にはごいつ女性もいるということを知った。
後半でメアリーに話しをしていた初老の女性はかつての肉体関係あった女性
だったのかな~。「心を開いてくれなかったから私はあなたから離れた」と
謝っていた。「シャーロットはあなたの心を開いてくれたんじゃないの?
彼女は素敵な人よ」と褒めていた。
しかしパリに出向きシャーロットの住所を訪ねると、立派な家すぎて・・・
「二人で過ごしましょ」と勝手に決めていた。
メアリーは騙されたと思って・・・大英博物館に出向き、自分が見つけたアンモナイトを見つめていると、そこへシャーロットが反対側から見てた。
これで映画は終わってしまったのだ。
騙されたと感じた同時にメアリーには別れしかなかったのかもしれないが、
シャーロットにすれば自分の心を満たしてくれたわけで、
離れたくなかったと思うが・・・なんか歯がゆい終わり方だった。
後は見た方のご想像にお任せしますってか?
せっかく女性2人の絡みがはよかったのに、最後だけ微妙だったな~。
ちょっと残念。 (字幕しかありません。英語は聞きやすかったです)
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