あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

花とアリス(DVD)

2005年07月11日 | 映画
「蒼井優」第2弾。『リリィシュシュのすべて』と一緒にツタってきました。(笑)
リリィシュシュ同様思春期の頃の話。

岩井俊二の作品って緩やかでいて、白い霧の中にいるようでいて・・・そして長い!
でもきっとこの長さをもって表現しないと表現しきれないんだろうな~この時の流れは。
昔、尾崎豊が「俺のこの歌をもっと短くしろと言うなら俺は歌わない」と言うようなことを言ってプロデューサーと喧嘩をした、と言うエピソードがあるんですが、それに似ている気がする。
夢の中で走ると、走っているはずなのに全部がスローモーみないな。
この頃の時間って早いはずなのにやけにスローモーなところがあるからね。

『リリィシュシュ』よりずっと安心して見られたし、とてもかわいいと思った。
うん。やっぱり蒼井優はすごいよ。
今まで生きてきてなんにも形になっていない自分がちょっと悔しい気がする作品でした。